先日、14年分の620GBにもおよぶホームビデオを、家族がいつでも手軽に見られるようにメディアサーバを作りました。
620GB分のホームビデオをiPadやiPhoneで見られるようにメディアサーバ設置&DLNAアプリで視聴する方法
手軽に昔の映像を見られるようになったのは良いんですが、DLNAソフトによってはVLC for Mobileのようにサムネイルが表示されないものがあります。
そうなると、ファイルの中身を推察するにはファイル名しかないわけです。
撮影するカメラによってファイル名の接頭文字がIMG、DSC、MVI、Cとバラバラ。文字がなく数字だけのものもあるので、ファイル名で撮影日が分かるようにリネームしてみました。
Macでリネームに使うShupapanをインストール
今回使ったリネームソフトは多機能リネームソフトのShupapan。
公式サイトの更新情報が2013年7月28日で止まってまして、App Storeに最新版があるのかなと思ったらそこにはなし。
試しに公式サイトから最新版をダウンロードして使ってみましたが、無事に使えました(macOS High Sierra 10.13.4で動作確認済み)。
ソフトをダウンロードしてアプリケーションフォルダに移動。
そのままダブルクリックして開こうとすると、「開発元が未確認のため開けません。」と表示されるので、上記画像のようにアイコンを右クリックして「開く」をクリックすると起動できます。
撮影日でファイルをリネーム
Shupapanの画面がこちら。
まずは、左上の「連番付きファイル名に変更」をクリック。
プルダウンが表示されいろんなリネーム方法が選べます。
今回は「日付の追加」を選択します。
その下の項目は「画像ファイルの撮影日」を選択。
日付の位置は「日付けのみ追加(元のファイル名を削除)」を選択。
書式は「[year]-[mon]-[day] [hour]_[min]_[sec]」にしておきました。
これだと、撮影の年月日と撮影時間も分かるのでより分かりやすくなります。
試しに3つのファイルをやってみました。
まずは一つのファイルをShupapanのウィンドウにドラッグ&ドロップします。
ドラッグするとファイルリストに追加されます。右上の「プレビュー」を押してみると、
リネーム後の名称が同じです。
と表示されました。うまく撮影日が読み込めてないようです。おそらく動画ファイルだったからだと思います(写真ファイルだとうまくいきました)。
今度は、日付の種類を「ファイル作成日」にしてプレビューしてみました。するとうまくファイルがリネームされてました。
ファイル名も問題ないので、そのまま「プレビュー」の右にある「実行」をクリックすると、実際にファイルがリネームされます。
ただ単にアルファベットと数字の羅列だったファイル名が、撮影日時が一目で分かるファイル名にリネームされました。
あとはひたすら620GB分のファイルをリネームしまくりです。
Shupapanには処理の対象を「ファイルのみ」「フォルダのみ」「ファイルとフォルダ」などから選択できるほか、項目の取得を「第一階層まで」「すべての階層」「フォルダ内は取得しない」も選べます。
この機能のおかげで、ほんの数分で作業は完了できました。
Macのファイルリネームでお困りの方、ぜひお試しください。
以上、「Macで動画や写真ファイルを撮影日(作成日)でリネームする方法」でした。
記事についてのご感想・ご質問、受付中!
分かりやすい記事になるように努めてますが、「こういうことを知りたかった」「ここについてもうちょっと詳しく教えて」など、当記事について質問や知りたいことがあれば以下のツイートボタンからお気軽にお送りください。自動的に記事URLが入りますのでそのまま質問内容を最上部に記入してください。できるだけ早く返信させていただきます(質問が多い場合はお時間をいただくことがあります)。
ご質問は無料。質問はもちろん、「役に立った!」「面白かった!」など、お褒めの言葉だともっとうれしいです!
記事を少しでもより良いものにするためにご協力をお願いいたします。
「Mac便利な使い方」カテゴリの最新記事
このブログ「スーログ」を購読する

「いいね!」しよう。
● 最新記事をRSSで配信中です。feedlyへの登録はこちらから。
● twitterでの情報発信、YouTubeで動画レビューも公開してます。チャンネル登録もよろしく!