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寒い冬にお世話になってる「はんてん(半纏)」。
角川書店の類語国語辞典によると、
「羽織に似た襟の折り返らない上着」
とあり、類語としては「丹前(たんぜん):そでが広く綿を入れた防寒用の着物」「褞袍(どてら)」「綿入れ(わたいれ)」などがあります。
たまに「ちゃんちゃんこ」と呼ぶこともありますね。
今使ってるのは2010年11月に「はんてん作務衣久留米絣の店綿の郷」で購入したもので、11年間愛用してきましたがさすがに裏地がもろくなって引っ張るだけで破けるようになってしまいました。
11年使った「はんてん」の状態
これ、今でも楽天市場の同じお店で購入できます。『綿入れはんてん 男性用 ドビー織 あられ柄 フリーサイズ』というはんてんです。
今のモデルとはちょっと色合いが違いますが、ほとんど同じデザインで販売されてます。
11年経過すると表地の所々が色褪せてます。元の色が濃い色なので色褪せが目立ちますね。
裏地がかなりもろくなりました。ちょっと指が引っかかると「ビリッ」と破けてしまうような状態です。中綿が見えてますね。
襟の部分を持つことが多かったので縫製のほつれてる場所がちらほらと出てくるようになりました。
袖の内側は何度か指が引っかかって「ビリッ」と破けることがあったので、手縫いで補修して対応してました。
ただ、ここ最近になってまたさらに生地がもろくなってきました。
手縫いしても生地自体が弱くなってるのでまた破ける可能性大です。
というわけで、また楽天市場の同じお店『綿の郷(わたのさと)』で新しいはんてんを買いました!
リビングにも似合うヒッコリー柄のはんてん購入!
箱は大きいですが、手に持ってみると軽くて驚きます。
開封する時にはんてんまでカットする恐れがあるのでカッター厳禁です。
カイちゃんなどのダンボール開封ツールを使うと安心です。僕もカイちゃん使ってます。
カイちゃんで開けたところ、ほぼ隙間なく入ってるので本当にカッターだと危険です。
今回購入したのは、和室だけじゃなくて洋室のリビングにも合う『綿入れはんてん 男性用 綾織 ヒッコリー柄』です。
綿の郷のタグが11年前のものとだいぶ変わってますね。
こちらが11年前の商品のタグ。
歴史を感じるタグですね。さすがにちょっと古くさいデザインでした。
左ポケットにはアクセントとしてブランドロゴのピスネームが付いてます。可愛くて良い感じ。
実際に着てみた感想
身長171cm、体重85kgのおじさんが着てみるとこんな感じです。
ヒッコリー柄の方が裄丈が6cmほど短いです。なので、袖が少し短くなってますね。
それ以外は今までのと比べて、大きさと着た感じはそんなに変化なし。
ただ、表地の触り心地に関しては全然違います。以前使ってたドビー織の方がはるかに高級感がありますね。
柄はヒッコリー柄の方が今風ではありますが、長く使うならドビー織のあられ柄の方が良いかも。
ただ、暖かさはほとんど変化もないので、見た目もちょっと若くなったのでこれをまた大事に使います。
メンテナンスはクリーニング屋さん
はんてんって言わば「着る掛け布団」みたいなものなので、普通の洋服と同じように洗濯機では洗えません。
同梱物に「はんてんの洗濯方法」というA4の紙が入ってますので、自宅でメンテナンスしたい方はこれに従ってやってみてください。
その手順はこちら。
- タライなどに入れて軽く押し洗いする(浴槽でも可)。中性洗剤を使用。漂白剤は絶対に使わないこと。
- 水を切って洗濯ネットに入れる。
- 洗濯機で脱水する。脱水時間は短め(30秒程度)にする。
- 干す際は綿のかたよりができないように形を整えて物干し竿に干す。表がある程度乾いたら裏返して乾かすとふっくらと早く乾く。
ちなみに、11年間使ってましたが、自宅では洗濯することは一度もしてません。
僕が住んでる熊本の場合は、はんてんを着る期間は12月〜2月の3ヶ月間ぐらい。
はんてんの下には必ず長袖のTシャツやトレーナーもしくはフリースを着てるので、はんてんってそこまで汚れないんですよね。もし臭いが気になる場合は、ファブリーズなども使ってました。
なので、冬の季節が終わった3月にクリーニングに出すだけ。価格は800円ぐらいですね。あとは通気性の良いカバーをかけてクローゼットにしまって、また12月に使い始める、というループです。
はんてんって、寒い時に着るだけじゃなく、寝るときに掛け布団の上に乗せておくだけでかなり暖かさが違います。
掛け布団の上に毛布しちゃうとかなり重くなりますが、はんてんだと軽いので快適ですよ。
はんてんをお持ちの方はぜひお試しください。