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もう車のフロントガラスに水垢を付けたくない
18年乗ったオデッセイからマツダCX-5に乗り替えてから一番気を使っているのがフロントガラスの水垢。
というのも、オデッセイの時は普通の水道水をウォッシャー液の代わりに使ってたんですが、フロントガラスにワイパーの軌道に沿って水垢が付きまくってました。
ワイパーが届く範囲は水垢もなくキレイなんですが、境界線のところに水垢が白く残ってしまってて、水垢を除去するアイテムをいくつも試してみたんですが全く効果なし。
もうガラスを削らないといけないぐらいまで頑固な水垢になってしまってました。
水道水はなぜ水垢ができやすい?
蛇口から出てくる水はどこから来るのか。
まずダム・河川・地下水などから水が浄水場に運ばれ、次に浄水場で浄化・消毒されます。そのキレイになった水が各家庭の水道に届けられ蛇口から出てくる、というのが水道水の流れです。
浄水場で水を浄化・消毒する過程でいろんな成分が水に含まれます。
あと、貯水タンクに水を貯めて供給しなければならない集合住宅などでは、雑菌が繁殖しやすなるので、より多くの塩素(カルキ:次亜塩素ナトリウム)が含まれてる場合があります。
その結果、各家庭で浄水場が異なるので場所によって成分は異なりますが、主にナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウム・ケイ素などのミネラル成分が水道水に残る、というわけです。
なので、お風呂・キッチン・洗面台など家庭の水回りで水道水を使った際、拭き取りが甘いと水分が蒸発した時にミネラルだけが残って白い水垢になるんです。
水垢がつきにくいのは純水
たとえ水垢がついても、固く絞ったタオルなどで拭き取れば水垢は簡単に取れるんですが、これを長時間放置してしまうと頑固な水垢になってしまいます。
オデッセイに乗ってた当初のウォッシャー液の使用頻度は、車に乗った時にまずフロントガラスが汚れてたらすぐにワイパーを動かしてキレイにしてました。
その後、水がついたまま長時間放置は当たり前。雨が降るか洗車をする時までその状態で放置です。
最低でも週に5日は車に乗るので、ほぼ毎日この「水道水ワイパー → 水道水で濡れたま放置」を繰り返してました。
その結果、冒頭でも書いたように頑固な水垢が付着するという結果に。
なので、新しいCX-5では水垢がつきやすい水道水ではなく、ちゃんとウォッシャー液を使おうと心に決めてました。それも、不純物を含まない「純水」が使われてるものです。
純水とは、ミネラル成分などの不純物を含まない純度の高い水のこと。
水道水では車のガラスやボディに水垢などのシミが付着することが多いので、洗車専門業者さんではこの「純水」を洗車時に使ってるところも多いです。
雨水も蒸留水なので水道水よりは不純物は格段に少ないです。
大量に雨が降った後、車に付着してた雨水が乾いても水垢が少ないのはそのためです。
ただ、大気中にも不純物はあるので、降り始めではなくある程度降った後の雨水なら純水により近くなると思います。
水垢がつきにくいウォッシャー液
というわけで、純水が使われているものでかなり評判が良かった『シュアラスター ウォッシャー液 ゼロウォッシャー [超純水クリアータイプ] 2L SurLuster S-103』を試してみることにしました。
古河薬品工業のクリアウオッシャー液も評判が良く価格も安かったんですが、最低注文個数が5だったので、シュアラスターの方にしました。
特徴は以下の通り。
- 逆浸透膜ろ過システムによる超純水を使用
- 使用しても液あとが残らず、クリアーなフロントガラスを維持
- 不純物を殆ど含まない水質グレード「A3」相当の精製水を使用したウォッシャー液
- 一般的に使用される洗浄剤(界面活性剤)は不使用
- 跡残りしない特殊気化性清浄成分がすばやく汚れを除去
- 撥水効果に影響がないので、ウィンドウ撥水コーティング施工車にもお勧め
- -30℃まで凍らず、オールシーズンに対応
- ワイパーやゴム、塗装にも優しい成分
- 撥水効果を落とさないので、ゼロウィンドウとの併用に最適
不純物を含まない超純水は、身の回りのいろんなものに使われてます。
極微量の不純物でも重大な影響を及ぼす半導体の製造や、品質を安定化させる薬品などの希釈水、コンタクトレンズの洗浄液、雑味がないのでソフトドリンクの割水などなど。
水道水・雨水・純水で水垢の付き方の違い
車のウォッシャー液として使う前に、水道水と雨水と純水で、どれだけ水垢の付き方に違いがあるのか試してみました。
それぞれを霧吹きに入れて、洗面台のガラスに吹きかけて乾燥させてみました。
まずは水道水の結果から。
驚くほどに水垢の跡が残ってますね。たった1回でこれだけ付着するとは…。
水滴の跡がくっきりと水垢になって残ってますね。水道水がかなり不純物が多いのが痛いほど分りました。
次に雨水。
雨水は1時間ほど降った後に、器を外に置いて溜まったものを使用してます。
雨水が乾いた跡。水道水よりは断然少ないですが、わずかに水垢が残りました。
水道水ほどくっきりではないですが、若干水垢が残ってますね。ここ数日、九州では黄砂が降ってるのでその影響かも。
最後にシュアラスターの超純水ウォッシャー液。
超純水が乾いた跡。こちらもわずかに水垢が残りました。
超純水だからといって完全に水垢が残らないわけではないですが、雨水よりは少ないですね。
水道水との違いは歴然です。
車に超純水ウォッシャー液を入れて使ってみた
CX-5のボンネットを開けてウォッシャー液を補充します。
ウォッシャー液を入れるところには、上記写真のようなマークのついた蓋があると思うので、それをパカッと外してその中に入れます。
事前に、最初から入ってたウォッシャー液を噴射して全部出し切っておきます。そうしないと超純水のウォッシャー液と一般的なウォッシャー液が混ざるので、超純水の効果が薄れます。
あと、車のウォッシャー液の容量も事前にチェックしておきます。今回使った超純水ウォッシャー液は2L。CX-5の容量は2.2Lなので全部入ります。
車の容量が少ない場合は、残りは蓋をして保管しておくことも可能です。
こぼれないようにウォッシャー液を補充します。
実際にここ1週間ほど使ってますが、明らかに水道水を使ってた時よりも水垢の残り具合が少ないです。
CX-5購入当初に入ってたウォッシャー液も、使った後は水の筋が残ることが多かったんですが(上からじわじわと垂れてくる)、超純水ウォッシャー液だとスパッとキレが良くて汚れも落ちやすく、水の筋や水垢の跡もかなり少ないです。
個人的に、車を運転する時に少しでもフロントガラスが汚れてたりくすんでるのが嫌なタイプなので、このウォッシャー液は僕に合ってるみたいです。買って良かった!
2Lで600円ほどとちょっと高いですが、年に3回補充するとしても1,800円なので許容範囲ですね。
ワイパー後のフロントガラスの水垢を出来るだけ少なくしたい方、ぜひお試しください。