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2025年6月12日に発表されたFUJIFILM X-E5は、クラシックなレンジファインダースタイルと最新技術を融合させたミラーレスカメラとして注目を集めています。40.2MPセンサー、ボディ内手ブレ補正(IBIS)、新しいフィルムシミュレーションダイヤルが特徴です。この記事では、日本と海外でのレビューや、特に価格に関する反応を詳細にまとめました。多くのユーザーが価格を高く感じている点に焦点を当てます。なお、2025年6月14日時点で日本での価格はFUJIFILMから正式に公表されておらず、リーク情報に基づく推定価格(消費税10%込み)を記載します。
X-E5の主な仕様
FUJIFILM X-E5の主な仕様は以下の通り。
- センサー: 4020万画素 APS-C X-Trans CMOS 5 HR
- 画像処理エンジン: X-Processor 5
- 手ブレ補正: 5軸IBIS(中央最大7段、周辺6段)
- ビューファインダー: 236万ドットの電子ビューファインダー(EVF)、新「クラシック」表示モード搭載
- ディスプレイ: 3インチ可動式タッチスクリーン
- 動画: 6.2K/30p録画対応
- デザイン: アルミ削り出しのトッププレート、触感的なアナログコントロール、新フィルムシミュレーションダイヤル
- 発売日: 2025年8月
ただし、液晶ディスプレイに関しては「3.0インチ 約104万ドット」で、X-E4の「3.0インチ 約162万ドット」よりもスペックダウンしています。
日本での予想価格と反応
日本ではX-E5の価格は2025年6月14日時点でFUJIFILMから正式に発表されていません。リーク情報や市場予想(Kakaku.com、Fuji Rumorsなど)によると、以下の税抜価格が推測されており、消費税10%を加えた税込価格は以下の通りです。
構成 | 価格(税込) |
---|---|
ボディ単体 | 約246,400円 |
XF23mmF2.8 R WRレンズキット | 約281,600円 |
これらの価格は、税抜でボディ単体約224,000円、レンズキット約256,000円に基づく推定であり、公式価格ではありません(Kakaku.com)。日本国内の反応は賛否両論で、特に推定税込価格の高さに多くのユーザーが懸念を示しています。「価格がもう少し安ければ理想的だった」「価格が予想より高い」「価格は25万円前後になりそう」など、X-E4(発売時約85,000円)からの大幅な値上がりに、IBISや新機能が高評価でも購入意欲を抑える声が多いです。
海外での価格と反応
海外でのX-E5の価格は以下の通りで、米国では公式に発表されています。
地域 | ボディ単体 | レンズキット |
---|---|---|
米国 | $1,699 | $1,899 |
英国 | £1,299 | £1,549 |
カナダ | CAD $2,000 | CAD $2,299 |
米国では、ボディ単体価格がX-T50($1,399)より300ドル高いことが議論の中心です。Digital Photography Reviewは、X-E5がX100VIの交換レンズ版として魅力的だが、米国での価格プレミアムが疑問だと指摘(DPReview)。英国ではX-T50と同等の£1,299、カナダでは5%高いCAD $2,000と、地域による価格差が明確です。X上では、@SidneyDiongzonが米国価格$1,699を明記し、IBISや40.2MPセンサーに興奮を示す一方、価格の高さに言及(X投稿)。価格の高さは、特に米国で購入をためらう要因となっています。
レビューと評価
- Digital Photography Review(DPReview): X-E5を「X100VIの交換レンズ版」と表現し、デザインと機能を高く評価。ただし、米国での価格高騰が課題。
- PetaPixel: 「X100VIよりも優れているかもしれない」と述べ、初心者向けから脱却した高性能カメラとして絶賛。レンズキットの1,899ドルは高いが機能に見合うとの意見。
- Amateur Photographer: X-E4の批判(グリップの欠如や簡素なデザイン)を解消し、X100VIの魅力を交換レンズで拡張。
- T3: コンパクトさと高性能を両立し、X100VIの代替として最適。
- 価格.comマガジン: IBISや新レンズを高評価。推定価格は高いが機能に見合うと一部で結論。
- デジカメinfo: 税抜価格224,000円を推定し、EVFの新機能やチルトモニターを好意的に評価。
X上では、国内外でX-E5のデザインと機能に対する興奮が目立ちます。日本の@24dakunは、X-E5を「レンズ交換式X100VI」と表現し、推定価格に驚きを示し、@hama090は「22万円は高すぎる」と投稿(X投稿)。米国では、@SidneyDiongzonが価格の高さを指摘しつつIBISに魅力を感じると投稿。価格に対する懸念は、日本と米国で特に顕著です。
前モデルX-E4との比較
X-E5は、2021年に発売されたX-E4の後継機です。X-E4は、グリップの欠如や簡素なデザインが批判されましたが、X-E5は以下の点で改良・改悪されています。
- ボディ内手ブレ補正: X-E4にはなかったIBISを搭載。
- エルゴノミクス: グリップの改良と操作性の向上。
- フィルムシミュレーションダイヤル: 新しいダイヤルで直感的な操作を実現。
- ディスプレイ(改悪): X-E4の162万ドットに対し、X-E5は104万ドットに低下。
X100VIとの比較では、X-E5は交換レンズの柔軟性を提供しつつ、X100VIのクラシックなデザインとコンパクトさを継承。しかし、推定価格の高さが、X100VIやX-T50と比較して購入の障壁となっています。
日本価格発表前の感想動画
まとめ
FUJIFILM X-E5は、そのデザイン、機能、パフォーマンスで高い評価を受けていますが、価格に関しては懸念が大きいです。日本では正式価格が未公表で、推定税込価格(246,400円~281,600円)が高額と感じられ、米国でも1,699ドル~1,899ドルの価格が議論の的です。IBISや新機能は魅力的ですが、全体的に価格が高めと感じるユーザーが多いようです。購入を検討する方は、FUJIFILM公式サイトや販売店で公式価格の発表を待つことをお勧めします。X-E5は、コンパクトでスタイリッシュなカメラを求める写真家にとって魅力的な選択肢ですが、価格が購入の大きな障壁となる可能性があります。