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意外と簡単だったコンクリート初体験！
うちの庭のすみっこにある枕木を使った小さな階段。
作ってからもう10年ほど経過してるので、そのうちの1段が腐ってちょっとフワフワするようになってきてました。しばらく放置してたんですが、これ以上ひどくなると通行に支障が出てくるので、素人工事をやってみることにしました。
やることは簡単。
水を加えるだけで固まるコンクリートを使って整形するだけです。
腐食して穴が大きく空いた枕木
これがうちの庭にある小さな枕木階段。
全部で6段あるうちの下から2段目が腐食して、大きな穴が空いてしまいました。
一時期ガーデニングに枕木を使うのが流行ってやってみたんですが、いくら枕木に防腐処理がしてあっても10年もすればこうなってきてしまいます。
コンクリートで業者さんに作ってもらえば良かったと、いまになってちょっと後悔。
素人コンクリート工事 用意したもの
今回用意したのがこちら。
左から『左官用のバケツ』『トーヨー 30分速乾性インスタントセメント 4kg』『スコップ』『中塗りコテ』。
バケツにインスタントセメントを入れて、水を入れてスコップで混ぜて、最終的にコテで整形するという流れ。
30分で固まる速乾タイプのインスタントセメントです。
砂や砂利を混ぜる必要がなく、素人でも手軽にDIYで使うことができます。
用途としては玄関、U事溝、台所、浴室、ベランダ、洗濯場の補修、門柱などの仮固定、そのほかコンクリート部分の施工及び補修に使います。
ステンレス製なので錆びにくく、センイ壁や速乾性セメントに最適なコテです。
階段をコンクリート補修してみた
事前に補修する箇所を掃除しておきます。油分がある場合は接着不良の原因になるので注意します。
今回はインスタントセメントは4kgなので、ちょっとこの空洞を埋めきれないと思ったので、事前に砂利で底上げしておきました。
この後、セメントを塗る面に水打ちしておきます。
インスタントセメントを左官用バケツに全部投入。結構粒子が細かいのでマスクをつけてやりました。
セメントに水を入れます。1袋4kgの場合は約680cc〜800ccが目安です。
今回作業したのは夏場で800ccを入れましたが、ちょっと硬くなりすぎたので900ccぐらい使いました。
水を後で入れたので底の方が混ぜにくかった。
最初に水を必要な量の半分ぐらいバケツに入れた状態でセメントを投入すると素早く混ぜることができます。
コンクリートを枕木の空洞に入れていきます。（塗布面に水打ちするのを忘れてます。皆さんはお忘れないように。）
スコップを使って奥までしっかり埋めていきます。
全部埋めたらコテで表面をならして整形します。
乾くのが意外と速いので、モタモタしてたら整形まで間に合いません。スピーディに作業します。
ちょっともたついてしまったのと、コンクリートが若干足らなかったので、表面がボコボコになってしまいました。
コンクリートを埋め終わった枕木階段。
見た目はちょっと悪いですが、階段を補強するという目的は十分果たしてくれるはず。
バケツとスコップについたコンクリートは、作業が終わってすぐに水に浸しておきます。
ちょっと硬めのブラシでこすったら、ちょっと固まりかけてたコンクリートもキレイに落ちました。
まとめ
コンクリート整形後、本当に30分もすれば表面が固まり軽歩行ぐらいはできるようになります。（完全硬化には1日以上かかります。）
半日放置してたら完全にコンクリートになりました！ガッチガチです。
木材の奥までコンクリートを押して詰め込んだので、上に乗ってもびくともしなくなりました。
初めてのコンクリート作業でしたが、意外とすんなりと終わってホッとしてます。
補強の方法が分かったので、ほかの枕木が腐ってきてももう心配は要りません。価格も安いし取り扱いも簡単なので、ほかのDIYでも使えそう。
ちょっとした修繕や補強にぴったりのインスタントコンクリートです。
Amazonで買うと安いし重いけど家まで届けてくれるのでおすすめですよ。
