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2017年3月に購入したiPad(第5世代)を、小学生の息子がYouTubeやNetflix、ゲームアプリなどで使用していました。
しかし、5年も経過するとバッテリーの減りが異常に早くなり、100%の状態でも1〜2時間で0%になることが頻発。50%以下の状態では、突然画面が真っ暗になり、バッテリーが0%になる現象も見られました。
モバイルバッテリーを常時接続して使用していましたが、ついにはそれでも起動しにくくなってしまいました。iPadOS 16.2ではバッテリーの最大容量を確認できないため、突然使えなくなる前にバッテリー交換を検討しました。
購入から5年経過したiPad 第5世代の症状
新品購入から5年経過した傷だらけのiPad。
背面もご覧の通り至る所に小さな傷がたくさん。
Appleのロゴにもたくさんの傷が…。全体的にかなり傷はあるものの、動作スピードは問題なし。最新のiPadOS 15.5にも対応してます。
問題はバッテリーの劣化具合。100%の状態で1〜2時間ほど使うとバッテリーが0%になったり、50%以下の状態で使ってたら急に画面が真っ暗になってバッテリーが0になる、という症状が頻発するように…。
だったらモバイルバッテリー繋げておけば大丈夫だろうと、ここ数ヶ月は常にモバイルバッテリーを接続して使ってたんですが、ついにモバイルバッテリーを接続してる状態でも起動しにくくなってしまいました。色々調べてみると、内蔵バッテリーがダメ(最大容量が0%)になったらモバイルバッテリーを繋いでる状態でも起動もしなくなるので使えなくなってしまうようです。
iPhoneでは設定でバッテリーの最大容量をチェックできますが、iPad(iPadOS 16.2)では最大容量がチェックできません。
なので、このままじゃいつ最大容量が0%になるかも分からないので、まずはiPadのバッテリー交換費用を調べてみることにしました。
iPadのバッテリー交換費用はAppleが最安
iPadのバッテリー交換費用を調べた結果は以下の通りです(修理に出した2022年6月の価格です)。
- 町の修理店:14,000〜45,000円程度(モデルによって異なる)
- Apple(保証あり):0円
- Apple(保証対象外):11,880円(税込)
※最新の料金はAppleの公式サイトでご確認ください。
町の修理店では、古いモデルは安く、新しいモデルは高くなる傾向があります。一方、Appleではバッテリーに問題があり、Apple製品限定保証またはAppleCare+の保証対象である場合は無料で交換可能です。通常使用によるバッテリーの劣化は保証対象外となり、全モデル共通で11,880円(税込)で交換してくれます。したがって、iPadのバッテリー交換はAppleが最も安価です。
Apple正規サービスプロバイダー キタムラの料金に注意
Appleの配送修理でバッテリー交換することも考えましたが、配送だと1週間以上はiPadが使えなくなるので、出来れば対面修理が良い。とはいえ、私が住んでる熊本県にはApple Storeがありません。
なので、Apple正規サービスプロバイダーであるカメラのキタムラさんに持っていくことにしました。
事前にAppleのサイトで予約します。予約の時間に店舗に行くと、特に混んだ様子もなく1人のお客さんがカウンターにひとり。店員さんにiPadのバッテリー修理で来たことを伝えて名前を言うと、ささっとiPadの状態を調べてくれました。検査は無料でしてくれました。
その結果、最大容量がなんと9%まで劣化してました!そこでそのままバッテリー交換をお願いしようとしたら、アップルの料金に3千円上乗せされる、ということが判明。11,880円だと思ってたのが14,880円になりました。カメラのキタムラなどのApple正規サービスプロバイダーだと手数料が上乗せされるようです。
仕事で使うiPadで急ぐ場合だったらそのままお願いしてましたが、今回は特に急ぐ予定もなかったので、Appleの配送修理でお願いすることにしました。カメラのキタムラの店員さん、ありがとうございました。
Appleの配送修理の流れと結果
キタムラを出てすぐ、駐車場に停めてた車の中でAppleに配送修理を依頼。
価格は予定通り11,880円(Appleに到着後、内容によっては変動することもあり)。発送する前にやることが書かれてますので、それをしっかり守ります。「iPadを探す」はオフに。
送る前にデータのバックアップをすませてデータを消去しておきます。あとは、配送業者さんが予定した日時に自宅まで取りに来てくれます。特に梱包する必要もありません。本体のみを渡すだけなのでとっても簡単でした。
Appleに送ったiPadの修理状況はアップルのサイトで確認できます。熊本県在住の私の場合、送ってから4日後の午前8:52に到着。それから約2時間後。私のiPadは交換されることになりました。

- 午前08:52 お客様の製品が到着しました。
- 午前10:45 修理が完了しました。
- 午前10:45 お客様の製品を交換いたします。
修理時間が約2時間と短いので、おそらくバッテリーをチェックして、これなら本体交換が早いと判断されたんでしょうか?
ともかく、うちのiPadは交換機が送られてくることになりました。Appleのサイトを確認すると「お申し込み後の流れについて」のところに、
Apple が修理・交換サービスの一環として提供する交換機には、新品または使用済みの (Apple の機能要件を満たし、検査に合格した) Apple 純正部品が含まれている場合があります。
→ iPad の修理 – Apple サポート 公式サイト (日本)
とあります。さて、私のiPadの交換機は「新品」か「使用済み(整備済み)」か…。
2日後に自宅に届きました!
小ぶりのパッケージです。
開封と詳細は動画レビューにしてYouTubeにアップしてます。合わせてどうぞ。
届いた交換機のiPadの背面。とてもキレイです!
背面もとてもキレイで新品かなと思ったんですが…
背面のカメラ付近に小さな傷が3つほどありました。というわけで、うちの交換機は「使用済み(整備済み)」でした。
まとめ:バッテリー交換でiPadが蘇る

5年前に購入したiPadが、バッテリーだけでなく、外装も綺麗になり、使用済み(整備済み)品ではありましたが、ほぼ新品のような状態で戻ってきました。満足度は非常に高く、買い替えを検討していたものの、コストを抑えて新しいiPadを手に入れたような気分です。
iPadのバッテリーが劣化して買い替えを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、今回のように交換機が送られてくる場合もありますが、状態によってはバッテリー交換のみとなることもありますので、事前にご了承ください。
修理前にはデータのバックアップをお忘れなく。バッテリーの最大容量は確認できませんが、1日3時間ほど使用しても5日間は充電せずに済んでいます。息子も喜んでおり、バッテリー交換をして本当に良かったと感じています。