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初めて本格的な三脚 マンフロットの190シリーズ雲台セットを購入!
これまではベルボンの1万円ぐらいの三脚「ULTRA LUX i L」を使ってました。推奨搭載(耐荷重)2kgの三脚です。2007年に購入して、2回ほどハンドルのゴム部分がベタベタになりましたが、2回ともベルボンさんの神対応で無償交換していただきました。あと数年は使い続けられそうですが、またハンドルがベタベタになったらさすがに無償交換は無理かなと。
あと、写真のスキルアップのために、これまでやってなかった長時間露光(バルブ撮影)とかやってみたいなぁということもあり、外での撮影にも十分耐えられるがっちりとした本格的な三脚を買うことにしました。
マンフロットの「MK190XPRO4-3W」は、安定性と汎用性を兼ね備えた本格的な三脚キット(携帯性と実用性、耐荷重が向上した人気の190シリーズの三脚『MT190XPRO4』と3ウェイ雲台『MHXPRO-3W』のお得なセット)で、初心者から中級者のフォトグラファーに最適です。それぞれ単体で買うよりもずいぶん安く手に入れられました。
この記事では、MK190XPRO4-3Wの特徴、最新スペック、詳細なレビューをお届けします。長時間露光やローアングル撮影など、多様な撮影シーンに対応するこの三脚の魅力を、わかりやすく解説します。
実は055シリーズも購入してました…
今回購入したのは190シリーズのMK190XPRO4-3Wですが、実はその前に055シリーズのMK055XPRO3-3Wを最初に購入したんです。055は190よりも一回り大きいシリーズ。足の太さも違うし、全伸高や格納高、耐荷重など全てがワンランク上の三脚です。
初めてしっかりした三脚を買うなら、これぐらいがいいんじゃないか、という軽い気持ちでポチッとしてしまいました。
届いたMK055XPRO3-3Wの外箱。
Amazonで購入したんですが、実際に持ってみると、かなりずっしりとした重みが…。三脚と雲台で3.5kgの重さ。たいして重くないだろうと思ってましたが、手にとってみるとその重さにちょっと躊躇してしまいました。
MK055XPRO3-3WとMK190XPRO-3Wの大きさ比較。左が055の3段で右が190の4段です。055は伸高が153cmもあります。雲台と合わせると166cmになりそこにカメラをセッティングするので、自分の身長では完全にファインダーを覗けなくなります。おまけに3段だったので、格納高も74cmもあります。
というわけで僕にとって055は、
重くて、大きすぎる。それにゴツすぎる!
という結論に。
これからメイン三脚として使い続けていく自信がなかったので、すぐさまAmazonに返品。返品時にはもちろん自分の都合での返品なので返送料がかかりました。また、返金額が1000円ほど差し引かれてました。適当に梱包して返品したのがまずかったのかな。余計な時間と費用が発生しましたが、返品処理が完了した後、190シリーズを改めて注文し直しました。
MK190XPRO4-3Wの特徴とメリット
Manfrotto MK190XPRO4-3Wは、アルミニウム製の4段三脚「MT190XPRO4」と3ウェイ雲台「MHXPRO-3W」のキットです。以下に主な特徴をまとめます。
- 高い安定性と耐荷重:最大耐荷重6kg。ミラーレスカメラから中型一眼レフまで幅広く対応し、重量のあるレンズでも安定した撮影が可能です。
- 90°センターコラム機構:センターポールを垂直から水平に素早く切り替え可能。ローアングル撮影やマクロ撮影に最適で、カメラを外すことなくフレーミングを調整できます。
- クイックパワーロック(QPL):レバー式のロック機構で、片手で素早く脚を伸縮可能。設営や収納が簡単で、撮影の効率を高めます。
- コンパクト設計:折り畳み長さ62cm、重量3.1kgと携帯性に優れ、屋外撮影にも適しています。
- 3ウェイ雲台の操作性:MHXPRO-3W雲台は、伸縮可能なハンドルとフリクションコントロールを搭載。微調整がしやすく、初心者でも直感的に扱えます。
- アクセサリー対応:イージーリンクコネクターにより、LEDライトやリフレクターなどのアクセサリーを装着可能。モバイルスタジオとしての活用もできます。
これらの特徴により、MK190XPRO4-3Wは風景撮影、ポートレート、動画撮影など幅広い用途に対応します。特に、センターポールの水平ポジション機能は、クリエイティブな構図を追求するフォトグラファーに重宝されます。
最新スペックと価格情報(2025年時点)
2025年7月時点の最新スペックと価格情報を、信頼できる情報源をもとにまとめました。
項目 | 仕様 |
---|---|
最大高 | 173cm(雲台含む) |
最低高 | 8cm(ローアングル時) |
折り畳み長さ | 62cm |
重量 | 3.1kg(三脚+雲台) |
耐荷重 | 6kg |
素材 | アルミニウム |
脚段数 | 4段 |
保証 | 2年(登録で最大10年延長可能) |
価格相場(2025年7月時点):
- Amazon Japan:約 30,000円~40,000円(販売元により変動)
価格は販売店や地域によって異なります。購入前に最新価格を確認し、信頼できる販売店を選ぶことをおすすめします。詳細はManfrotto公式サイトでご確認ください。
MK190XPRO4-3W 開封!
190が到着してすぐ開封。手に持って見て、ようやくホッとしました。これです、これ。重さは400gしか変わりませんが、足の太さも多少細くなり、4段にして格納高も低くなった(74cm → 62cm)せいか、055の3段と比べてずいぶんコンパクトになったような気がします。それでも耐荷重は6kgもあるので文句なしです。見た目もカッコイイし、所有欲を満たしてくれる三脚ですね。
Amazonからはこの箱のまま届きました。
055シリーズよりは細いですが、190シリーズの剛性もかなりのもの。素材はアルミなのでかなりしっかりしてますね。それにしてもかっこいい三脚だな。
身長171cmの僕の場合、足を全部出して雲台の上にカメラをセッティングすると、ちょうど目の前にファインダーがくる高さになります。背伸びせずにファインダーを覗かなくてもいいので、僕にはジャストサイズの三脚でした。
全部の足を広げてセンターポールを水平ポジションに動かせば、こんなローアングルからも撮影可能。
素材がアルミなので、寒い時でも冷たくならないように2本の足にゴムカバーが付いてます。
これは嬉しいですね。数年後に劣化してベトベトにならないことを祈ります。
あと、3ウェイ雲台『MHXPRO-3W』で一番気に入っているのがこれ。
ハンドルを引き出すと伸びるんです。これ地味にいいですよねぇ。一般的な三脚のハンドルって、くるくる回して取り付け・取り外しをするものが多いですが、これがかなり面倒なんですよね。ネジが長いから何回もくるくるしないといけない。マンフロットの雲台なら、そんなくるくるは必要ありません。引いて押すだけ!
実際に使ってみた感想:190シリーズの魅力
実際に使用した感想を以下にまとめます。
身長171cmの私にとって、MK190XPRO4-3Wの最大高(173cm)はファインダーを覗くのにちょうど良い高さでした。脚を最大に伸ばしても背伸びせずに操作できるため、長時間の撮影でも快適です。また、折り畳み長さ62cmとコンパクトで、持ち運びも苦になりません。Manfrotto 055シリーズ(MK055XPRO3-3W)は重量3.5kg、格納高74cmでやや大きく、屋外撮影には不向きでした。190シリーズは、携帯性と実用性のバランスが優れています。
アルミニウム製の脚は細身ながら、6kgの耐荷重をしっかり支えます。2kgぐらいまでのカメラとストロボならブレずに超安定してます。長時間露光や風の強い屋外での撮影でも、振動を最小限に抑え、シャープな写真を撮影できました。
MHXPRO-3W雲台の伸縮ハンドルは、従来のネジ式ハンドルに比べて操作が簡単。引き出して調整し、押し込むだけで固定できるため、素早いセットアップが可能です。フリクションコントロールにより、重い機材でも微調整がスムーズで、初心者でも扱いやすい設計です。
90°センターコラムを水平にすれば、最低高8cmでのローアングル撮影が可能。マクロ撮影や地面に近い構図を試したい場合に重宝します。脚の角度も4段階で調整でき、どんな地形でも安定して設置できます。
脚の一部にゴムカバーが付いており、冬場の冷たさを軽減。以前使用していた安価な三脚ではゴム部分が劣化してベタつく問題がありましたが、Manfrottoのゴムは耐久性が高く、数年後の劣化も気にならない品質です。
FAQ:よくある質問
Q1:MK190XPRO4-3Wは初心者でも使いやすいですか?
A:はい、3ウェイ雲台の直感的な操作性とクイックパワーロックにより、初心者でも簡単に扱えます。説明書もわかりやすく、セットアップは数分で完了します。
Q2:長時間露光に適していますか?
A:耐荷重6kgと高い剛性により、長時間露光やバルブ撮影に最適。風の強い環境でも安定感があります。
Q3:カーボンファイバー製とアルミニウム製、どちらを選ぶべき?
A:予算と携帯性を重視するならカーボン(MT190CXPRO4)がおすすめ。コストパフォーマンスを求めるならアルミニウム(MK190XPRO4-3W)が適しています。
Q4:保証期間はどのくらいですか?
A:標準2年保証に加え、Manfrotto公式サイトで登録すると最大10年まで延長可能です。
まとめ
Manfrotto MK190XPRO4-3Wは、安定性、汎用性、操作性を求める初心者から中級者に最適な三脚です。長時間露光やローアングル撮影を始めたい方、信頼性の高いブランドを求める方にぴったり。アルミニウム製でコストパフォーマンスも高く、初めての本格三脚としておすすめです。
ただし、頻繁に持ち運ぶ場合はカーボン製のMT190CXPRO4やBefree Advancedも検討する価値があります。購入前に実物を確認し、サイズや重量が自分の撮影スタイルに合うかチェックしましょう。
最新価格や詳細は、Manfrotto公式サイトやAmazonで確認してください。あなたに最適な三脚を見つけて、撮影のクオリティをさらに高めましょう!