当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
Boot Campに限ったことではありませんが、Boot Camp、VMware Fusion、Parallels DesktopなどでWindowsを使っていると、MacとWindowsのキーボードの違いでイライラすることがあります。
MBP13インチのWindows環境をBoot Campにしてから、最初につまずいたのがこのキーボードの設定。
▲MBP13インチ+Boot Camp+Windows 7 のタスクバー
commandキーがWindowsキーに変わるので、コピペの際に「control + c」「control + v」に変わったり、スクリーンショットをどうやってとればいいのか分からなくなったり、日本語の「英数/かな」変換が一発で出来なくなったりと、結構戸惑いましたので、備忘録も兼ねて設定した方法をまとめておきます。
Windows環境
・MBP13インチ(Early 2011)
・Boot Camp
・Windows 7 64bit
ショートカットキーの変更に使えるアプリ
KbdApple
KbdAppleはフリーウェアのBoot CampのWindows用アップル製キーボードドライバ。
日本語入力モードの切り替えや、スクリーンキャプチャ、Ctrl+Alt+Deleteによるログオンなどの問題を解決してくれます。
いろんなサイトでも使っている方が多く評判も良かったので試してみましたが、64bitには対応していないようです。うちの環境にはインストールさえもできませんでした。
Windows 7でも32bitの環境でインストールできた方もいるようでした。
なお、KbdAppleはUSB/Bluetoothキーボードドライバなので、ParallelsやVMwareなどの仮想マシンでは利用不可。
AppleKbWin
AppleKbWin(追記:リンク切れ)はフリーウェアのアップル製キーボード対応用Windowsの常駐アプリ。Windowsスタートアップと同時に起動・常駐させて使用します。
- command、option、control、capslockを好みのキーに入れ替えが可能
- かな、英数、Caps Lockと「command+space」に日本語入力モードを割り当て
- F13、「control+shift+3 or 4」をPrint Screenにする。
常駐アプリのために、不要なドライバやレジストリの変更もされないので、このAppleKbWinを使うことにしました。
アプリなのでParallelsやVMwareなどの仮想マシンでも使えます。
その他
その他、AppleKシリーズはなかなかよさそうでしたが、シェアウェアだったという理由だけで使っていません。
あとは、窓使いの憂鬱、Change Keyなどもあるので、環境に合わせて使い分けをすると良いかも。
開発終了しているものもあると思いますので、最新の情報は該当サイトをご覧ください。
「かな」「英数」の変換はGoogle日本語入力で対応
AppleKbWinを使って準備万端といざテキストを入力してみると、「かな」「英数」の一発切替ができない。「英数」キーを押すとカタカナ入力に変わってしまう。
IMEのオプションでキーボード配列の切換もできるみたいですが、今回はGoogle 日本語入力を使うことで解決できました。
やり方は簡単。
Google日本語入力をインストール後、
▲Google日本語入力の「プロパティ」を起動。キー設定の選択を「カスタム」にして、編集をクリック。
▲開いたキー設定のリストの左下にある「編集」をクリックして「定義済みのキーマップからインポート」→「ことえり」を選択し、OKをクリック。
すると、ことえりが読み込まれた状態になるので、一番下までスクロールして、
「直接入力」
「入力文字なし」
「変換前入力中」
「変換中」
この4つのキーの割り当てをカスタマイズします。
「入力キー」欄の「Hankaku/Zenkaku」となっている部分を2回クリックしてキーバインディング設定を開き、割り当てたいキーを押します。今回は、「直接入力」のキーバインディング設定では「かな」キーを押してOKをクリック。
「入力文字なし」「変換前入力中」「変換中」の3項目のキーバインディング設定では、「英数」キーを押します。
※キーバインディング設定後は必ずマウスポインタでOKをクリックしないと、「enter」や「return」キーを押すと、割り当てそのキーになりますのでご注意を。
以上で設定は完了。
結構面倒そうですが、5分もあれば終わります。これで「かな」キーと「英数」キーで、Macと同じように変換の切替ができるようになります。ん~快適♪
しばらくはこのAppleKbWinとGoogle日本語入力の組み合わせで使っていきます。