よく使うフレーズや記号、スタイルシートのタグなどはユーザー辞書に登録!
今回は、Macユーザー暦20年の僕が毎日使っている「ユーザー辞書」の使い方について紹介してみます。
これ使うと、普段使ってる単語・フレーズ・記号やスタイルシートのクラス名まで、どんな言葉でも簡単に入力できるようになります。
使い方簡単 どんどんユーザー辞書に登録しまくるだけ
「ユーザー辞書」とは、Macの標準機能の一つで無料で使える便利な機能です。
普段使うことが多い単語だけでなく、定型文や顔文字、メールアドレスからスタイルシートのタグなど、あらゆる文字が登録できるんです。
ユーザー辞書を使うには、「システム環境設定」→「キーボード」→「ユーザー辞書」を開きます。
これが僕が登録している単語の一部分です。
左の「入力」欄の言葉を入力すると、その変換候補に右側の「変換」欄の言葉が表示されるようになります。
僕の場合は、「お」と入力したら「お疲れ様です、高野です。」という文章に変換したり、「さ」→「▼」という記号に、「いちらん」→「class="ind-link"」というスタイルシートを表示するなど、自分が普段使うことが多い言葉を片っ端から登録してます。
新しく入力したい場合は、左下にある「+」をクリックして、「入力」欄に入力する文字、「変換」欄に表示したい言葉を入力します。
削除したいものがあればそれを選択して「−」をクリックすれば自由に消せます。
ユーザー辞書はバックアップも簡単
せっかくたくさん入力して使いやすくなった自分だけのユーザー辞書。
パソコンを買い替えたり、OSを入れ替えたりするときにも、同じ辞書を使いたくなりますよね。
そんな時は、
どれかひとつクリックして選択してから「command + a」キーを押して全選択します。
そのままデスクトップなど保存したいところにドラッグ&ドロップします。
すると「ユーザー辞書.plist」というファイルが作成されます。
これを保存して移行先のユーザー辞書にドラッグ&ドロップすれば簡単に移行できます。
まとめ
iCloudで「iCloud Drive」を共有していて、その中の「書類」→「システム環境設定.app」にチェックを入れてる場合は、同じIDでログインしているiPhoneやiPadでも同じユーザー辞書が使えます。
同じiCloudのIDでサインインしている場合、MacだけでなくiPhoneやiPadでも同じユーザー辞書が使えるのはいいですね。
TextexpanderやDashなどのスニペットアプリだともっと高機能なことができますが、有料ソフトなのでコストがかかります。
僕も一時期そっちを使おうかなと思ったこともありましたが、Mac標準のユーザー辞書は使い方も簡単だしバックアップもできるので、今のところこれで十分です。
使ったことがない方はぜひお試しを。作業がはかどりますよ!
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