MX Anywhere 3 for Mac をUnifying接続する方法

MX Anywhere 3 for Mac ペイルグレイ
MX Anywhere 3 for Mac ペイルグレイ

マウスポインタの動きが悪いんだけど…

今回の記事の対象者はこんな方。

  • MX Anywhere 3 for Macを買ったけど、Bluetooth接続がなんかもっさりというか、カクツクというか、たまにマウスポインタが飛んだりするので、ちょっと失敗したかな?

と思ってる方です。

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MX Anywhere 3 for Macの動きが悪い

僕自身、2022年10月に購入(レビュー記事)して8ヶ月ほど使ってますが、マウスポインタの動きが悪くて気になることがたまに発生してました。

それが顕著になったのが、最近使い始めたKeychron Q1 Proという高級ホワイトキーボード。今まで気に入ってたQ1というキーボードがBluetooth接続になったので喜んで買ってみたんですが、アルミニウムのボディからBluetooth信号を飛ばしてるせいか(信号の強度が強い?)、どうも他のBluetooth機器に悪影響が出てます。

Air PodsやAir Pods Pro、Momentum Wireless3などのBluetooth接続のイヤホン/ヘッドホンの音がプツプツ途切れたり、MX Anywhere 3 for Macのマウスポインタの動きがもっさりして飛ぶことも多いんです。

ただ、毎回そうなるわけではなく、Keychron Q1 Proの電源をオンオフすると何事もなかったように快適に動くこともあれば、逆に直らないこともある。つまり、いつ調子が悪くなるか分からないということ。

これじゃ、安心して使えないのでMX Anywhere 3 for MacをBluetoothではなくUnifyingで接続できないか試してみたら…、普通に繋がりました。

MX Anywhere 3 for Mac はUnifyingに対応している

ロジクールのWebサイトを確認すると、

接続性:Bluetooth

とだけ書かれてます。

ただ、マウス本体の底面を確認すると…

MX Anywhere 3 for Mac 底面にはUnifyingのロゴあり
Bluetoothのロゴの隣にちゃんとUnifyingのロゴがあるんです。

というわけで、我が家にはUnifying接続で使ってたマウスやトラックボールがあるので、どれでも良いのでレシーバーをひとつ取り出してMacに接続してみました。


Unifyingレシーバー
Unifyingレシーバー。単体では千円ほどで販売されてます。

Bluetooth接続を切断してMX Anywhere 3 for Macを動かしてみますが、当然ながら動きません。

Unifyingソフトウェアを使う

ロジクールのマウスやキーボードには、ロジクール純正のLOGI OPTIONS+というアプリがありますが、動作があまり安定していない印象があるので、有料のステアーマウスというのを随分前から使っています。

そのため、Unifyingの管理はステアーマウスではできないので、Unifyingソフトウェアを使います。

ちなみに、2023年6月現在は、Unifyingからより安全性と安定性の高いLogi Boltへの移行期となっています。最近発売されたマウスやキーボードはLogi Bolt対応のみ。UniflyingとLogi Boltは互換性がないので、今後はLogi Boltに移行していきます。

Unifyingソフトウェア自体も新しいものはリリースされておらず、今のところ2018年のバージョン1.3.375が最新版となってます。

今回は、このロジクールUnifyingソフトウェアを使いますが、LOGI OPTIONSでもUnifyingの管理はできますので、LOGI OPTIONSをお使いの方はそちらでお試しください。

Unifyingレシーバーに登録する方法

今回は、MX Anywhere 3 for MacのBluetooth登録ボタン「1」にM1 Max Macbook Pro 14インチを接続している状態で進めます。

UnifyingレシーバーをMacに接続します。レシーバーはUSB-AなのでUSB-CしかないMacの場合は変換アダプタなどを利用してください。

まず、Unifyingソフトウェアを起動します。

ロジクールUnifyingソフトウェア
ロジクールUnifyingソフトウェアのトップ画面。

「次へ」をクリック。


コンピュータに接続するデバイスを再起動する
コンピュータに接続するデバイスを再起動する。

マウスのBluetoothを「2」に切り替えて、そのままボタンを長押ししてペアリングモードにします。ここがとても重要なポイントです。

ペアリング状態になったら白点滅になります。

白点滅を確認してから、マウスの電源スライダをオフ→再度オンにします。

しばらくすると…

マウスMX Anywhere 3が検出されました
マウスMX Anywhere 3が無事に検出されました。

「はい」をクリックして「次へ」。


Unifying登録完了しました
無事に登録完了です。

この設定が完了すると…

  • Bluetoothボタン1・・・Bluetooth接続
  • Bluetoothボタン2・・・Unifying接続

が登録されます。Bluetooth接続はもう使わないなら別のデバイスに割り当てても良いです。

Unifying接続にして良かったこと

まずメリット。

Bluetooth接続からUnifying接続に切り替えてから5日ほど経過。

結果としては、ものすごくマウスポインタが滑らかに動くようになりました!しかもカクツキやマウスポインタが飛ぶことも一切ありません。

これですよ、これ!この快適さを求めてたんですよ〜!

● Unifying接続にして良かったこと
  1. マウス操作が快適になった!マウスポインタがもたついたりカクついたり飛ぶことが無くなった
  2. Bluetooth接続じゃ動作しなかった水平スクロール(サイドボタンを押しながら、ホイールを回す)が効くようになった
  3. 以前はマウスポインタの反応が悪いせいで、M1 Max MacBook Pro 14インチが悪いのかと思ってたけどBluetoothの接続問題だった。マウスの動きが速いとパソコン自体の動作がサクサクになったような感覚になる

予想外だったのが、2番目の水平スクロール。Bluetooth接続の時は全く動作しなかったんですが、Unifyingにしたら使えるようになりました。なぜ?

あと、3つ目にあるように、M1 Max本来のスピードに戻っただけですが、まるでパソコンが早くなったかのような感覚になるのも嬉しいポイント。

Unifying接続のデメリット

デメリットとしては、

  • Unifyingレシーバーを持ってない人は別途用意する必要がある

ことぐらいです。

あとは、UnifyingレシーバーはUSB-A端子なので、USB-Aがないパソコンに接続するにはUSB-Cアダプタが必要になります。

レシーバーもUSB-Cにすれば良いのにな。

まとめ

Bluetooth接続しかできないと思ってたMX Anywhere 3 for Mac。

ちゃんと底面にUnifyingのロゴが記載されてるので、Unifyingでも使えます。

MX Anywhere 3 for MacのBluetooth接続が安定しなくてマウスの買い替えを検討しようか迷ってた方は、ぜひお試しください。

2023年6月にはLogi Boltに対応したMX Anywhere 3Sが発売開始されてます。

dpiが倍に向上し、さらに静音クリックになりました。

MX Anywhereは過去たくさんのマウスを使ってきて、スクロールの感触やマウス自体の軽さ、ボタン類の使い勝手が最高すぎるので、MX Anywhere 3Sも買ってしまいました。

届いたらレビューしますので、気になる方はブログの購読をお願いします。

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