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Macで長いこと多ボタンマウス使うなら買って損なし!
これまでたくさんのマウスをMacで使ってきましたが、ステアーマウスのおかげですごく快適に使えてます。
6つボタンでも11ボタンでも、スクロールだろうがトラックボールだろうが、対応機種が豊富なのでカスタマイズできなかったことはありません。
というわけで、先日久しぶりに買い替えた3千円で買えるロジクールG304の設定方法を公開します。
ロジクールのG HUBというアプリをG504WLで使ってみて、動作が不安定で使う気にもならなくなってたので、今回は最初からステアーマウスで設定しました。
ステアーマウスに興味を持った方や、すでに使ってる方にも参考になれば幸いです。
ステアーマウスは有料のMac用ユーティリティソフト
ステアーマウスは、Mac用マウスのボタン・ホイール・カーソルスピードを自由にカスタマイズするユーティリティです。
無料ではなく有料で、価格はステアーマウス5が1,980円。ステアーマウス5へのアップグレード版は1,280円です。30日間、無料で試すこともできます。
サブスクリプションじゃなくてライセンス購入なので期限なく使用できます。
インストールするとMacのシステム環境設定に追加されます。
赤丸部分にステアーマウスが追加されてます。
対応してるマウスも豊富で、MX Master 3・MX Vertical・G502 HERO・M575などのロジクール勢はもちろん、エレコム・マイクロソフト・ケンジントンなど各メーカーの代表的なマウスやトラックボールでも使えます。
今まで使ってたマウス・トラックボールがこちら。左から、MX Master 2S、M570、MX ERGO、G504WL、G304。
MX Master 2Sだけはロジクールオプションズというロジクールのアプリで設定してましたが、それ以外は全てステアーマウスのお世話になってます。
G304のステアーマウス設定
先日購入したG304のステアーマウス設定を公開します。
タブを切り替えて、ボタン・ホイール・組み合わせ・カーソル・デバイス・ライセンスとサポートの設定が可能です。
まずは「ボタン」から。
ここは特に変更はなくてデフォルトのままです。ボタンの数は16個まで設定することができます。
右のマウスのイラストの上にマウスカーソルをのせてマウスのボタンを押すと、対応してるボタンがハイライトされるので分かりやすいです。
G304は6ボタンですが、スクロールホイールの手前についてるボタンは感度DPIの変更です。このボタンは、ステアーマウスでは割り当てできませんでした。今回は、それ以外の5つのボタンを設定します。
ちなみに、DPIボタンはデフォルトの状態で使ってます。
DPIの数値は、G HUBアプリを開いてみるとデフォルトで4パターン設定されてました。400・800・1600・3200です。
G HUBでここを変更したとしても、G HUBを終了させるとこの4つのDPIに戻ります。G HUBを常に起動させておくと不安定になるのでここは変更せず、DPI800の状態にして下記カーソル設定で使ってます。
「ホイール」では、上下回転の加速度と感度、カーソルの方向や加速モードや定速モードなど、細かな設定が可能です。
スクロールホイールはそのまま上下回転の「加速モード」で、加速度を0.5、感度を+0.5に設定してます。
トラックボールを使ってた時は定速モードでスクロールホイールのラチェットで1コリで1行移動するように設定してましたが、G304はマウスなので加速モードの方が個人的に使いやすいです。
「組み合わせ」では、ボタンやホイールを好きな組み合わせにてして好きな動作を割り当てることができます。
僕の場合は、デスクトップを4つアプリに割り当てて使ってるので、左右のボタンとスクロールホイールの上下回転で左右の操作スペースに移動するように設定してます。
右ボタン(右クリック)を押しならがホイールを上に回すと右の操作スペースに移動、下に回すと左の操作スペースに移動。
左ボタン(左クリック)にも同じ機能を割り当ててるのは、開いてるウィンドウやフォルダを左右の操作スペースに移動させるためのものです。普通なら、開いてるフォルダやアプリのウィンドウの上部分をドラッグして画面の左右の端に持っていけば移動できるんですが、うちの場合は外部ディスプレイを接続してるのでこれが使えないんですよね。
なので、左ボタンにも同じ機能を割り当てることで、外部ディスプレイを接続しててもウィンドウやフォルダを左右の操作画面に移動できるようにしてます。
ステアーマウスではこのように「組み合わせ」タブを使いこなせればかなりカスタマイズの幅が広がります。
「カーソル」では、マウスカーソルの加速度と感度を設定できます。
「加速度」はシステム環境設定のマウス・トラックパッドにある「軌跡の速さ」と同じです。値を大きくするとさっとマウスを動かしただけでカーソルが大きく動かせます。
「感度」はマウスを1インチ動かした時に進むカーソルの距離です。感度はシステム環境設定では調整ができないので、よりマウスの動きを細かく設定したい方には重宝する機能ですね。
加速度と感度を無効にすることも可能です。
現状、加速度を5、感度を1820に設定してますが、ここはまだ確定してないのでその都度気になった時に変更するようにしてます。
「自動移動」も可能です。これを設定しておくと、ダイアログが表示された時にデフォルトボタンやキャンセルボタンなど設定してたボタンにスッとカーソルが自動移動してくれます。マウスでダイアログのボタンを押すことが多い人は設定しておくとラクですね。
「デバイス」では、接続しているマウス・トラックボールのボタン数や横スクロールのありなしを設定します。
ここは特にいじることはありませんが、設定できないボタンやマウスが表示されてる場合は、表示される項目を調整して関係ないボタンを非表示にすることもできます。
「ライセンスとサポート」では、サポートへの問い合わせ・アップデートを確認・ライセンスの購入または入力・アンインストール、を行います。
そのほか、アプリケーションごとに機能を割り当てることもできます。
左上「デフォルト」と書かれたプルダウンの右側にある「編集」ボタンをクリックすると、アプリケーションを追加することが可能です。
アプリケーションを追加したら…
あとはアプリ毎に好きな機能をボタンに割り当てるだけです。
まとめ
現在、G304に割り当てているステアーマウスの設定を一通り紹介してみました。
ボタンの割り当てはもちろん、ホイールとカーソルの動きをここまで細かく設定できるのはステアーマウスしかないんじゃないですかね。
あと、「組み合わせ」の使い勝手も良くて、6ボタンマウスでもボタンの組み合わせを調整すれば、6つ以上の機能を新たに設定することもできます。
気になった方はまず30日間、無料で使えますのでぜひ使ってみてください。
Macで多ボタンマウスを使いこなすなら必須のユーティリティですよ。
→ ステアーマウス公式サイト