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電子書籍はこういうことがあるから完全に信用できないんだよなぁ。
ローソンのAndroid向け電子書籍サービス「エルパカBOOKS」が2014年2月24日にサービス終了となることが発表されてます。
個人的にエルパカは利用していなかったので、痛手はないんですが、その対応が何というか、まぁ、ヒドイですよ。
サービス終了後は、購入済書誌含め、一切のエルパカBOOKSの「電子書籍サービス」をご利用いただけません。(書誌新規購入・再ダウンロード・購入済書誌閲覧含む)
→ エルパカBOOKS(電子書籍)サービス終了のお知らせ | エルパカBOOKS
サービス終了後は購入済みの本でも二度と読めません
サービス終了後は、これまで購入した電子書籍は、もう二度と見ることはできません。
その代わり、ユーザーには購入済みの書籍代金を返金・・・、してくれるわけではなく、Pontaポイントで返金してくれるそうです。
この対応は痛いですねぇ。何万円もかけて蔵書を築いていた方もいらっしゃるでしょうに。
Pontaポイントで返金してくれても、そのポイントを使える電子書籍サービスはないし、ローソンでお買い物することにしか使えません。
こういうことがあると、電子書籍をどんどん買おうという気がなくなってきます。
kindleの場合は?電子書籍はあなたのものではない
紙の本の場合、買ってしまえば所有者の物になり、一生読み続けることができます。しかし、電子書籍の場合はその本を見る権利・サービスを利用する権利があるだけです。
電子書籍はアマゾンのkindleでしか購入していませんが、アマゾンの規約を読んでみると…
Kindleコンテンツのダウンロードまたはアクセスおよび当該料金(適用される税金を含む)の支払いが完了すると、当該コンテンツプロバイダーからお客様に対して、Kindleソフトウェアまたはその他本サービスの一部として許可される形で、Kindleストアより指定された台数の対象デバイス上でのみ、お客様個人の非営利の使用のみのために、該当のKindleコンテンツを閲覧、使用、および表示する非独占的な使用権が付与されます(定額購読コンテンツの場合は、お客様が定額購読プログラムの有効な会員である限り。)。Kindleコンテンツは、コンテンツプロバイダーからお客様にライセンスが提供されるものであり、販売されるものではありません。コンテンツプロバイダーは、Kindleコンテンツにおいてその使用に関してその他の規定を定める場合があります。当該規定も適用されますが、本契約と齟齬がある場合は、本契約が優先するものとします。インタラクティブまたは高画質形式のコンテンツなどの一部のKindleコンテンツは、お使いのKindleソフトウェアではご利用いただけないことがあります。
→ Amazon.co.jp ヘルプ: AMAZON KINDLEストア利用規約
支払いが完了したら、回数の制限なく閲覧・使用・表示することができます。
ただ、ライセンスが提供されるだけで、その電子書籍は販売されるものではなく、あなたのものではありませんよ、ということが書かれています。
電子書籍を利用している人は知っておいた方がよい情報ですね、これは。
個人的にはそんなことを気にせずにバンバン電子書籍を購入していましたが、今後はちょっとポチッとする頻度が減るかも…。
電子書籍のデメリット まとめ
電子書籍には多くの利点がありますが、いくつかのデメリットも存在します。その中でも、今回のエルパカのようなサービス終了に伴う本の利用制限は重要な点です。以下、電子書籍のデメリットとしてサービス終了時の問題についてまとめます。
デジタル権利管理(DRM)の制約
電子書籍は通常、著作権保護のためにデジタル権利管理(DRM)が施されています。これにより、購入者は特定のデバイスやアプリケーションでのみ電子書籍を利用できます。サービス終了後、DRMの制約が解除されないため、購入した本を他のデバイスやアプリで読むことが難しくなります。
サービス終了によるアクセス喪失
電子書籍を提供しているサービスが終了した場合、そのサービスに紐づく本は通常利用できなくなります。これは、例えば電子書籍ストアやプラットフォームが閉鎖されたり、サポートが終了したりする場合に発生します。
データの損失
電子書籍は通常クラウド上に保存されているため、サービス終了によりそれらのデータが失われる可能性があります。ユーザーは自分でバックアップを取ることが難しく、重要なデータが失われる可能性があります。
長期利用への不確実性
長期間にわたり電子書籍を利用する場合、サービス提供者が将来的にどのようになるか不確実性があります。業績不振や競合他社との統合、テクノロジーの進化による旧サービスの廃止などが、利用者にとって予測できない問題を引き起こす可能性があります。
利用するにはサービス自体のバックグラウンド、業績を意識して利用する必要がありそうです。その点、Amazonは大丈夫?そうかな。