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普段なにも気にせずにやってる充電。
最近では、iPhoneやiPadの他にBluetoothイヤホンやヘッドホン、モバイルバッテリー、携帯型UV除菌器などなど、USBを利用して充電する機器が増えてきました。
Lightning-USBケーブルやマイクロUSBなどもたくさんのメーカーから販売されており、以前購入した格安のUSBケーブルではなぜか充電できないトラブルにも遭遇しました。
その当時は「充電が遅すぎる」という体感で感じたことでしか判断できませんでしたが、この『COOWOO USB電流電圧テスター チェッカー』を買ってからは、一発で電圧と電流を知ることができるようになりました。
簡単に充電時の電圧電流を調べられるテスター
価格も安かったんですがそれ以上に評判が高かったのが、このCOOWOOのテスター(チェッカー)。簡素でシンプルなパッケージに入って届きました。
入ってたのはこの本体と説明書のみ。ちゃんと緩衝材も入ってキレイに梱包されてました。
画面のリセット方法や電圧電流の構成手順など、かなり細かく説明された説明書です。
このテスターの主な特徴がこちら。
- 急速充電規格のクイックチャージ2.0や3.0に対応した、電圧30Vまで電流5.1Aまで測定可能なUSBチェッカー
- USB機器を繋げるだけで、電圧値・電流値などが一目で分かる
- 両面挿し式のUSBコネクタなので表裏どちらでも使えるのは便利
- 電流・電圧・瞬間電力・積算電流・通電時間・積算電力を1画面で確認可能
- 知能断電モード付き。モバイルバッテリー、iPhoneやAndroidスマホなどの安全を確保
- 上部にあるモード切換ボタンKEYを押して、ディスプレイの表示を切替可能
- Keyボタン長押しでデータリセット。ボタン連続6回押しで中国語/英語表示を切り換える
- 急速充電QC2.0・QC3.0・BC1.2・MTK-PE・iphone2.4Aなど対応
両面挿しが可能なUSBコネクタ。これが結構便利。向きを気にしなくていいので、ディスプレイが見える方に差し替えられます。
後ろは通常のUSB端子。
ボタンはこのKeyボタンひとつだけ
iPhoneとiPadを電源アダプタを変えて測定してみた
早速、iPhoneとiPadをいくつかの電源アダプタに接続して測定してみました。
まずは、iPhoneに付属している小さな電源アダプタから。電圧と電流は常に一定ではなく、多少の揺れがあります。
iPhone:電圧5.03V 電流0.95A
平均して電圧5V・電流1Aあたりを上下してました。
iPad:電圧5.03V 電流0.94A
こちらも平均して電圧5V・電流1Aあたりを上下してました。電源アダプタの限界を感じますね。もうiPhone付属の電源アダプタは非常時じゃなければ使うことはないでしょう。
次にiPadに付属の電源アダプタ。
iPhone:電圧5.01V 電流1.10A
平均して電圧5V・電流1Aあたりを上下してましたが、iPhone標準のものよりは多少いい結果でした。
iPad:電圧5.01V 電流1.35A
平均して電圧5V・電流1.4Aあたりを上下。iPadになると電流がちょっと増えました。
今度は普段使ってるAnker PowerPort 10。
iPhone:電圧5.21V 電流1.20A
平均して電圧5V・電流1.2Aあたりを上下。
iPad:電圧5.18V 電流1.55A
平均して電圧5V・電流1.5Aあたりを上下。いい数値ですね。
最後は、モバイルバッテリーの中で使用頻度が高いAnker PowerCore 10000。
iPhone:電圧5.05V 電流1.11A
平均して電圧5V・電流1.1Aあたりを上下。
iPad:電圧5.04V 電流1.44A
平均して電圧5V・電流1.5Aあたりを上下。こちらもいい数値ですね。
まとめ
結論としては、Apple純正の電源アダプタよりもAnkerの電源ポートやモバイルバッテリーの方が良い数値が出てきました。
これはちょっと予想外。
iPhoneの電源アダプタは小さいのでしょうがないとしても、iPadの電源アダプタがわずかですがちょっとだけ他社製のものに劣ると言う結果になりました。
特にAnker PowerPort 10は優秀ということが再確認できました。このクオリティの充電が10ポートで可能です。これ当たりですね。買ってよかった。
USB電流電圧テスターのおかげで、各機器の正確な充電能力を把握することができました。
お持ちの充電機器に疑問をお持ちの方、ぜひお試しください。
最新のUSB電流電圧チェッカー・テスターはかなり進化してます。ぜひご自分の目でチェックしてみてください。