ユニバーサルクリップボードが超便利!MacでコピーしてiPhoneでペースト!逆も簡単

MacでコピーしてiPhoneでペースト!Sierraの新機能「ユニバーサルクリップボード」が超便利!

素晴らしい!Appleデバイス同士でクリップボードの中身を共有できる!

macOS Sierraで新しく搭載された新機能『ユニバーサルクリップボード』。もう使いましたか?これ使えば、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスとMacの間でコピー&ペーストを同期(クリップボードを共有)して使えるようになります。

簡単に言うと、MacでコピーしたテキストをiPhoneでペースト、iPhoneでコピーしたテキストをMacにペースト、これが超簡単にできるようになります。

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実際にユニバーサルクリップボードを使ってみる

論より証拠。まずやってみます。

MacのGoogle Chromeを開きます。

MacのGoogle Chromeでテキストをコピー
テキストを選択してコピーします。

次にiPhoneでメモアプリを開きます。

新規メモで画面をタップして「ペースト」すると...。

iPhoneのメモでペースト
Macでコピーした内容がペーストされました!すげー!


今度は逆に、iPhoneのSafariを開きます。

iPhoneのSafariでテキストをコピー
テキストを選択してコピーします。

Macに戻ってテキストエディタを開きます。

Macでペースト
ペーストすると!さっきiPhoneでコピーした内容がペーストされました!!

どうです?すごいですねぇ。これがユニバーサルクリップボードです。

ユニバーサルクリップボードが使えるデバイス

すべてのMacやiPhoneで使えるわけではありません。

ユニバーサルクリップボードに対応したハードウェアは連係機能のシステム条件を満たした以下のデバイスです。

MacはmacOS Sierra以降、iPhoneなどのiOSデバイスはiOS 10以降、Apple Vision ProのvisionOSでも可能です。

● Mac
  • MacBook (2015年以降に発売されたモデル)
  • MacBook Pro (2012年以降に発売されたモデル)
  • MacBook Air (2012年以降に発売されたモデル)
  • Mac mini (2012年以降に発売されたモデル)
  • iMac (2012年以降に発売されたモデル)
  • iMac Pro
  • Mac Pro (2013年以降に発売されたモデル)
  • Mac Studio (2022年以降に発売されたモデル)
● iPhoneとiPadとiPod
  • iPhone 5 以降
  • iPad Pro (すべてのモデル)
  • iPad (第4世代)以降
  • iPad Air (すべてのモデル)
  • iPad mini 2 以降
  • iPod touch (第6世代)以降

ユニバーサルクリップボードの動作条件

ハードウェア以外にもソフトウェアや設定に条件があります。

  • 各デバイスでそれぞれ同じApple IDを使ってサインインしている
  • 各デバイスでBluetoothとWi-Fiがオンになっている
  • 各デバイスでHandoffがオンになっている(デフォルトでオンになっています)

まとめ

上記条件を満たせば、ユニバーサルクリップボードを使えるようになります。

MacとiPhoneやiPadを同時に使うことも多くなってきたので、デバイス間で意識することなくコピーペーストを使えるようになるのはうれしいですねぇ。

ちなみに、このユニバーサルクリップボードは、Wi-FiとBluetoothを組み合わせた「アドホック接続」が採用されてます。オフラインでも使えるので、飛行機の中やネットが使えない場所でもコピペが可能です。

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