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どのメーカーにするか=大きな分かれ道
キヤノンRFマウントの大三元レンズ。
- RF15-35mm F2.8 L IS USM
- RF24-70mm F2.8 L IS USM
- RF70-200mm F2.8 L IS USM
3つとも普段使いのレンズとして愛用してたんですが、広角のRF15-35mm F2.8Lの使用頻度がここ最近減ってきてました。
2020年にEOS Rシステムに移行した時に初めて購入したRFレンズです。新品で27万円ぐらいで購入しました。最新の新品・中古の価格はこちら(→カメラのキタムラ最新価格)。
はじめてのRFレンズは15-35mm F2.8Lレンズ!選んだ理由は一番使う焦点距離だから
3年も経過すると色々変化があるわけで、最近ではRF24-70mm F2.8Lをダントツで使うことが多くなってました。
というわけで、ちょっと前にBMPCC6Kを下取りにし出して買ったSIGMA fp用の手ぶれ補正レンズとEFマウントコンバーターがずーっと欲しかったので、今回思い切ってRF15-35mm F2.8Lを売ることにしました。
RF15-35mm F2.8Lはいくらで売れたのか?
2020年時の購入価格は約27万円。
途中、キヤノンレンズの値上げがあったので新品・中古の価格も3万円ほど上がりました。
マップカメラの査定で(2023年8月現在)、買取上限価格が183,000円。それに買取優待券で3%アップ、先取・下取で10%UPなどがありまして、約21万円ぐらい(208,420円)で買い取ってくれることが判明。
約3年の間で、約6万円で使えたことになります。これはかなりお得。
ちなみに、ソニーとニコンの大三元広角レンズのマップカメラの新品価格と買取上限価格の参考値は
こちら。
新品価格 | 買取上限価格 | |
キヤノン | 311,850円 | 183,000円 |
ソニー | 255,420円 | 100,000円 |
ニコン | 313,830円 | 211,000円 |
この中で一番古いのがソニーのレンズで2017年発売、キヤノンが2019年、ニコンが2020年となってます。
大三元の広角レンズに限って言えば、一番古いソニーはリセールバリューが安いです。
リセールバリューが高いと買い替えがラク
大三元レンズを売ったのは初めてだったので、いくらになるか不安でしたが、約21万円で買い取ってくれたので買い替え時のコストが抑えられて良かったです。
代わりに購入したのがこの3つ。
EF16-35mm F4L。中古で約8万円ちょっと。RFマウントに移行する人が増えたせいで、中古市場には状態の良いEFレンズがたくさん出回るようになってます。フードもきれいで新品かと間違うほど良い状態でした(細かな状態については下記レビュー動画をご覧ください)。
このレンズ、2020年にRF15-35mm F2.8Lを買う時に下取りに出したレンズです。物自体は別のものですが、同じレンズがまた戻ってきました。
広角ズームレンズのF2.8は初めてだったんですが、正直なところ、広角レンズはF4でも十分仕事でも使えるな、というのが3年使った感想です。というわけで、よりコンパクトで軽いEF16-35mm F4Lに戻ることに決めました。
今後、もしBMPCC6K Proに移行しても使えるし、EOS C70でもEF-EOS R 0.71×を使えばフルサイズの画角&1段分明るくなるので、それもありかなと。いろんな可能性を考慮して決めました。
EF35mm F2 IS USM。中古で約5万円ちょっと。SIGMA fpはボディ内手ぶれ補正がないので、動画撮影時にどうしても手ぶれ補正レンズが欲しかったので、かなり昔のレンズですがこれにしました。本体もコンパクトなので、とても使いやすいです。
最後の3つ目はSIGMA マウントコンバーター MC-21。SIGMA fpでキヤノンのEFマウントレンズを使うために購入しました。EFマウントのレンズは今回購入した2本以外にも超望遠のサンニッパや100-400mmも持ってるので、それでも使えるなと。
今回はさらに、これに加えてお釣りが約5万円も戻ってくることに!
どんだけRFマウントのレンズ、リセールバリュー高いんだ。
動画レビュー
YouTubeに動画レビューもアップしてます。
購入したレンズやSIGMA fpの状態も確認できます。
▼これからカメラを買う方に伝えたい「リセールバリュー」の大切さ。RF15-35mm F2.8 1本で2本のレンズとマウントアダプターとお釣り5万円になった話
リセールバリューの高いメーカーは?
今回はキヤノンの大三元RFレンズを売却してレンズ2本とマウントアダプターとお釣りが5万円になりました。
RFレンズのLレンズは、元々の価格がバカみたいに高いですが、売る時にも良い値段で買い取ってくれるのでリセールバリューはとても高いです。中古市場の価格もなかなか下がらないので、長く使ってもある程度まとまった価格で売買ができます。
そのほか、リセールバリューが高いのが、ニコン最新のZマウント系のカメラやレンズ、ソニーのミラーレスカメラとレンズ、あとは言わずと知れたライカですね。
この中のメーカーで、今からカメラを始めたいけどどのメーカーにしようかはっきりと決まってないっていう方には、ソニーをおすすめするかなー。
ソニーのカメラはここ数年で大きくシェアを伸ばしてますし、APS-Cからフルサイズまでかなり細かくクラスが分かれてて、自分に合ったカメラを選びやすいです。しかも、レンズもキヤノンやニコンほど高額ではないし、シグマやタムロンなどもコンパクトで写りの良いレンズがたくさんあります。
これからどんどんユーザーが増えてくると思いますし、困ったことがあっても周りに同じ機種を使ってる人もたくさんいると思うので、その点も良いかなと。
ただ、10コマ/秒以上の高速連写が欲しい場合は、α1とかα9という最高スペックの機種しかないので、高速連写が第一条件であればキヤノンをおすすめします。
どのメーカーにするか、それが今後のあなたのカメラライフの総購入金額に影響します。
目の前には大きな分かれ道、あなたはどの道を選びますか?