塩素系漂白剤を入れたら洗濯機がこんな緑になりました
去年の8月に公開した酸素系漂白剤の過炭酸ナトリウムを使った洗濯機洗浄の動画。
再生回数が、なんと270万回を突破しました。
洗濯機洗浄!カビと石鹸カスの汚水が...。過炭酸ナトリウムで洗濯槽を洗浄する方法。動画レビューあり
あれから1年ほど経過しまして、ふと洗濯機の中をのぞいたらまたすごい汚れが溜まってたので、今度は塩素系漂白剤を使って掃除してみました。
結果から言うと、塩素系すごいです。
洗浄力は驚愕するレベルでした。
縦型式・ドラム式、それぞれでの洗濯槽クリーナーの使い方もまとめてます。
目次
- 塩素系漂白剤は怖い?危ない?
- 洗濯槽クリーナーの使い方(槽洗浄コースあり・なし・ドラム式)
- ビフォー(塩素系で洗濯機洗浄)
- 塩素系漂白剤で槽洗浄
- アフター(塩素系で洗濯機洗浄)
- 動画レビュー
- 根本からキレイにしたいなら分解掃除がおすすめ
塩素系漂白剤は怖い?危ない?
今回使用した『日立 洗濯槽クリーナー SK-1』。
Amazonでバカ売れしている高評価の塩素系洗濯槽クリーナーです。同じ塩素系でパナソニックのものもありますが、成分はほとんど同じなのでお好みでどうぞ。
洗濯槽用の漂白剤です。成分は、次亜塩素酸ナトリウムと防食補助剤です。
1回分で1,500ml入ってます。
塩素系漂白剤の注意書き。酸素系のものはほとんど注意書きはなかったんですが、塩素系になるとこんなにたくさん。事前にしっかり読んでおきました。
塩素系(アルカリ性)は酸素系(酸性)と比べて漂白力が強く、皮膚について放置してると皮膚が炎症を起こす場合があるので、取り扱いに注意が必要です。
そのほか、目に入ったらすぐに流水で15分以上洗い流すとか、飲み込んだ場合は無理に吐かずにコップ1〜2杯の水か牛乳を飲み、異常がある場合は医師に相談するなど、容器に書かれてる注意書きもレベルが違います。
そのため、使うのをためらってましたが、実際使ってみると「プールの塩素っぽい感じ」だったので、そんなに神経質になる必要もなかったなという感じです。
洗浄力が桁違いに良かったので、今度からは塩素系をリピートします。
洗濯槽クリーナーの使い方
洗濯槽クリーナーには、酸素系・塩素系の2種類がありますが、洗浄方法はほとんど一緒です。
ただ、洗濯機のタイプによって使用方法が異なります。
槽洗浄コースがある全自動洗濯機・縦型洗濯乾燥機の場合
- 電源を入れる
- 「槽洗浄」コースを選ぶ(11時間コースがあるものは「槽洗浄(11時間)」コースを選んでも可)
- 洗濯槽クリーナーを洗濯・脱水槽に1本すべて(1.5L)入れる
- フタを閉めて、「スタート/一時停止」ボタンを押す
槽洗浄コースがない全自動洗濯機
- 排水ホースを倒し、高水位まで給水する
- 洗濯槽クリーナーを洗濯・脱水槽に1本すべて(1.5L)入れる
- 「洗い」工程を2〜3分運転し、電源を切る
- 水を洗濯・脱水槽にオーバーフローする水位(排水ホースから少し水が流れ出す程度)まで、バケツなどを使って追加する
- 排水ホースを本体に掛けて、12時間放置する(24時間以上、入れたまま放置しないこと。故障の原因になります。)(直下排水の場合はそのまま使用する)
- 高水位で「標準」コースを1サイクル運転する
ドラム式洗濯乾燥機
- 電源を入れる
- 「槽洗浄(11時間)」または「温水槽洗浄」コースを選ぶ
- 「スタート/一時停止」ボタンを押す
- 給水したあとドラムが回転し始めたら、再度「スタート/一時停止」ボタンを押して一時停止する
- ドアを開けて、直接ドラムの中に洗濯槽クリーナーを1本すべて(1.5L)入れる
- ドアを閉めて、「スタート/一時停止」ボタンを押す
機種によって使用手順が異なる場合があるので、本体の取扱説明書をよく読んでご利用ください。
ビフォー(塩素系で洗濯機洗浄)
槽洗浄する前の洗濯槽。洗濯槽の下より上の方がより汚い。カビ汚れがいたるところに...
ステンレスの穴の中からカビのような汚れが飛び出てきてます...汚い。
普段下から見上げることはないので、こんなに汚れてるとは全く気が付きませんでした。
糸くずフィルター周りも石鹸カスなどの汚れが...
塩素系漂白剤で槽洗浄
今回も前回の酸素系漂白剤の時と同様、上記の「槽洗浄コースがない全自動洗濯機」の方法で行いました。
うちの日立の洗濯機『BW-8PV』には、3時間と11時間の槽洗浄コースがあるんですが、前回もバケツで給水したので(ちょっと面倒ですが)同じ方法でやってみました。
次回からは11時間の槽洗浄コースでやってみるつもりです。
酸素系漂白剤の場合は、50度前後のお湯が必要だったんですが、塩素系は水でOKなのでとてもラクです。
塩素系漂白剤を1本全部入れます。
そんなにツンとするにおいはありません。カビキラーとかハイターよりニオイはキツくないです。
ただ、フタを閉めた状態とはいえ、12時間という長い時間放置するので、窓を開けて換気はしておきました。
あと、手につくのが心配な方はゴム手袋を使ってください。
塩素系漂白剤を入れても何の変化もない洗濯槽の中身。
酸素系漂白剤だと、ボコボコと泡が出るんで面白いですが、こちらは何の変化もないので面白みはないですね。
途中、定期的に覗いたんですが何の変化もないので「ちゃんとキレイになるのか?」と不安でした。
変化が起きたのは12時間経過後、「標準」コースで1サイクル運転をはじめた瞬間でした。
洗濯機がちょっと回っただけで、一瞬にして水が濁りました!
12時間かけて死滅したカビや浮かされた汚れが、撹拌することで水に溶け出したんでしょう。
この変化にはかなり驚きました。キレイになってるのか半信半疑だったんですが、この一瞬で確信に変わりました。
アフター(塩素系で洗濯機洗浄)
洗浄前にあれだけたくさんあった汚れが、すべてキレイになくなってます。
特に一番汚れがひどかった洗濯槽の上の部分もピカピカに。
動画レビュー
YouTubeに今回の流れをすべてまとめた動画をアップしてます。
▼ 驚愕の洗浄力!洗濯機に入れるだけでカビ汚れが消滅する塩素系漂白剤の威力
酸素系より塩素系の方がどれだけ強力なのか、ハッキリとその効果の違いを知ることができます。
ぜひ一度、ご覧になってください。
これから洗濯機の掃除を自分でやってみようという方には、絶対に塩素系がオススメです!
ちょっとだけニオイはありますが、ラクだし効果は絶大です。
根本からキレイにしたいなら分解掃除がおすすめ
今回は、塩素系漂白剤を使って洗濯機を洗浄してみました。
やってみる前は、「塩素系って大変そうだなぁ」というイメージがありましたが、実際にやってみると酸素系よりもかなり手軽にできるし、汚れ落とし効果も大きいので、定期的にやるならこっちだなと感じました。
ただ、
- 「面倒くさい」
- 「手間がかかるのが嫌」
- 「時間がもったいない」
- 「自分じゃ作業できない」
- 「根本から洗濯機をキレイにしたい」
という方は、お金は多少かかりますが専門業者のプロに頼むのがいちばん。
オリコン顧客満足度調査1位のお掃除本舗なら、エアコン・換気扇・浴室・洗濯機に関するトラブルに対応してくれます。いろんな要望に合わせたプロの掃除が最大の売りです。
約3時間の分解洗浄で洗濯槽の見えないところまでピカピカにしてくれます。
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