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スコスコ快適な静音キーボード REALFORCE 91UBK-S 買いました!
仕事環境向上計画の一環として、まずは普段いちばん使っている周辺機器である「キーボード」を買い替えることにしました。
これまでは、2013年1月に購入したiMac(Late2012)に付属してたBluetooth接続のMagic Keyboardを使ってました。特に打ちにくいこともなく4年以上使ってきたんですが、ここ最近キーボードからカタカタと音が鳴るように…。よく見ると、キーボード自体がわずかに歪んでしまってました。
もともとそんなに剛性が高いキーボードではないので、長期間使うとこういうこともあるのかと、しばらく使い続けましたがやっぱり気になる。同じMagic Keyboardを買おうかとも考えましたが、毎日いちばん使うアイテムなので、どうせならいいものを買おう!と決断。
そこで見つけたのが東プレの『REALFORCE 91UBK-S(追記:販売終了→人気の類似品「REALFORCE R3S」)』です。
人間工学を考慮したキーボード REALFORCEシリーズ
東プレのREALFORCEシリーズは、人間工学を考慮したキーボードで、入力時の静かさや抜群のキータッチ感から、多くのユーザーから抜群の評価を得ています。
長時間の使用でも疲れにくく、耐久性にも優れているため、金融機関の業務用、計算センターでのデータ入力、流通、交通、医療、放送、出版、ライターさんなど、各種入力の専門家たちが使っているキーボードです。
実は1年ぐらい前から物色してまして、いいなぁと思ってたのがこのREALFORCEシリーズでした。ただ、値段がなんと2万円前後もするという超高級キーボード。まだまだ使えるキーボードがあるのに無駄遣いじゃないかと自問自答しているうちに、Magic Keyboardにガタがきたというわけです。
これはいいタイミングがやってきたとばかりに、早速購入してみました。
Windows用のキーボードですが、Macでもちゃんと使えるようにキー配列を設定しました。設定方法も下記にまとめてます。
日本語配列&テンキーレス&静音モデルの「91UBK-S」を購入
REALFORCEシリーズには、いろんな種類のキーボードが用意されてます。大きく分けると、フル配列、テンキーレス、コンパクト配列の3つに分けられます。すべて静電容量無接点方式という入力システムを採用し、入力時の静かさや抜群のキータッチを実現してます。ちなみに、コンパクト配列はPFU(キーボードの中身は東プレ)のHappy Hacking Keyboardが有名です。
これのおかげで、キーを一番下まで押下することなく軽いキータッチで文字を入力することができるんですね。
これまでずーっとテンキーレスタイプを使ってたので、今回もテンキーレスのタイプにすることにしました。あとは、日本語配列か英語配列、通常のモデルか静音モデルかを決めれば、おのずと自分にぴったりのキーボードが絞られてきます。
というわけで、91キー、テンキーレス、かな刻印なし、静音キーの91UBK-Sを購入しました。
REALFORCE 91UBK-S シンプルな外箱
2万円前後もするキーボードなので、化粧箱に入ってそうなイメージでしたが、実際の外箱はかなりシンプルでした。
東プレ、REALFORCEキーボードの特徴。
- テンキーレスのコンパクトキーボード
- 静電容量無接点方式で快適なパフォーマンス
- 3,000万回のキー押下寿命
- 触り心地の良いラバーカップ
外箱の横には91UBK-Sの特徴が書かれたシールが貼ってありました。
一番目立つのがその重さ。大きさは通常のキーボードと同じですが、重さが1.2kgもあります。剛性も高く、Magic Keyboardのように歪むことはまずありません。
ストローク長は4.0mmm。キーによって押す重さが違うソフトタクタイルフィーリングという押下特性を採用。
外箱の裏。いたってシンプル。不要なところにはお金をかけないのが好印象でした。
内包物一覧
箱を開けると、ビニールに包まれた91UBK-Sが入ってました。持ち上げてみると、1.2kgの重さがずっしりと感じられます。重厚なキーボードです。
入ってたのはこれだけ。説明書兼保証書の紙が1枚と、キーボード本体のみ。
ケーブルの長さは約1.6mです。
見た目はいたってシンプルなキーボード
見た目は、ブラックでシンプルなカッコいいキーボード。黒筐体に金色の文字がレーザー印字されてます。
キーを押して見ると、これまでのキーボードより圧倒的に軽いキータッチ。Magic Keyboardがペチペチって感じだったのに対して、リアルフォースはスコスコスコーンという感じです。力がほとんど要りません。これは快適です。
よーく見てください。かな表記がないことに気がつきましたか?
どこを探してもかな表記はありません。すごくシンプル。スッキリしてます。
そもそも、日本語キーボードでかな入力をやったことがないので、僕には不要な表記でした。
横から見るとキーの角度が一定ではありません。これは、指の動きに合わせて列毎に角度が異なるステップスカルプチャータイプを採用しているから。高速入力に適した形です。
ただ、AppleのMagic Keyboardと比べると、どうしても机上からキートップまでの高さが高くなります。一番手前側でも約25mmほどの高さになります。特別高いわけじゃないですが、人によってはパームレストが必要になるかもしれません。
これまでずーっと低いキーボードを使ってたので、ちょっと慣れが必要かなと感じてます。
■追記:パームレストを自作しました!
木製パームレスト自作!341円でキレイにできた。キーボードが高くて手首が痛いとお悩みの方におすすめ。
キーボードの裏面 ケーブルを出す位置を3箇所から選べる
キーボードの裏面。真ん中に機種名とシリアル番号が書いてあるシールが貼ってあります。「MADE IN JAPAN」の文字も書いてありました。安心の日本製です。
底には両サイドに滑り止めのゴムが付いてます。ゴムの横にあるのはキーボードの天板の枠を外すための留め具です。キーボードを掃除するときは、ここにマイナスドライバーなどを入れて天板を外すとゴミが取りやすいです。
キーボードに傾斜をつけるチルトスタンドも付いてます。
ちなみに、キーボードについているこのチルトスタンドは、ブラインドタッチに慣れていない人向けのものです。チルトスタンドを立てることで、キーがより見やすくなるというもの。これを立てれば文字が入力しやすくなるというわけではありません。文字入力に慣れてる人は倒して使うのが正解です。
地味に便利なのがこれ。USBの差し込み口や机上のレイアウトに応じて、左・上・右の3箇所からケーブルを出すことができます。うちは真上から出すとiMacとのバランスが悪くなったので、右側から出すようにしてます。
Macでキー配列を設定するなら「Karabiner-Elements」
REALFORCEのキーボードは、基本的にWindows対応ですが、もちろんMacでも使えます。
MacにREALFORCE 91UBK-SをUSBで接続すると、下記「キーボード設定アシスタント」画面が表示されます。
「続ける」をクリックします。
画面の指示に従って、左Shiftキーの右隣にあるキーを押します。
今度は右Shiftキーの左隣のキーを押します。
設定結果「お使いのキーボードが識別されました。」と表示されました。
「JIS(日本語)」を選択して、完了をクリック。
これで、一応Macでもリアルフォースが使えるようになりました。ただし、このままだとF1〜F12、Windowsキーや英数・かなキーをMacと同じような感覚で使うことができません。
本来ならキー配列を、Macと同じようにこんな感じで使いたい。
このように、WindowsのキーボードにいろんなMacのキーを割り当てるために、「Karabiner-Elements」という無料アプリを使います。
GitHub – Karabiner-Elementsにアクセスします。
上記「Project Status」欄の赤枠にdmgファイルがあるのでダウロードしてインストーラーパッケージを起動します。
Karabiner-Elements(僕がインストールしたのは、バージョン 0.90.92 でした)をインストールして起動します。
Karabiner-Elements Preferencesが開くので、まずは「Devices」でRealForceのキーボードにチェックを入れます。
既存のMagic Keyboardは設定する必要がないのでチェックは外しておきます。
次に「Virtual Keyboard」で、「Keyboard Type」を「JIS」にします。
F1〜F12キーを設定する「Function Keys」には、すでにMacで使ういつもの機能が割り振られてました。
ディスプレイの明るさ、ミッションコントロール、ラウンチパッド、巻き戻し、再生・一時停止、早送り、ミュート、ボリュームダウン、ボリュームアップなど、全く同じように使えます。これは簡単でいいですね。
最後に、「Simple Modifications」で、その他のキーの役割を設定します。
左に設定を変更したいキーを選んで、右で役割を変更します。
僕はこんな感じになるように設定しておきました。
あと、右側のキーも「Print Screen」「Scroll Lock」「Pause」も使わないので、自分が使いやすいように機能を割り振っておきました。
REALFORCEをMacで使う場合の注意点
今回、「Karabiner-Elements」がmacOS Sierraに対応してたからよかったんですが、Sierraがリリースされた2016年10月ごろは対応したアプリがなく、Macと同じようなキーの割り当てができませんでした。
当時は、KarabinerとSeilというアプリが必要でしたが、Sierraの変更内容の追従に手間がかかっていたようで、Sierra正式版がリリースされて1ヶ月以上経っても対応されませんでした。
そんな時に登場したのが「Karabiner-Elements」です。
今後もmacOSのアップデートにより、Karabiner-Elementsなどのアプリの対応が遅れれば、Windowsキーボードを使えないということが起きる可能性があります。
ことのことは頭の片隅に入れておいてください。
まとめ
今回、最高級キーボードといっても過言ではないREALFORCEを初めて購入してみました。
普段、キーボードを一番使うということもあり、せっかくなら一番いいキーボードを使って、より良い環境で仕事ができればと思って導入してみました。
この柔らかなキータッチにすでに惚れ惚れしてまして、文字を打ちたくて仕方がないような気持ちになってます。ただ、これまでの僕のタッチタイピングが「バチンバチン」とかなり荒かったせいか、まだまだ慣れが必要かなということも感じてます。優しく打つ練習が必要です。
さらに1ヶ月ほど使ってみて、レビューにまとめようと思ってます。
仕事環境向上計画、今度はマウスの予定です。ロジクールの新製品をすでに予約済み。6月中旬以降に届く予定なので、また詳細レビューを書く予定です。お楽しみに!
追記:は?キートップの文字が薄くなってきたんだけど…
購入から8ヶ月。ほぼ毎日使ってるうちに、キートップの文字がいくつか薄くなってきました。
ほぼブラインドタッチなので文字が消えても特に問題はないですが、やっぱり気になる。
というわけで、どうすればいいのかリアルフォースにメールで問い合わせてみました。
REALFORCEの営業マンを信じてキーを洗剤で洗ったら汚れが落ちるどころか傷が入った件|SKEGLOG