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iPadと比較したら、FireタブレットのKindleと動画視聴が快適すぎて感動した話
Appleユーザー歴24年ですが、こんな値上げは初めてです。
円安の影響でApple Store価格が大幅に値上がりしたApple製品(アメリカのApple Storeは価格据え置き)。
Macは6月に値上げされ、僕が2021年12月に購入したM1 Max MacBook Pro 14インチだと93,000円も値上がりしてました。この値上げ額にはちょっと衝撃を受けました。
さらに7月1日からiPhoneとiPadにも値上げの波がやってきました。
値上げ後のiPadの価格
2022年7月からの値上げ後の価格がこちら。
日本のApple Storeの価格で、容量が最も小さなモデルの価格です。
機種名 | 値上げ前 | 値上げ後 | 値上げ幅 |
---|---|---|---|
iPad mini | 59,800円 | 72,800円 | 13,000円(22%UP) |
iPad | 39,800円 | 49,800円 | 10,000円(25%UP) |
iPad Air | 74,800円 | 84,800円 | 10,000円(13%UP) |
iPad Pro 11インチ | 94,800円 | 117,800円 | 23,000円(24%UP) |
iPad Pro 12.9インチ | 129,800円 | 159,800円 | 30,000円(23%UP) |
値上げ率が一番高いのが無印iPad(第9世代)。1万円の値上げで39,800円→49,800円になってます。
この値上げ前に、2017年に購入したうちのiPad 第5世代が、ちょうどバッテリー劣化で起動しにくい状態になりました。
バッテリーが劣化したiPadをAppleに送った結果
最終的には11,880円でキレイな中古品に本体ごと交換してもらえたので大満足したんですが、もし修理できないならまたiPadを買い直そうかなと考えてました。
Fireタブレットを買ってみた
Appleで修理したiPadの使用用途としては、小学生の息子がYouTubeやNetflixで動画を見る程度。
たまにApple Storeでゲームをダウンロードして使ってましたが、最近はもうほとんどプレイしてなかったのでiPadに買い換えるのは過剰スペックだと思ってました。
そこで、試しに買ってみたのが『Fire HD 10 Plus タブレット10.1インチHDディスプレイ 64GB スレート』です。
ちょうどiPadの購入を考えてたタイミングに、タイムセールで64GBモデルが6千円ほど安くなってたので思わずポチってしまいました。
Fireタブレットは1TBまでのマイクロSDカードで容量を簡単に増やせるので、32GBモデルでも良いですね。
同梱物は、説明書類(スタートガイド)と、9W電源アダプタ、USB-C(2.0)ケーブル、本体。
ディスプレイは10.1インチで、解像度は1920 x 1200ピクセルの224ppi。
フロントカメラは2メガピクセル。
背面はプラスチック素材です。重さは468gで意外と軽く感じます。
リアカメラも2メガピクセルです。
左から、3.5mmステレオジャック・USB-Cポート・2つのマイク・電源・ボリューム。
サイド側には1TBまでのmicroSDカードに対応したスロットが1つあります。
起動してログインすれば使う準備完了です。
主な特徴は…
- 10.1インチ・1080pフルHD・224ppi解像度の鮮やかなディスプレイ
- 最大12時間の長稼働バッテリー、USB-Cで充電も簡単
- 4GB RAMのオクタコアプロセッサ搭載
- ショッピングをしながらメール確認などの2つのアプリが同時操作可能
- AlexaアプリやZoomでHD解像度の高画質なビデオ通話が可能
- Alexaに話しかけるだけで動画、音楽、Alexa対応家電など簡単操作
- YouTubeやNetflix、DAZNなどの人気のアプリに加えて、映画やドラマ、音楽や電子書籍まで数千万を超える様々なコンテンツも楽しめる
- ワイヤレス充電スタンド(別売)を使えば、タブレットをShowモードで充電しながらAlexaを使ってハンズフリーでタブレットを使用できる
Fire HD 10 Plusの充電
本体を充電する際は付属の充電器を使っても良いんですが、他にもMacBook・iPad・iPhoneなどなど複数の機器を一緒に充電したいのでUGREENの充電器を愛用してます。
開封した時に思わず「小さっ」と言葉が出たほどコンパクトな充電器です。
超コンパクトでPD対応で65Wの高出力『UGREEN GaNX 65W 充電器』。
過去に色々充電器は使ってきましたが、この大きさで最大65W出力でUSB-Cを2ポート、USB-Aを1ポート、合計3ポート使えるので、まとめて充電したい時にも重宝してます。
Fire HD 10 Plusはワイヤレス充電にも対応してますが、専用の充電器がないのでUGREEN充電器で有線充電してます。
バッテリーが少ない時で最大15Wほどで充電できました。付属の純正充電器だと9〜10Wほどなので、約1.5倍早く充電が可能です。
あと、上記写真のスタンドはUGREENのタブレットスタンド。こちらも使い勝手が良くて気に入ってるので、また別途レビューします。
Fire HD 10 Plusのダメなとこ4点
開封当初から動作もサクサクで快適に使ってたんですが、数日使ってみてダメなところが見えてきました。
全部で4点あります。
まず1点目。
iPadとは違って生体認証がないので、スリープから解除するには電源ボタンを押す必要があります。
iPadには指紋認証があるのでボタンに指を上げるだけでホーム画面が表示されますが、Fireタブレットの場合は、電源ボタンを押す必要があります。
iPadで生体認証に慣れまくってるので、使用から1ヶ月ほど経過しますがまだ慣れません。
2点目は、背面に皮脂が付きやすいこと。
クリーニングクロスとか湿ったタオルとかで拭いても、iPadのようにアルミ素材じゃないので汚れが取れにくいです。
背面がプラスチックなのでiPadより多少手荒に扱える反面、背面の汚れは落ちにくいです。
3点目は、スピーカーの最小ボリュームが大きいこと。
音量を一番小さくしてもちょっと大きいと感じたので、スピーカーの穴をパーマセルテープで塞いで使ってます。
4点目は、カメラの画質があまり良くないこと。
カメラは2メガピクセル(200万画素)。iPadが8メガピクセル(800万画素)なので、ここは大きく見劣るポイントです。
FireタブレットとiPadの比較
Fire HD 10 Plusと無印iPad 第9世代、それぞれの価格とディスプレイなどの外観の比較はこちらの表にまとめました。
サイズ感はだいたい同じですが、価格とカメラのスペックが大幅に違います。
項目 | fireHD10P | iPad |
---|---|---|
価格 | 18,980円 たまに値引きあり |
49,800円 ほぼ値引きなし |
ディスプレイ | 10.1インチ 1920 x 1200 224ppi |
10.2インチ 2160 x 1620 264ppi Retina |
容量 | 32GB | 64GB |
背面カメラ | 2MP | 8MP広角 |
サイズ | 247 x 166 x 9.2mm | 250.6 x 174.1 x 7.5mm |
質量(重さ) | 468g | 487g(Wi-Fi) 498g(Wi-Fi+Cellular) |
コスパや画面サイズなどの比較表はこちら。
項目 | fireHD10P | iPad |
---|---|---|
コスパ | ○ 32GBなら1万円台 |
× 円安でより高額に |
質感 | × 全体的に安っぽい |
○ アルミニウム製で 質感良し |
ボタン | × 押しにくい |
○ しっかりしてる |
画面サイズ | 互角 | |
解像度 | iPadがちょっと上だがほぼ互角 | |
スピーカー | iPadがちょっと上だがほぼ互角 | |
容量 | ○ マイクロSD対応 |
× 拡張性なし |
セキュリティ | × 生体認証なし |
○ 指紋認証あり |
アプリ | × まだまだ少ない |
○ 優れたものが豊富 |
パフォーマンス | × Amazonコンテンツを 楽しむためのもの |
○ やれることが多い |
モバイル利用 | × Wi-Fiのみ |
○ セルラーあり |
音声アシスタント | ○ Showモードが使える |
× 毎回呼び出さないと 使えない |
無印iPad 第9世代が手元になかったので、iPad 第5世代と大きさを比較してみました。
iPad 第9世代は第5世代と比べて、高さが1cm、幅が0.5cmほど大きくなり、ディスプレイも9.7→10.2インチと大きくなってますので、その点をご理解の上ご覧ください。
価格が倍以上違うので当然ですが、全体的な質感やボタンの押しやすさはiPadが上です。
左が「Fire HD 10 Plus」で、右が「iPad 第5世代」です。Fireタブレットの方が全体的にワイド(細長)です。
Kindleで本を閲覧してる時の比較。
縦横比がFireの方がワイドなので上下がちょっと余ってます。ただ、見え方にはほぼ違いはありません。
解像度もほんのちょっとiPadの方が上ですが、目で見てる感じはほぼ同じぐらいの美しさです。
拡大しても共に見え方はほとんど変わらず。
FireタブレットはFire HD 8から上位モデルはShowモードに対応してます。
Alexaをオンにした状態で、ホーム画面で上から下にスワイプして表示される画面で「Showモード」に切り替えると、ホーム画面に好きな情報を表示させることができるようになります。
Showモードではお天気やニュースなども表示可能です。
横画面限定ですが、普段は真っ暗な画面もShowモードで活かすことができます。
Fireタブレット感想まとめ
YouTubeに動画レビューを公開してます。
サクサクと滑らかに動作する様子も良く分かります。合わせてご覧ください。
▼ Fireタブレット購入前に知っておきたい、Fire HD 10 Plus vs iPad 第9世代の比較をチェック
Fireタブレット感想まとめ
主にKindleやdマガジンなどで本や雑誌を読むように使ってますが、これが実に快適!
UGREENのスタンドの使い勝手が良いこともありますが、そもそものFireタブレットの動作がとても軽いです。
ページ送りもサクサクでiPadと比べても見劣りしません。というかほとんど同じような感覚で使えてます。
Amazonプライムビデオはもちろん、NetflixやYouTubeのアプリもアプリストアからダウンロードして使えるので、動画視聴も実に快適です。音質も気になることもなく良い感じ。
これで無印iPadの半額以下というハイコストパフォーマンス!
iPadをKindleなどの電子書籍や動画視聴だけで使ってるなら、もうFireタブレットで十分ですよ。
間違いなく「買い!」なタブレットです。もっと早く買っておけば良かった。