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自分で出来る?防水大丈夫?電池交換時の注意点
腕時計の電池交換、どうしてますか?1990年代に購入したルミノックス「LUMINOX Navy Seal 3000 Series」。2019年に30周年を迎えて復刻版が数量限定で販売されたモデルです。
購入からもう20年以上は経過してまして、過去に数回電池交換しました。
今までは特に何も考えずに時計屋さんに持って行ってたんですが、このご時世、積極的に外出するのもどうかなと思ったんで、初めて自分でやってみることにしました。
これ、実際にやってみて感じたんですが…
むちゃくちゃ簡単ですよ。
冗談抜きで、あっけなぐらい簡単です。
これに毎回、3,000〜5,000円払ってたのかと思うと、バカらしくなるレベルでした。
ルミノックス電池交換時の注意点
今回、自分で電池交換してみましたが、自分でやるときの注意点がひとつ。
ルミノックスの時計は20気圧防水のものが多いですが、一度電池交換すると防水機能は生活防水レベルまで落ちます。
軽い雨や汗ぐらいなら特に気にする必要はありませんが、水にドボンと落としたり、海やプールに潜る場合には、きちんと防水試験で確認しないと水が入って故障する可能性があります。
本来の防水性能を保ちたい場合は、ルミノックスのサポートもしくは専門の業者さんにご依頼ください。
※自分で電池交換する場合は自己責任でお願いします。
電池交換で用意したもの
今回、電池交換するために新たに用意したのがこちら。
事前にルミノックスの裏蓋を開けて電池の種類をチェックしてから購入しておきました。
買ったのはこれだけで、そのほか電池交換時に使用したのがこの3点。
- 精密ドライバー
- 無水エタノール
- エンジニア 鉄腕ピンセット PT-17
1.精密ドライバーは、裏蓋の開閉に使います。サイズは+00で使えました。
2.無水エタノールは、裏蓋の内側についていた緑青を落とすのに使いました。無水エタノールでもキレイになりましたが、緑青には重曹がより効果的のようです。
3.ピンセットは、ゴムパッキンや電池の上に乗ってた小さなパーツを扱うときに使いました。なくても大丈夫ですが、あると便利です。
電池交換の流れ
電池交換の全体的な流れはとてもシンプル。
- 裏蓋を外す
- 電池を交換する
- ゴムパッキンをきちんと取り付ける
- 裏蓋を閉じる
この4工程だけです。
特に何もトラブルがなければ10分もあれば終わります。
気をつけたいのは、3のゴムパッキンの取り付け。ゴムパッキンを取り外したところ、全体的にちょっと伸びて楕円形になってました。それを取り付けるのが意外と大変でした。
今回はまだ使えそうなので交換しませんでしたが、劣化が激しいとか変形してる場合は汎用ゴムパッキンがいくつも販売されてますので、直径や厚みを確認して事前に購入しておきます。
+00のプラス精密ドライバーで裏蓋を開けます。
20年もののルミノックス腕時計の中身。蓋が当たる部分はちょっと緑青が発生してたり、塗装が剥げてますが、内部は特に気になるところもなし。
ゴムパッキンはちょっと楕円形に変形してました。はめ込む時に意外と大変でした。
今まで時計屋さんに何度か電池交換に出しましたが、特にクリーニングはされてないようですね。緑青が付いてました。
緑青は無水エタノールをつけた綿棒できれいに落とせました。もっときれいにしたい場合は重曹が良いようです。
ボタン電池の上に小さなリングのようなパーツが乗っかってるので、それを取ってから電池交換します。
ルミノックス電池交換 動画レビュー
写真よりも動画の方が分かりやすいと思いましたので、YouTubeに動画を公開しました。
▼ 自分でやれば700円!ルミノックスの電池交換方法 LUMINOX NAVY SEAL 3000 SERIES
業者に頼んだら3,000〜5,000円。
自分でやれば700円でできちゃいます。ルミノックスの電池交換は、もうこれから自分でやることにします。
防水機能が気になる方は、必ずルミノックスのサポートや専門の業者さんに依頼してください。
また、ご自分で交換する場合は、自己責任でお願いします。