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X-E5の予約状況が示す異例の人気ぶり
富士フイルムの新型ミラーレスカメラ「X-E5」の予約状況が、ちょっと予想をかなり大幅に超えてるようで業界関係者を驚かせています。海外の最新レポートによると、X-E5の初期予約数は上位機種X-T5の2倍に達しており、同様の傾向がドイツの写真機器販売店でも確認されています。
発表・予約・発売スケジュール
海外(アメリカ・ヨーロッパ):
- 発表日: 2025年6月12日(X Summit Shanghai 2025にて)
- 予約開始: 2025年6月12日
- 発売日: 2025年8月28日
日本:
- 発表日: 2025年6月12日(X Summit Shanghai 2025にて)
- 予約開始: 未定
- 発売日: 2025年8月(富士フイルム公式発表)
X-E5の売れ筋ランキング:どのバージョンが人気?
海外大手カメラ販売店B&H Photoの予約データによると、X-E5の人気ランキングは以下の通りです。
- X-E5 ブラック + XF23mmF2.8キット:48%
- X-E5 シルバー + XF23mmF2.8キット:32%
- X-E5 ブラック ボディのみ:12%
- X-E5 シルバー ボディのみ:8%
- レンズキット vs ボディのみ:80%がレンズキット、20%がボディのみを選択
- カラー別人気:ブラック60% vs シルバー40%
- XF23mmF2.8レンズの人気:キット販売の圧倒的な需要により、単体レンズの出荷は12月まで遅延予定
海外ユーザーの生の声:X-E5への期待と懸念
実際に予約したユーザーや検討中のユーザーから、様々な意見が寄せられています。
価格以外は魅力的なカメラ
「価格は別として、とても素晴らしいカメラだと思う」
シルバーボディの魅力
「シルバーの美しさとレトロな雰囲気が気に入っている。フィルムカメラのように見えるので、被写体の人もリラックスしてくれる」
X100VIからの乗り換え検討
「X100VIを売却してX-E5のブラックキットに乗り換える予定。レンズ交換の自由度が魅力」
アメリカでの価格上昇 多くのユーザーが関税の影響による価格上昇を指摘。
「本来1400ドルのカメラが関税により1700ドルまで値上がりしている」 「アメリカでの価格設定がおかしい」
オートフォーカス性能への期待
「X-T5と同じオートフォーカスだと仮定すると、次世代では改善してほしい。キヤノンやソニーレベルでなくても、ニコン程度の性能があれば十分」
EVFについて
「RX100 VIIと同じEVFを使用している」という指摘もありましたが、「それでも十分使える」との反応も。
ブラックを選ぶ理由:
「ブラックレンズを手に入れる唯一の方法だから」
シルバーへの憧れ:
「シルバーボディにブラックレンズの組み合わせオプションがあればよかった」
長期待ちへの懸念
「今予約しても2030年に届くかもしれない」(冗談交じりの表現) 「早期予約しないと年内入手は困難かもしれない」
なぜX-E5がこれほど人気なのか?
海外ユーザーの声からも分かるように、X-E5の人気には以下の要因があります:
1. コンパクトなレンジファインダースタイル
X-E5は富士フイルムのXシリーズの中でも特にコンパクトなレンジファインダースタイルのカメラです。街歩きやスナップ撮影に最適なサイズ感が評価されています。
2. 最新のX-Trans CMOS 5 HRセンサー
4,020万画素の高解像度センサーにより、プロレベルの画質を実現。X-T5と同等の画質性能を小型ボディに搭載しています。
3. 価格設定の絶妙なバランス
上位機種と比較して手頃な価格設定でありながら、基本性能は妥協していない点が評価されています。
XF23mmF2.8 R WRレンズの魅力
- 35mm判換算:35mm(スナップに最適な画角)
- 最短撮影距離:0.1m
- 防塵・防滴構造
- 軽量設計でX-E5との組み合わせが絶妙
レンズ単体購入より約2万円お得になるキット価格設定により、多くのユーザーがキットでの購入を選択しています。
日本での購入を検討中の方へのアドバイス
海外での予約好調により、日本でも品薄状態が予想されます。2025年8月の発売から遅れることなく入手したい場合は、早期の予約をおすすめします。予約開始から約1週間でX-T5の2倍の予約数を記録している状況を考えると、発売後しばらくは入手困難な状況が続く可能性があります。なお、富士フイルムの別モデル「X half」も6月16日に予約開始となり、初日でほぼ全色完売するほどの人気でした。このような人気機種の傾向からも、早めの行動が重要です。
ブラックを選ぶべき人:
- シックで目立たない撮影スタイルを好む
- 他の機材との統一感を重視
- ストリートフォトグラフィーが中心
シルバーを選ぶべき人:
- クラシックなフィルムカメラの雰囲気を求める
- ファッション性を重視
- レトロな見た目で被写体をリラックスさせたい
レンズキットがおすすめの人:
- X-E5が初めての富士フイルムカメラ
- 35mm画角のレンズを持っていない
- コストパフォーマンスを重視
ボディのみがおすすめの人:
- すでに豊富なXマウントレンズを所有
- 特定の用途に特化したレンズ構成を検討
- 予算を抑えたい
X-E5と競合機種の比較

- ボディスタイル:X-E5はレンジファインダー、X-T50は一眼カメラ風
- EVF位置:X-E5は左端、X-T50は中央
- 操作性:X-T50により多くの物理ダイヤル

- レンズ交換:X-E5は可能、X100VIは固定
- 画角の自由度:X-E5の方が幅広い撮影に対応
- 携帯性:X100VIの方がよりコンパクト
購入前に知っておきたい注意点
- 発売日: 2025年8月(日本)、8月28日(海外)
- 予約好調により、発売後も数ヶ月待ちの可能性
- XF23mmF2.8レンズ単体は2025年後半まで供給遅延予定
- 発売日から遅れることなく入手したい場合は早期予約が必須
- 海外では関税の影響で価格上昇傾向
- 日本では比較的安定した価格設定が期待される?レンズキットで30万円超えるか?
- 中古市場では当面プレミア価格が予想される
まとめ:X-E5は2025年注目のカメラ
富士フイルム X-E5は、コンパクトなボディに最新技術を搭載した魅力的なカメラです。海外での予約好調ぶりは、その完成度の高さを物語っています。
購入を検討している方は:
- 早期予約で確実な入手を
- 用途に応じたカラー・キット選択を
- 長期的な撮影スタイルを考慮した判断を
X-E5は間違いなく2025年を代表するカメラの一つとなるでしょう。富士フイルムの技術力とデザインセンスが詰まったこのカメラで、あなたの写真ライフがより豊かになることを期待しています。
関連情報:X halfの予約開始の様子
富士フイルムのもう一つの注目モデル「X half」の予約開始の詳細については、以下の記事でまとめています。フィルムカメラの操作感をデジタルで再現したユニークなモデルで、予約開始当日は即日完売するほどの人気でした。詳細はこちらをご覧ください。
