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iMac付属の標準キーボードを使うのをやめてから1年と9ヶ月。
最初はREALFORCEに始まり、現在はHHKB Professional2とHHKB Professional BTの2台を使い分けるようになりました。
REALFORCEやHHKBのキーボードを使うようになって打鍵感は最高になったんですが、高さがあるので手首が疲れるようになりました。
そこで使いはじめたのが木製のパームレスト。
既製品を買おうかなとも思ったんですが、どうも気に入ったものがなかったのでまずは自分で自作してみました。
これまでの自作パームレストの記事一覧
自作パームレストに関しては、これまでたくさんの記事にしてるので気になる方はこちらからどうぞ。
まずはここから。
木製パームレスト自作!341円でキレイにできた。キーボードが高くて手首が痛いとお悩みの方におすすめ。
無塗装で使うと変色して汚れるので、自分で塗装することに。
オイルステインとニスでSPF材を塗装した結果。難しすぎー。初心者には手を出さない方がいいレベル。
ところがこれが大失敗。素人の僕にはニス塗装はレベルが高すぎでした。
そこで、次に試したのがワックス仕上げ。
無垢材の塗装仕上げ、素人にはワックス仕上げが超ラク!手に触れる箇所には蜜蝋ワックスが最適。
これが大正解!無垢材の質感と肌触りはそのままに、木材を保護して汚れや水分から守ってくれます。
ただ、このまま使うと机の上に置いた時に滑るので、滑り止めシールを貼りました。
パームレストとキーボードがピタッと止まった!「はがせる滑り止めシール」でHHKBの高さも調整
これでもう完璧!だったんですが、メインで使ってるキーボードが2台になった(HHKB Professional2とHHKB Professional BT)ので、木製パームレストも2つ必要になりました。自宅用と持ち出し用ですね。
今度はウォールナットでサイズもミリ単位でカスタム!
自作パームレストの素材は、1回目はSPF材で、2回目がホワイトアッシュでした。
ともに白っぽい木材だったので、今度は自宅の建具がダーク系ということもあり、それに合わせてウォールナット材で作りたい!と思ってました。
ところが、近所のホームセンターにはウォールナットの板や角材が売ってない。
というわけで、壁一面の棚&作業台を作った時にもお世話になった、マルトクショップさんでネット注文しました。
マルトクショップさんに注文した内容は以下の通り。
- ウォールナット 無垢材フリーカット
- 寸法:292 × 80 × 18 mm
- 上面と下面の前後に3R(半径3mmの丸み)
- 全面糸面仕上げ&磨き
商品価格は1,970円、送料は1,080円で、合計3,050円でした。
上記サイズに近い『FILCOのウッドーパームレスト Sサイズ』がAmazonで約3,500円で販売されてます。自分で最終磨きしたりワックス仕上げしたりする手間を考えると、コストは同じくらいですかね。
ただ、自分の好きな素材とサイズで完全オリジナルのパームレストが手に入るので、満足感は桁違いですよ。
届いたパームレストを磨き&ワックスで最終仕上げ
マルトクショップさんもお忙しいようで、注文から約20日で届きました。
こんな小さな板ですが、キレイに梱包されてました。磨いた時の微細なクズが付いてます。
400番の紙やすりがなかったので、1000番の耐水ペーパーで最終仕上げしました。
ワックスを塗布する前に、ブラシで木くずを取り除いておきます。専用のブラシがないので、僕はいつも靴用のごみ取りブラシを使ってます。
いつもの未晒し蜜ロウワックスで仕上げをします。
蜜ろうワックスを塗布すると、ウォールナットの無垢材の色が濃くなります。
ウォールナットの無垢材らしい、濃くて落ち着いた渋い色になりました!
半径3mmの丸みがキレイな断面。このキレイな丸みはプロじゃないと出せません。いい感じ!
半日〜1日、陰干しすれば完成です。
ウォールナット無垢材の完全オリジナルのパームレスト!
普段使ってるホワイトアッシュの無垢材で作ったパームレスト。
毎日手を置いているので、若干色が濃くなってきました。この色の変化が楽しい!
ホワイトアッシュのパームレストは、長さと幅は自分の好きなサイズにカットできたんですが、厚みだけはどうにもできず(ホームセンターには厚さ20mmのホワイトアッシュしか売ってなかった)。
今回購入したウォールナットの無垢材は、厚みも指定できたのでHHKBの高さにぴったり合う18mmにしました!
長さと幅はほぼ同じ。HHKBにぴったりでした!
しばらく使ってみましたが、手首も疲れないし文句のつけようのない使いやすさ。
ホワイトアッシュのパームレストもお気に入りですが、このウォールナットの色も大好きになりました。
まだ使い始めなので、いつも左の掌が当たる部分のワックスが取れてきます。蜜ろうワックスはウレタンニスなど通常の保護塗料よりは弱いので仕方がありません。その分、経年劣化が楽しめます。ワックスが取れたらまた塗り込み、色がどんどん変化していくのがとても楽しみ!
キーボードを使ってて手首が疲れるって方、ぜひ参考にしてみてください。