木製パームレスト自作341円でキレイに完成!キーボードが高くて手首が痛いとお悩みの方におすすめ

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木製パームレスト自作!333円でこんなにキレイに出来ました。キーボードが高くなってももう大丈夫。
木の香り漂う、木製パームレストを作ってみた
Magic Keyboardから、スコスコ快適な高級&静音キーボードREALFORCEに買い替えてから、毎日快適なタイピングを楽しんでます。文字を打つのがこれまで以上に好きになりました。いい文章が書けるかどうかはまた別の話…。
さて、しばらく使ってみて気になってきたのがキーボードの高さ。Magic Keyboardはキーストロークが浅いので、一番下の段のキートップから机までの高さがほとんど変わりませんでした。
ちょっと分かりにくかと思うので、次の写真をみてください。

REALFORCEの高さが気になってきた

REALFORCEとMagic Keyboardの高さを比較した写真がこちら。
REALFORCEとMagic Keyboardの高さ比較
左がREALFORCE、右がMagic Keyboard。
机からキーボードの一番下の段のキートップまでの高さが、

  • REALFORCE:約2.5cm
  • Magic Keyboard:約0.7cm

と、約3倍以上も違います。
これによって、長い時間キーボードを打ってると、手首が痛くなってくるんです。特に、これまでずーっと薄いキーボードに慣れてた僕の手は、なかなかすぐにはREALFORCEの高さには慣れてくれず。ふと気がついた時に、「あれ?なんか手首が痛い?かな??」と感じることが多くなってきてました。

木製パームレストを自作することに

というわけで、何かいいパームレスト(リストレストと呼ぶこともある)はないかなと調べてみると、布製のものから低反発素材を使ったもの、さらには木製のものまでかなりたくさんの種類のパームレストが販売されてます。
価格も様々。数百円から数千円まで、多種多様。
特に気になったのが木製のパームレスト。
夏は涼しく蒸れないし、冬も冷たくない。こりゃ万能のパームレストだと思ったので価格を見てみると軽く3千円オーバー。
FILCO ウッドパームレスト
このFILCOのウッドパームレストはAmazonでレビュー800オーバーで人気の木製パームレストなんですが、この価格が約3,100円ほど。ん〜、ぱっと見たところ、ただの木にしか見えないのにこのお値段…。
これぐらいだったら自作できるんじゃないかと調べてみると、みんな考えることは同じらしく、ちらほらと自作されてる方がいらっしゃいました。
というわけで、僕も自分で木製パームレストを作ってみることにしました。

作り方簡単!材料買って好きなように削るだけ。

早速、近所のホームセンターに行ってみました。事前に、REALFORCEの横幅に合わせて、自作するパームレストのサイズを決めておきました。
僕が決めてたサイズはこんな感じ。
366mm(幅) × 100mm(奥行) × 20mm(高さ)
テンキー無しのREALFORCE 横幅ぴったりサイズです。奥行と高さは市販されてる木製パームレストを参考にしました。奥行きは80mmぐらいで売られてるものが多かったんですが、レビューを見てるともうちょっと奥行きが欲しいという声があったので、90〜100mmぐらいあるとちょうどいいかなと。
これと同じようなサイズの木がないかといろいろみてみると、SPF材の「1 × 4 × 3F」というのが203円で売ってありました。
SPF材の 1 × 4 × 3F
買ってきたSPF材の「1 × 4 × 3F」。
SPF材というのは、S(スプールス:Spruce:えぞ松)、P(パイン:Pine:松)、F(ファー:Fir:もみ)の3つの木をひとくくりにした総称のこと。軽くて柔らかく加工が容易なため、日曜大工によく使われている材木です。
「1 × 4 × 3F」というのはアメリカの規格(単位)で、ワンバイ材やツーバイ材などと呼ばれるものです。「1 × ○」がワンバイ材、「2 × ○」がツーバイ材です。
「1 × 4 × 3F」は、ワンバイフォーの材木で、長さが3F(Fはフィート)という意味です。
「1 × 4 × 3F」19mm × 89mm × 910mm
1 × 4 × 3F = 19mm × 89mm × 910mm の角材です。
初めてのワンバイフォー♪木材をホームセンターで買ったのは初めてでした。知らないことばかりでしたがいい勉強になりました。
19mm × 89mm × 366mm
これを1カット30円で切ってもらって、「19mm × 89mm × 366mm」のパームレストの元ができました。
あとはこれをひたすら紙ヤスリで削りまくります。紙やすりは100円ショップのものを使いました。
これで全材料が揃いました。
ワンカットしてもらったワンバイ材1つ(233円)と紙やすり(108円)で、合計341円でした。
あとはただひたすら好きな形に削るだけ。
あとはひたすら削るだけ
60番の紙やすりで削り始めて、仕上げは400番を使いました。
ツルツルピカピカになりました。
ツルツルピカピカになりました。木目がきれいです。
木目の年輪がきれい。
年輪部分がきれいです。木の香りがプンプンします。いいですねぇ〜、落ち着きますね〜。

手首の痛みが消えた!大満足の自家製ウッドパームレストが完成

早速使ってみました。
自作したウッドパームレストを設置
iMacとREALFORCEと自家製ウッドパームレストとMagic Mouse。
幅もジャストフィットで、使い勝手はかなり良いです。
高さもちょうどいい自家製ウッドパームレスト
高さは19mmで、REALFORCEの一番下のキーのベースと同じ高さになりました。
底面には何もつけてないのでちょっと滑ります。今のところ大丈夫ですが、キーボードが打ちにくいと感じたら、100円ショップの滑り止めマットを小さく切って貼るつもり。
1本作った後、しばらく使ってみたら手首の痛みもなくなり、かなりいい感じだったので、残りのSPF材を使ってもう一つ作ってみました。
出来上がった2つの木製パームレスト
出来上がった2つの木製パームレスト。下が最初に作ったもので上が2回目のものです。
ノコギリ買ってきて、長さを揃えて手前側の両角を落としてみました。より丸くなって見た目もいいかなと。満足の仕上がりになりました。
このまま使っていくのもいいんですが、うちの雰囲気に合うように、色を塗ってみようかなと思ってます。
色塗って、ニスやワックスなどで表面を保護してあげると、長く使うことができます。今のままだと、裸の状態なので、コーヒーなどがこぼれたら丸々シミになってしまいますからね。また手垢や手脂が染み込んで黄色っぽい感じになりそうなのも心配。
これまでDIYは面倒くさそうというイメージがあったので避けてきましたが、自分が好きな形に仕上げられる木材加工がなんか楽しく思えてきました。
ランニングに続いて、もう一つ趣味が増えそうな予感。
■追記:初めて塗装とニスをやってみたら大失敗しました…。
オイルステインとニスでSPF材を塗装した結果。難しすぎー。初心者には手を出さない方がいいレベル。
無垢材の塗装仕上げ、素人にはワックス仕上げが超ラク!手に触れる箇所には蜜蝋ワックスが最適。

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