LP-E6NHの予備はもう不要!替わりに超使えるおすすめモバイルバッテリーをご紹介

LP-E6NHの代替品
Canon LP-E6NHの代替品(モバイルバッテリー)

僕はこれでLP-E6NHの追加購入をやめました。

普段、写真と動画撮影で使ってるのがキヤノンのカメラ「EOS R3」と「EOS R5 C」。

写真撮影時のメインカメラは「R3」でサブが「R5 C」、動画撮影時はメインが「R5 C」でサブが「R3」という感じで使ってます。

写真撮影の時にはR3・R5Cともに予備バッテリーが1本もあれば特に困ることはないんですが、動画撮影になるとバッテリーの消費が激しくなるので、特にR5 Cの場合は予備は4本ほどないと不安になります。

EOS R5からR5 Cに買い替えた時(→レビュー記事はこちら)に、「LP-E6NH」は予備が1本しかなかったので追加購入しようかと思ったんですが、「僕には最強のモバイルバッテリーがあるから安心だ!」というわけで、追加購入はしませんでした。

今回は、キヤノンのカメラで最も広く使われている純正バッテリー「LP-E6NH」の予備として、僕が愛用しているモバイルバッテリーを2つご紹介します。

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キヤノンのミラーレスカメラ 充電と給電 V数

EOS R5/R5 Cで外部バッテリーで充電と給電をするために必要な、モバイルバッテリーの必要スペックがこちら。

  • 充電:PD 5V-3A(15W)
  • 給電:PD 9V-3A(27W)

この数値は、おそらくLP-E6NHを使っているR6/R6 MarkIIやR8、R7などのミラーレスカメラでも同じだと思います。

EOS R3の場合は...

  • 充電:PD 5V-3A(15W)
  • 給電:PD 15V-3A(45W)

と給電が15V必要になるので、注意が必要です。

LP-E6NHは3.7V換算だと何mAh?

LP-E6NHの容量2130mAhを3.7Vに換算する
LP-E6NHの代わりに愛用しているモバイルバッテリーがこの2つ。「FXLION NANO ONE Vマウントバッテリー→現在のAmazon価格)」と「CIO SMARTCOBY Pro→現在のAmazon価格)」です。

この3つのバッテリーのボルト数と容量はそれぞれ異なるので、まずは基本となるLP-E6NHをモバイルバッテリーのデフォルトである3.7Vに換算します。ちなみに、この3.7Vというのはリチウムイオン電池の性能と安全性を両立させるための適切な電圧です。そのため、中途半端ではありますが「3.7V」という数値に設定されているんです。

LP-E6NHのスペックはこちら。

  • 電圧:7.2V
  • 容量:2130mAh

これを3.7Vに換算します。

まず、電力(エネルギー)を求めます。

7.2V × 2130mAh / 1000 = 15.336Wh

エネルギーは一定なので、式はこんな感じになります。

容量(mAh)=エネルギー(Wh) / 電圧(V)
容量(mAh)=15.336Wh / 3.7V ≈ 4150mAh

LP-E6NHを3.7Vに換算すると4150mAhとなります。

おすすめ1「FXLION NANO ONE」

FXLION NANO ONE と LP-E6NH
まず1つ目のおすすめが『FXLION NANO ONE』。価格は約2万円とちょっと高め(→現在のAmazon価格)。

これはVマウント対応で、Dタップ・USB-A・USB-C・マイクロUSBと豊富な入出力端子を備えたハイスペックなモバイルバッテリーです。

BMPCC 4Kや6Kを使ってた時に外部電源として購入したもので、14.8Vと高出力のため、カメラだけでなくパソコン・スマートフォン・タブレットなどでも快適に使用できます。

特に、VバッテリーでありながらUSB-Cで充電ができるのがとても便利です。Vバッテリー専用の充電器を用意する必要がありません。

FXLION NANO ONEのスペックはこちら。

  • USB-C 出力:5V/3A 9V/3A 12V/3A 15V/3A 20V/2.2A
  • 電圧:14.8V
  • 容量:3.4Ah
  • 電力(エネルギー):50Wh

EOS R5/R5 CやR3で充電・給電が可能です。

容量(mAh)=エネルギー(Wh) / 電圧(V)
容量(mAh)=50Wh / 3.7V ≈ 13.5Ah = 13500mAh

FXLION NANO ONEを3.7Vに換算すると13500mAhとなります。

LP-E6NH(3.7V換算で4150mAh)が3.2個分の容量です。若干、サイズは大きいですが、外での撮影の場合はこれ1本持っていけば、R3でもR5Cでも心配なしです。

ボタンとディスプレイもついてるので、残量と現在の使用ボルトも確認可能です。

おすすめ2「CIO SMARTCOBY Pro 30W」

CIO SMARTCOBY Pro と LP-E6NH
2つ目のおすすめが『CIO SMARTCOBY Pro 30W』。約4,800円前後で販売されてます(→現在のAmazon価格)。

このモバイルバッテリーは、過去にいろんなモバイルバッテリーを使ってきましたが、2023年9月現在で一番好きなモバイルバッテリーです。レビュー記事も数本書いてます。

EOS R10を4回満充電できるCIO Smartcoby Pro モバイルバッテリー

SMARTCOBY Proのスペックはこちら。

  • USB-C 出力:5V/3A 9V/3A 12V/2.5A
  • 電圧:3.7V
  • 容量:10000mAh
  • 電力(エネルギー):37Wh

EOS R5/R5 Cでは充電・給電が可能ですが、15Vは非対応なのでR3では給電ができません。なので、主にR5 Cで撮影するときに使ってます。

LP-E6NH(3.7V換算で4150mAh)が約2.4個分の容量です。サイズもコンパクトだし、ボタンで残量もサクッと確認できます。気に入りすぎて黒と白、2つ持ってます。

まとめ

純正のカメラのバッテリーって、意外と高いんですよね。

LP-E6NHは1万円を軽く超えた価格で販売されてるので、2、3本揃えようとすると意外と出費が嵩みます。

その点、ケーブルを接続したり、ポケットに入れておく必要はありますが、モバイルバッテリー運用は純正バッテリーと比べるとかなりコスパは高いです

最近は給電対応のミラーレスカメラも増えたので、僕はもう純正バッテリーは買わずにモバイルバッテリーを代替品にして運用するのが当たり前になってしまいました。

今回は2つ紹介しましたが、そのほか、AnkerからもPower Bank 10000mAh(→現在のAmazon価格はこちら)が販売されてます。

  • USB-C 出力:5V/3A 9V/3A 10V/2.25A 12V/2.5A 15V/2A 20V/1.5A
  • 電圧:3.7V
  • 容量:10000mAh
  • 電力(エネルギー):37Wh

USB-Cが20V出力まで対応してるのでR3でも充電だけでなく給電もOKです。

ただ、ちょっと価格が高いので僕はスルーしてます。

これからも使い勝手の良さそうなモバイルバッテリーが出たら紹介しますので、ブログの購読をよろしくお願いします。

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