ふと立ち寄った書店の写真・カメラコーナーに置いてあったこの『うめめ』。
何気なくパラパラと流し見をしてるうちに、ぷぷっ!と何度も笑ってしまった。
D50を買ってから、私のデジタル一眼レフ生活が始まりました。
デジタルカメラマガジンやアサヒカメラなどの雑誌はよく購入してましたが、写真家の本を買ったのはこれが初めて。
梅 佳代さんの世界観が好き
この写真の撮影者は梅 佳代さん。
この『うめめ』で、第32回木村伊兵衛写真賞を受賞したすごい写真家さんです。テレビや雑誌で見た感じでは、フツーのお姉さんといった感じですが、独特な雰囲気があってすごく好感を持ちました。
『うめめ』を見れば分かりますが、別に特別なシチュエーションの写真ではなく、どこにでもあるような日本の日常生活が梅さんの撮影対象になってて、カメラ初心者の私でも撮れそうなんだけど、あの独特なぷっと笑えるユーモラスな写真はなかなか撮れない。
表紙の写真(どこか一点を見つめたまま倒れて、お菓子がこぼれてる女の子)の写真も好きですが、私がこの『うめめ』の中で一番好きなのが、棒らしきものを持った学校の先生らしい女の人がスキップ?をしながら校舎?に向かってる写真。
あとはね、くたびれた顔をした営業マンの横ででんぐり返ししてる小学生とか、サイン会でひまそうにしてるヒーローとか、頭に相方のヒモがのっかってるワンコとか。
それぞれの写真が、その前後の風景をいろいろと想像させられる面白いものばかり。たまにカニのドアップとかわけわからん写真もあるけどね。
ほんとにどこにでもありそうな風景なんだけど、どこか抜けててほっとして癒されてそんな写真がいっぱいです。
被写界深度の浅い写真を撮って、「おぉー、このボケ足がきれいだぁ!」なんて感動してた時期もありましたが、この『うめめ』を見て本来自分がD50を買った意味を再認識させられました。
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