写真アプリの動きが遅い(重い)時のスピードアップ方法

写真アプリのアイコン

普段使っている「写真アプリ」がどうもちょっと重い(遅い)なぁと感じたら、一度これを試してみてください。

最新のMacでCPUもメモリもすごいスペック&ハードドライブもSSDを使ってる、なんて場合はほとんど変化に気づかないと思いますが、ちょっと古くなった世代前ぐらいのMacだと、その変化に気づくはず。

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写真アプリが重いと感じたら、余計なアニメーションを消してみよう!

Macの写真アプリでは、画像を開くなどの簡単なタスクを行う場合でも多くのアニメーションが使われています。ズームしたりパンしたり、画面を切り替えたり、などなど。iOSの写真アプリと酷似したアニメーションが盛りだくさんです。

これらのアニメーションは、マシンスペックが高ければ快適に動きますが、数世代前のマシンだと動きがもっさり重く、さらには綺麗なアニメーションが途切れ途切れになってしまう、なんてことが起きます。

また、その動きのせいで気分が悪くなる人もいるかもしれません(実際にiOSのアクセシビリティの設定項目には「視差効果を減らす」というものがあります)。


写真アプリのこのアニメーションをオフにするには、写真の設定を開きます。

写真アプリの環境設定「モーション」 動きを減らすことができる
設定の「一般」にある、「モーション」で「動きを減らす」にチェックを入れます。(追記:この設定項目はなくなりました)

これで、ユーザインターフェイスに使われていたアニメーションの動きが減りました。

動きが全てなくなるわけではありませんが、僕のiMacでは多少動きが速くなりパフォーマンスが向上したように感じます。

「写真」アプリが重い!と感じたら、ぜひ試してみてください。

初回起動時やデータ移行時には時間がかかる

設定「モーション」のオンオフに関係なく、写真アプリが重くなる時があります。

それは、最初に「写真アプリ」を起動した時や、「写真アプリ」の以前のバージョンのアプリケーションである「iPhoto」からデータ移行した時です。

これは、バックグラウンドでいろんな処理が行われるためで、データ移行が終わった後、数時間は写真アプリの動きが遅くなります。アクティビティモニタでCPU使用率を確認するとすぐわかると思いますが、80%とか50%になっていると思います。CUP使用率が高いと動きが遅くなるんです

これは、半日〜1日もあれば、ほとんどCUPは使わないようになります。

Macを起動したまま、しばらく放置しておいてください。

ライブラリの修復ツールも試す価値あり

写真ライブラリが開かない場合や、写真アプリの動作がおかしい場合は、写真アプリの「ライブラリを修復」ツールを使って問題が解決することもあります。

この方法を使う前には必ず写真ライブラリをバックアップしておいてください。

  • 写真アプリを終了します
  • 次に「command」キーと「option」キーを同時に押しながら、写真アプリをクリックして起動する
  • 開いたウインドウで「修復」をクリックすると、修復プロセスが始まる。場合によっては、ユーザアカウントのパスワードの入力が必要です。

「ライブラリを修復」ツールはライブラリのデータベースを分析し、不整合を検出した場合は修復してくれます。

ライブラリのサイズが大きいと修復に時間がかかる場合があります。

処理が終わると、写真アプリが開きます。

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