当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
アップデートは常に最新版にしておくことが問題解決の大前提
Macで純正以外のキーボードを使う時に欠かせないのが「Karabiner Elements」。自分の好みに応じてキー配列を自由に設定できるMac専用のキーボードカスタマイザーです。
今はHHKBを使ってますが、初めて本格的な高級キーボード「REALFORCE」を使い始めた時からのお付き合いです。
人間工学に基づいた高級キーボード『REALFORCE 91UBK-S』購入レビュー Macでもキー配列設定簡単
先日、そのKarabinerで動作不具合があったので、そのご報告です。
多分、Karabinerを使ってる人ってそんなに多くないと思うので、自分用の備忘録としてまとめておきます。
ページを新規タブで開く「Commandキー＋クリック」が効かなくなった
ChoromeやSafariを使う時に多用するのが「Commandキー＋クリック」。
ホームページのリンクを「Commandキー＋クリック」すれば、ページを新規タブで開くことができるようになるので、調べ物をする時や元のページを残しておきたい時に重宝してます。（おかげでブラウザはいつも大量のタブでいっぱい…）
つい先日、この「Commandキー＋クリック」が突然効かなくなりました。
「Commandキー＋クリック」してもリンクが新規タブで開かない。ただ、リンク先を新規タブで開き選択状態にする「Shift ＋ Command キー」は正常に動作する。
動作がおかしいと感じた時は、とりあえず再起動で直ることが多いので、まずはMacを再起動してみましたが症状は変わらず。
次に調べたのがアップデート。関連するアップデートが最近なかったか調べてみたら、Karabiner-Elementsを「12.2.0」にアップデートしたことが判明。
試しにKarabiner-Elementsを「12.1.0」にダウングレードしてみたら「Commandキー＋クリック」の動作が復活しました。
Karabinerをダウングレードするには、公式サイトのDocumentsに過去のバージョンのデータが公開されてるのでそこからダウンロードしてインストールするだけ。
ルールも最新版にアップデートを
実はこれ、REALFORCEを使ってた時にもありました。
最新版にアップデートしたら設定しているキーの動作が不安定になり、古いバージョンにダウングレード。後日配信された次のアップデートで解決しました。
今回も次のアップデートを待とうかなと思ったんですが、HHKBではMacモードがあるのでREALFORCEの時のようにキー配列をいじってない。
その代わりに、スペースバー左右にあるCommandを単独で押した場合にそれぞれ「英数」と「かな」に切り替わるようにルールを追加して設定してました。
そのルールに書いてあるバージョンを見てみると「rev 2」と書いてありました。
もしからしたらこのルールもバージョンアップされてないかと、「Karabiner-Elements complex_modifications rules」を確認してみたら、「コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。（左コマンドキーは英数、右コマンドキーはかな） (rev 3)」がリリースされてました。
というわけで、ルールも「rev 2」を削除して「rev 3」をインポートし直したら、Karabiner-Elements 12.2.0でも「Commandキー＋クリック」が使えるようになりました！
本体のアップデートばかり気にしてましたが、ルールを使ってる場合はそのバージョンもチェックしたほうがいいってことが分かりました。
ただ、このルールについては過去のバージョンはダウンロードできないようなので、アップデートは慎重にどうぞ。
あー、快適にHHKBを使えるって、最高ですね。打鍵時のパチパチ音がたまらない。
