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Kindle Oasis Wi-Fi バッテリー内蔵レザーカバー付属 ブラック キャンペーン情報つきモデル
2016年4月にベゾスさんがツイートしたものがついに発表されました。Kindleタブレットが刷新されるのかと思ったら、読書メイン用のKindle電子書籍リーダーの最上位モデルでした。
値段見てぶっ飛びました!なんと3万円越えの35,980円。広告が出てこないキャンペーン情報なしのモデルだと、プラス2,000円で37,980円。Amazonが通信費を払ってくれる3G付きのモデルだと41,190円。それのキャンペーン情報ありが43,190円です。
なにこれ?タブレットだったっけ?
Kindle Oasis 他のモデルと何が違う?
Kindle Oasisが何が違うのか、他のモデルとの比較表がこれ(2016年4月の情報です)。
解像度がオアシスさんと同じ300ppiのKindle PaperwhiteとVoyageとの比較です。
赤の下線部分に注目。この3点が他のモデルと違うところ。
- 内蔵ライトのLEDを10個使用
- バッテリーが数か月持つ
- サイズが他のモデルより小さい
違いはこの3つだけ。たったこれだけしか違いがないのに、Paperwhiteとの価格差、なんと21,700円。Voyageとの価格差は、12,000円。
CPUが大幅に向上したとか、動作が3倍速くなったとかなら分かるけど、明るくなってバッテリーが数週間から数か月に伸びて、サイズが小さくなっただけでこの値段。(CPUはPaperwhiteと同じ。)
一体、誰が買うの?
というのが率直な感想。Kindle Paperwhiteなら、差額で500円の本が43冊も買える!
「最も軽く、最も薄い」は不適切な表現
もう一つ、上の比較表で最も違う部分を忘れてました。
それがこのバッテリー内蔵の高品質レザーカバー。見た目はいいね。革製品が好きなんで、ちょっとぐらっときました。
Kindle Oasisが他のモデルと決定的に違うところは、カバーも含めてKindle Oasisだということ。
端末内蔵のバッテリーとカバーのバッテリー、この2つ(デュアルバッテリー充電方式)で数か月持つように設計されてます。
それなのに、重量はWi-Fiモデルで131gと書かれてる。これ、カバー未装着時の数字です。そんな表記したらいかんでしょ。カバーは107gあるので、本当の重量は238gになります。オアシス買ったらカバーは必ずついてくるので、わざわざ外して使う人は少数派。大多数の人はそのまま使うから、適切な重量はWi-Fiモデルで238gってことです。
AmazonのKindle Oasisのページに「最も軽く、最も薄い」ってコピーがありますが、他のモデルと比較すると最軽量ではなく最重量のKindleってことですよ、本当は。
あと「最も薄い」についても…MacBook Airが初めて発表された時のことを思い出しました。
一番薄い部分が3.4mmで「最薄」です。
このままの状態ならすごく持ちやすそうなんだけど、この窪んだ部分には、カバーのバッテリーがハマります。カバーを付けた状態だと持ちやすさは普通レベルになりそうですね。
まとめ
Amazonで電子書籍を220冊以上購入してますが、このデバイスは買いません。価格に見合った性能を感じられないのがその理由。
小説やビジネス書などテキスト中心の電子書籍を読むときは、初代のPaperwhiteを使ってます。目が疲れないし、軽いし、読みやすいし、バッテリーも長持ちするので大好きなデバイスの一つです。ただ苦手なのはカラーの漫画や雑誌など。そういうものを読むときはiPad miniのkindleアプリで読むようにしてます。
Kindle OasisもPaperwhiteと同じでテキスト中心の読み物に適したデバイス。他にいろんなことができるタブレットならまだしも、読むことに特化した端末にこの価格は高すぎます。
恐らく、この価格の大半はバッテリー内蔵の高品質レザーカバーでしょう。
もし、カバーなしでバッテリーが数週間持つのであれば、カバーなしで販売してくれませんかね。数か月持つバッテリーなんていらないから、カバーは別売りにして本体を2万円ぐらいで販売してくれないかな。それだったら初代Kindle Paperwhiteから買い換えるよっ!
動作速度とか大きさとかカバーの着脱とか、気になる方は以下の動画をどうぞ。
YouTubeにはたくさんアップされてますが、これ3つ見れば十分かと。初代のKindle Paperwhiteより格段に動作が速い…羨ましい。
▼ Amazon’s Stunning Kindle Oasis – First Look
▼ Kindle Oasis – Hands-on
▼ Amazon Kindle Oasis hands-on: This is the best-looking and most expensive Kindle yet