白が美しいワイヤレス高級キーボード『Keychron Q1 Pro』レビュー!打鍵感も最高

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Keychron Q1 Pro
Keychron Q1 Pro

美しいシェルホワイト&タイピングが気持ち良い高級キーボード
今までいろんなキーボードを使ってきましたが(自称キーボードマニア)、こんなに美しいキーボードは初めて。本当に白がキレイ。
さらに品質も文句なし。重厚なアルミニウム構造、反響音もなく快適な打鍵感、皮脂が目立ちにくくテカりにくいキーキャップ、ケーブルからの解放、1ヶ月以上長持ちするバッテリーなど、買った状態で、すでに120点のキーボードはこれが初めて
Apple純正のキーボードから始まって、リアルフォースやHHKB、Anne Pro、Archiss Maestro 2S、IQUNIX ZX75、ロジクール、KBDFANSのTOFU60やBlade、Keychron K6/Q1/V5などなど、いろんなキーボードを使ってきましたが、どれも実際に使ってみたら気になる点がちらほら出てくるものが多かったです(カスタムキーボードの場合はそこから自分の好きなようにチューンナップしていくのが楽しい)。
その点、今回紹介する『Keychron Q1 Pro』は、届いた状態ですでに完成され尽くされてて驚きました。
どんなキーボードが気になる方は、動画レビューをアップしてますのでそちらからどうぞ。

Keychron Q1 Pro 動画レビュー

開封からファーストインプレッション、Macで使う場合のかなと英数の切り替え方法、3ヶ月使ってみて感じた良い点と悪い点をまとめてます。
▼ 白が美しい高級キーボード!Keychron Q1 Pro 3ヶ月使ってみた感想とMacでの英数&かなのキー割り当て方法

Keychron Q1 Pro とは?

Keychron Q1 Pro パッケージ
Keychron Q1 Pro パッケージ

Keychronといえば、ちょっと前まではMac互換(Windowsでももちろん使える)の手頃な価格のワイヤレスキーボードのラインナップが主流でした。
キーの数によって価格は変動しますが、およそ1万円前後(70〜80ドル)。
そんな中、2021年に登場したのがKeychron Q1です。速攻で買いました。
Keychron Q1 みんなに激しくオススメしたい低価格の本格カスタムキーボード!
価格は約2万5千円(180〜200ドル:送料は別途必要)。
重厚なアルミニウム構造、ガスケットマウントでよりソフトな打鍵感、VIA/QMKで全てをカスタマイズ可能なキーレイアウトなど、それまでのKeychronシリーズとは価格もアップした高級路線の登場です。
そのQ1がさらに進化したのが、2023年1月に登場したKeychron Q1 Proです。
価格は約3万5千円(200〜210ドル:送料は別途必要)。円安により、日本で購入すると3万円を超える高級キーボードになりました。
機能的にはほぼQ1と同じですが、有線はもちろん、Bletoothに対応したのでワイヤレスで使えるようになりました。さらに、キーキャップもより質感の高いものに変更されてます。
今回購入したのは、キースイッチやキーキャップなど全て一式が揃っているタイプ。キーキャップやキースイッチが付属しないモデルもあります。カラーはカーボンブラック・シルバーグレイ・シェルホワイトの他、スペシャルカラーも用意されてます。今回はシェルホワイトを買いました。
付属のUSB-Cケーブルも白
付属のUSB-CケーブルやUSB-Aの変換ケーブルもホワイトでした。
Keychron Q1 Pro シェルホワイト
Keychron Q1 Pro シェルホワイト。実際に手に取ってみて、このホワイトがものすごく綺麗でびっくりしました。ホワイト・グレー・レッドのキーキャップの配色も良い感じです。
キーキャップにBluetoothのロゴがプリントされてた
「1」「2」「3」のキーキャップにBluetoothのロゴがプリントされてました。「fn + 1/2/3」で接続機器を切り替えて使えるようになってるので、これは分かりやすいです。
Keychron Q1 Proのスイッチ部分
USB-C端子、Win/Macの切り替えのほか、新しく「BT/OFF/Cable」のスイッチが追加されてました。
Keychron K Pro Banana
キースイッチは「Keychron K Pro Banana」にしました。普段はリニア(赤軸)が好みですが、久しぶりにタクタイル(茶軸)にしてみました。これ、気に入らなかったらすぐに交換しようと思ってたんですが、意外に打ちやすくてかなり気に入りました。押下圧は「57±8 gf」とちょっと重いかなーと思いましたが、すぐ慣れました。長時間のタイピングでも疲れずに快適です。

Macで「かな」と「英数」の切り替え方法

方法は2通りあります。
1つ目は、VIA(無料です)にて左右のコマンドキーに英数とひらがなを割り当てる方法。
VIAのキーレイアウト画面
VIAを開いて、左右のコマンドキーを「Special」にある「Any」キーに指定します。
英数とかなのキーコード

  • 左のコマンドキー:MT(MOD_LGUI,KC_HANJ)
  • 右のコマンドキー:MT(MOD_LGUI | MOD_RGUI,KC_HAEN)

左右のコマンドキーに上記キーコードを入力すれば、それぞれ単体で押した時に英数・ひらがなを切り替えられるようになります。もちろん、コマンドキーとしても機能します。
2つ目は、フリーソフトのKarabiner-Elements(無料です)を使う方法。
Karabiner-Elements
Complex Modificationsで、「コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。(左コマンドキーは英数、右コマンドキーはかな)(rev 3)」のルールを適用するだけ(画面に表示されてない場合は「Add rule」をクリックして追加してください)。
これだけで、左のコマンドキー単体押しで「英数」、右のコマンドキー単体押しで「かな」の機能を割り当てることができます。
注意点としては…
デバイスでModify eventsをオンにする
デバイスで「Modify events」をオンにしておかないと、Q1 ProでKarabiner-Elementsの機能が使えなくなるので、忘れずにオンにしておきます。有線、無線、それぞれで設定します。
僕はどっちで設定してるかというと、他にもUSキーボードを使うことが多いので、Karabiner-Elementsで設定してます。

まとめ 3ヶ月使ってみた感想

● 良い点(メリット)
  1. とにかく打鍵感と打鍵音が良い
  2. KSA Double-Shot PBT Keycapsの質感が良い
  3. 自由にカスタムできる
  4. 常時LEDをオフにしてる場合のバッテリーの持ちが良い
  5. 気に入ってたQ1をケーブルレスで使えるようになったのは正直かなり嬉しい

1.タイピング時の反響音が全くない!カスタムしなくても反響音もなく、過去モデルから格段に進化してることを感じました。sound absorbing form(吸音材)がちゃんと効果を発揮してるようです。Q1の初期モデルを購入した時は、反響音を消すのに苦労したのでこれは素晴らしい進化。
2.3ヶ月使ってますが、キーキャップに皮脂はついているんだろうけど目立ちにくく視覚的に不快に感じることがありません。採用されてるキーキャップの質の高さを感じます。Keychoron Q1の時はすぐにキーキャップが皮脂でテカテカになったのでキーキャップを交換しましたが、Q1 Proは交換する必要はなさそうです。
3.フルカスタムが可能なので、万が一気になるところがあっても理想のキーボードに簡単にカスタムできます。
4.バッテリーについては、LEDを常時オフにした場合は1ヶ月以上充電せずに使えてます。これは良い点の1つでもありますが、LEDを常時オンにした場合には、悪い点の1つになります。LEDを常時オンにしてると1日8〜10時間ほど使ってると5日ぐらいで自動でLEDが消えます。バッテリーが少なくなると、キーを押した時に赤ランプが3回点滅して教えてくれます。そのままLEDオフの状態で1日ほどは使えました。なので、常時LEDをオンにして使いたい場合は有線で使うほうが良いかもしれません。
5.過去に使ってきたキーボードで3本の指に入るほど気に入っている自分でカスタムしたKeychron Q1。これとほぼ同じ仕様のキーボードを無線でケーブルレスで使えるようになったのは素晴らしい。ケーブルから解放されるのは本当に嬉しいです。
あと、キーキャップについては、今回初めてK Pro Bananaのキースイッチを使ってみたんですが、タクタイル(茶軸)で、僕が普段好んで使ってるリニアとは打鍵感が違います。リニアは底までストンと叩ける一方、タクタイルはコリっとした感触があります。購入する前は打ちにくかったらすぐに別のキースイッチに交換しようと思ってたんですが、なかなか快適な打鍵感と打鍵音なので、購入から3ヶ月間、かなり気に入って使ってます。キースイッチを交換する予定は今のところないです。快適に使えてます。

● 悪い点(デメリット)
  1. 常時LEDオンの状態だと5日ほどしかバッテリーが長持ちしないこと
  2. ワイヤレス接続がBluetoothだけということ。2.4GHzのUSBのドングルなどが付属すると利用できる範囲が広がるかな、という感じがしました。

とにかく、ノーカスタムでこのレベルの打鍵感と打鍵音というのが素晴らしいです。これはカスタムせずに今後も使っていくつもりです。
Keychron Q1を買ったのが2021年10月。あれから1年8ヶ月経過して、KeychronのキーボードはもうKeychron.comだけじゃなく、Keychron.jpや、Amazon、ヨドバシ、などいろんなところで手軽に購入できるようになりました。本当にいい時代になりました。
Keychoronのキーボードは、安いものから高いものまでたくさんの種類がありますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

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