α6400の好きな位置にマイクを取り付けられる専用リグ(ケージ)レビュー

α6400の好きな位置にマイクを取り付けられる専用リグ(ケージ)レビュー

液晶モニターを180度反転させてもマイクが邪魔にならない

YouTube用の動画撮影機材として人気の高いα6400

オートフォーカスが優秀で軽量コンパクトなAPS-C機です。

バリアングル液晶ではないですが180度チルト可動式液晶モニターを採用し、ハイポジションからローアングル、さらには自撮りまでできるすごく使いやすいカメラです。

ただ、自撮り撮影時に困るのが外部マイクを使いたい場合

外部マイクをマルチインターフェースシューに乗せて液晶モニターを180度反転させて自撮りモードにすると、モニターがほとんど見えなくなります

そこでSMALLRIGから発売されている、コールドシューをカメラ左側に移動できるプレートを買ってみましたが、機能的には問題なかったものの、横幅が広くなり収納場所が狭いうちの棚ではスペースが足りなくなってしまいました。

あと、カメラを持ち手側(右側)を上にして縦状態で置く(最後に画像でご紹介します)ことが多いので、それもできなくなったのでちょっと違和感が...。

というわけで、今度は左でも右でも上でもマイクだけじゃなくいろんなパーツを自由に設置できるα6400用の専用リグを買ってみました。

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SmallRigのα6400専用リグ

SmallRigのα6400専用のリグ ダンボール
SmallRigのα6400専用のリグ。今回はAmazonで買いました。


SMALLRIG Sony A6300/A6400/A6500専用ケージ -2310
SMALLRIG Sony A6300/A6400/A6500専用ケージ -2310』。

アルミニウム合金の専用ケージ本体に、レンチとネジが1つずつ付属してます。


専用リグの左側
専用リグの左側。1/4ネジ穴が無数にあります。


専用リグの右側
右側には3/8ネジ穴がひとつと1/4ネジ穴とArri3/8ネジ穴型もあります。


専用リグの底面
専用リグの底面には六角レンチが収納されてます(赤矢印)。


専用リグの底面 六角レンチはマグネットでくっついている
六角レンチはマグネットでくっついてます。さっと外してすぐに使えます。

α6400に専用リグ(ケージ)を付ける

α6400に専用リグを付ける
専用リグを取り付ける場合は、α6400のレンズは外しておきます。


まずは底面のネジを締める
まずは底面のネジを六角レンチを使って締めます。


付属のネジを右側のショルダーストラップの取り付け穴に締める
付属のネジを右側のショルダーストラップの取り付け穴にレンチで締めます。

専用リグを取り付けたα6400
専用リグを取り付けたα6400。専用リグの重さは138gなのでそんなに重くなることもありません。

守られてる感がグッとアップ。多少の落下にも耐えてくれそう。


専用リグを取り付けたα6400 上から見た写真
α6400専用デザインなので、ボタン類にも普通にアクセスできます。


専用リグを取り付けたα6400 真後ろから見た写真
液晶モニター側から見たところ。モードダイヤル、コントロールダイヤル部分も干渉なし。普通に回せます。


専用リグを取り付けたα6400 左右から見た写真
左右から見たところ。右側のグリップ部分は持ちやすいように曲線になってます。


専用リグを取り付けたα6400 左の端子類
左の端子類の蓋も問題なく開きます。


専用リグを取り付けたα6400 底面
底面。


専用リグを取り付けたα6400 リグをつけたまま電池やSDカードにアクセス可能
専用リグをつけたまま電池やSDカードにアクセス可能です。


専用リグを取り付けたα6400 グリップ部分
グリップ部分はα6400より若干大きめに作ってあります。


専用リグを取り付けたα6400 右手で持ってみた
小指を引っ掛けてもいいですが、これはちょっと慣れが必要かも。


専用リグを取り付けたα6400 液晶モニターを手前に立てた写真
液晶モニターを手前に立てても干渉しません。


専用リグを取り付けたα6400 底面にクイックシュープレートを取り付ける
底面にクイックシュープレートを取り付ける場合は、赤矢印部分のレンズ側3/8穴かそれ以外の1/4穴のどれかを使います。

今回はレンズの中心に設置したかったので赤矢印の3/8穴にネジ変換アダプタを使いました。


専用リグを取り付けたα6400 1/4変換アダプタを装着
3/8ネジ穴が1/4になりました。


専用リグを取り付けたα6400 ピークデザインのデュアルプレートを取り付けた
ピークデザインのデュアルプレートを取り付けました。

外付けマイク用コールドシューアダプタ

続けて、リグの穴にコールドシューマウントを追加します。

SmallRig コールドシューマウント コールドシューアダプター
SmallRig コールドシューアダプター マウント 2個入り DSRLリグ-2060』。コールドシューアダプタ2個とレンチ2種類とネジのセットです。


1/4ネジ穴にコールドシューマウントをセット
専用リグの好きな場所にある1/4ネジ穴に取り付けます。


α6400の右上に外部マイクを取り付け
α6400の右上に外部マイクを取り付け。ん〜、いい感じ!

液晶モニターを180度反転させても外部マイクが邪魔になりません!

α6400の右上に外部マイクを設置
外部マイクの配線もちょうどいい感じ。


α6400の右側に外部マイクを設置
右だとこんな感じ。1/4ネジ穴があるところならどこでもマイクを設置できます。


α6400の左側に外部マイクを設置
左にも。自由自在です。

1/4ネジ穴が複数あるので、外部マイクだけでなく外部ディスプレイやグリップなどの撮影機材を追加するのも容易です。

カメラの縦置きもできる!

予想外に良かったのが、カメラの縦置き。

α6400をリグなしで縦置きにした場合がこちら。

α6400をリグなしで縦置きにした場合
α6400はマイク端子が左側にあるので、グリップを上にして縦置きにすると、マイク端子に挿したケーブルが邪魔になって安定感が悪い。

ケーブルにも負荷がかかるのでこの置き方は避けたい。

これが専用リグを装着している場合だと...

α6400に専用リグを装着して縦置きにした場合
安定感抜群!


若干マイクケーブルに負荷はかかりますが許容範囲
若干マイクケーブルに負荷はかかりますが、リグがあるので許容範囲です。

普段、カメラのグリップを持ってそのまま机の上などに置くことが多いんですが、外部マイクを使ってる時にこの縦置きができなかったので使い勝手が悪かった。

この専用リグのおかげで縦置きが簡単になりました!

α6400をお持ちで、

  • 外部マイクの設置場所を自由に変えたい
  • 外部ディスプレイも一緒に設置したい
  • いろんな撮影機材をα6400にくっつけたい

という方に最適な専用リグ(ケージ)です。おすすめですよ!

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