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BenQ ScreenBar Halo 2は、モニターの上に取り付ける照明の最新モデルで、同シリーズの前モデルであるScreenBar Haloをさらに進化させた製品です。これまでHaloを含め、歴代のScreenBarシリーズは全部使ってきてますが、Halo 2の進化はこれまでで最もインパクトが大きかったです。特にリモコン(コントローラー)のデザイン・質感・使い勝手が素晴らしい。
このレビューでは、その特徴、前モデルとの比較、進化ポイント、そしてなぜ私のデスク環境に欠かせない存在になったのかを詳しく解説します。
モニターライトの必要性

モニターライトは、デスクでの長時間作業において目の疲れを軽減し、作業環境を整えるために重要なツールです。特に私のようなブロガー&カメラマン&動画編集者にとって、光の質は作業の精度に直結します。写真や動画の編集では、正確な色再現が求められるため、照明の色温度や演色性が非常に重要です。特に、YouTubeの動画撮影ではデスクの上で撮影することが「いつもの場所」になっており、今回のHalo2ではリモコンで色温度を数値で設定できるようになったので、カメラや他の照明と色温度を合わせるのが格段に簡単になりました。この点で他社の模倣品を圧倒しており、Halo 2はさらにモニターライト業界でトップの地位をキープしてる印象を受けました。
BenQ ScreenBar Halo 2の特徴





Halo 2の設置は非常に簡単です。モニターの上部にクランプで固定するだけで、特別な工具は不要です。クランプは柔らかい素材でできており、モニターを傷つける心配がありません。対応するモニターの厚さは0.43cm~6cmと幅広く、薄いモニターから分厚いモニターまでしっかり固定できます。前モデルのHaloでは、クランプがやや簡素で重りを下げる方式でしたが、Halo 2ではより洗練された軽量グリップ式に進化し、安定性が向上しています。




Halo 2の最大の進化ポイントの一つが、新しくなったリモコンです。前モデルと同じデザインを継承しつつ、以下の点で大幅に改良されています。
- ディスプレイ搭載:リモコンに小さなディスプレイが追加され、現在の色温度(ケルビン単位)と明るさ(1%刻みで0~100%)が確認できるようになりました。特に色温度を数値で把握できるのは、動画撮影や写真編集で非常に便利です。例えば、基準となる5000Kに正確に設定できるため、色の再現性が向上します。
- 高級感と操作性:リモコンの質感が大幅に向上し、ダイヤルの動きが非常に滑らかです。触っていて心地よい高級感があり、操作がストレスフリーです。
- 充電式に変更:前モデルでは単4電池3本が必要でしたが、Halo 2ではUSB-C端子で充電可能なリチウム電池を採用。電池の買い替えが不要になり、使用から2週間程度経過してますがまだ使えてます。バッテリー持ちに問題はありません。
- お気に入りモード:好きな色温度と明るさを登録できる機能は引き続き搭載。3秒長押しで設定を保存でき、作業環境や雰囲気に応じたプリセットをすぐに呼び出せます。
Haloシリーズでは初めて搭載された人感センサーは、シリーズ最大の目玉機能です。BenQのScreenBar Proで導入されたこの機能をHaloシリーズに初搭載。センサーをオンにしておけば、デスクに近づくと自動で点灯し、離れると設定した時間(3分、5分、10分、15分)後に自動消灯します。この機能は本当に便利で、電源のオンオフを意識する必要がなくなり、消し忘れも防止できます。

Halo 2の光は、BenQ独自のAsym-Light技術により、モニター画面や目に直接光が入らない非対称設計を採用。フロントアイとの光は画面に映り込むことがなく、目の疲れを軽減します。前モデルに比べて、フロントライトとバックライトの照射範囲も大幅に拡大。特にバックライトは、独自の3ゾーン型バックライト設計により、光をムラなく均一に照射。従来モデルよりも423%広範囲に光が届きます。これにより、モニター背面の明るさを適切に整えることで快適な環境を作ってくれます。バックライトが光ることによりフロントライトだけの場合よりも画面と背面のコントラストが減り、目の疲れがさらに軽減されます。

私のデスクの場合、背面に棚があるため間接照明としては限定的ですが、ディスプレイ背面のケーブル整理や掃除時に見やすくなり、意外な利点を感じました。

- 明るさの調整:明るさを1%刻みで0~100%まで調整可能。最低輝度が非常に低く設定できるため、作業しない時に1%程度のほのかな明るさで間接照明のように使うと、部屋の雰囲気がとても良くなります。
- 色温度の調整:2700K~6500Kまで、25K刻みで細かく調整可能。数値で確認できるため、5000Kや4000Kといった基準値に正確に合わせられます。
- フロント・バックライトの独立性:前モデルでは、フロントとバックライトを同時点灯すると輝度が影響し合いましたが、Halo 2ではそれぞれ独立して制御可能。どちらを点灯しても輝度が安定し、使い勝手が向上しています。
前モデル(ScreenBar Halo)とのスペック比較
項目 | ScreenBar Halo | ScreenBar Halo 2 |
---|---|---|
クランプ方式 | 重り式クランプ | 柔軟グリップ式クランプ(0.43~6cm対応) |
リモコン | 単4電池3本 | USB-C充電式、ディスプレイ搭載 |
色温度 | 2700K~6500K | 2700K~6500K(25K刻み、数値表示) |
明るさ調整 | 10段階程度 | 1%刻み(0~100%) |
人感センサー | なし | 搭載(3/5/10/15分設定可能) |
照射範囲 | 63cm x 40cm(500Lux) | 85cm x 50cm(500Lux) |
演色性 | Ra95以上 | Ra95以上 |
ウェブカメラアタッチメント | 別売り | 標準付属 |
電源 | USB(5V/1.3A、6.5W) | USB-C(5V/3A、15W) |
進化ポイントまとめ
- 人感センサー:自動点灯・消灯で操作が不要になり、利便性が劇的に向上。
- リモコンの進化:ディスプレイ搭載で色温度と明るさを数値で確認可能。充電式になり、質感と操作性も向上。
- 照射範囲の拡大:フロント・バックライトの照射範囲が広がり、デスク全体を均一に照らす。
- 最低輝度の改善:1%まで下げられる低輝度設定で、間接照明としての利用が快適に。
- フロント・バックライトの独立制御:輝度の干渉がなくなり、自由度が向上。
- ウェブカメラアタッチメント付属:標準で付属し、設置が簡単かつスタイリッシュ。
個人的に良かった点
- リモコンの使いやすさ:高級感のある質感と滑らかなダイヤル操作が快適。ディスプレイで色温度や明るさを確認できるのは、動画撮影時の色管理に非常に役立つ。
- 1%刻みの明るさ調整:最低輝度が低く、夜間の間接照明としてほのかな光が雰囲気を演出。作業時以外でも活用できる。
- 人感センサー:電源のオンオフが自動で、消し忘れのストレスが皆無。デスク作業の効率が上がる。
- バックライトの意外な利点:間接照明としては限定的だったが、モニター背面のケーブル整理や掃除時に明るさが役立つ。
- 不満点はなし:BenQのScreenBarシリーズは他社の模倣品を圧倒。デスク環境に欠かせない存在。
どこで買える?
BenQ ScreenBar Halo 2は、以下のオンラインストアで購入可能です(2025年6月時点の情報):
- Amazon.co.jp:26,900円(→ 最新価格はこちら)
- 楽天市場(BenQ公式店):26,900円(→ 最新価格はこちら)
価格は変動する可能性があります。また、オンラインストアによって付与されるポイントに違いがありますので、購入前に価格と獲得ポイントを確認してください。また、BenQ公式サイトでも購入可能です。
まとめ
BenQ ScreenBar Halo 2は、モニターライトの完成形ともいえる製品です。人感センサー、進化したリモコン、広範囲の照射、細かな調整が可能な光の自由度、そして高い演色性。どれを取っても、カメラマンや動画編集者、デスクワーカーにとって理想的な照明環境を提供してくれます。他社の模倣品も多く出回っていますが、BenQの品質には敵いません。長時間の作業で目の疲れを軽減し、正確な色再現を求めるなら、Halo 2は間違いなく「買い」です。
最終評価:★★★★★
「BenQ ScreenBar Halo2 は過去最高レベルの進化っぷり!これ買っておけば間違いないよ!」
