Canon EOS R5 Mark II ファームウェアアップデートの噂。AF改良?4K60pファイン?

EOS R5 Mark II

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6/3(火) 20:00〜6/11(水) 19:59まで

Canon EOS R5 Mark IIの新しいファームウェアアップデートが近日中にリリースされる?という噂が出てきてます。現在のファームウェアバージョン1.0.3で特にオートフォーカスに関していくつかの問題が報告されてます。さらに、動画に関しても、下記の動画モードで電源が入らない現象も未解決のままです。これに関しては発売当初からの不具合です。

EOS R5 Mark II 電源が入らない原因はこれ EOS R5 Mark II 動画モードで電源が入らない現象の原因が判明しました

この記事では、噂されているファームウェアの新機能、ファームウェア1.0.3で報告されている問題、そして撮影をスムーズに進めるための実際の対処法を詳しく解説します。

近日中のファームウェアアップデートの噂

EOS R5では、Canon Log 3、改良されたオートフォーカス、熱管理の向上など、ファームウェアアップデートを通じてカメラ性能を強化してきた実績があります。EOS R5 Mark IIも同様のアップグレードが期待されており、噂では以下のような主要な仕様が含まれています。

噂の主要ファームウェア仕様

  1. 4K 60pファイン録画
    ユーザーの長年の要望に応え、8K 60p撮影が可能なR5 Mark IIのセンサーからダウンサンプリングされた4K 60p録画が追加される可能性があります。熱警告が出る可能性はありますが、多くのユーザーがこのオプションを望んでいます。
  2. オープンゲート録画
    オープンゲート録画は、センサー全体を使用する機能で、ビデオ撮影者にとって魅力的です。まだ確認されていませんが、実現の可能性はあります。
  3. APS-C 17:9モードで120fps RAW録画
    クロップされたセンサー部分を使用して、高品質でシネマティックなスローモーションをRAW形式で録画可能。この機能は、フィルムメーカーやカラーグレーダーにとって大きな進化です。フルフレームでの120fps RAW録画は、データ量が膨大でカメラやCFexpressカード、編集システムに過度な負担をかけるため、APS-Cモードでの提供が現実的な選択とされています。

なぜフルフレーム120fps RAWではないのか?
フルフレームでの120fps RAW録画は、過剰なデータ量によりカメラの過熱、カードの書き込み速度限界、編集時の負荷を引き起こす可能性があります。APS-C 120fps RAWは、性能と実用性のバランスを取った賢明な選択と言えるでしょう。

ファームウェア1.0.3でのトラブル報告

ファームウェア1.0.3にアップデートしたユーザーから、特にオートフォーカス(AF)に関する不具合が報告されています。以下は、報告に基づく具体的な問題点と状況です:

  • オートフォーカスのロックアップ
    時折、AFが反応せず、再フォーカスを拒否する。シャッターボタンを半押し、または全押ししても反応しない場合がある。
  • 遅延反応
    AFが動作するまでに1分以上かかることがあり、特にカメラがスリープ状態から復帰した際に発生。
  • AFトラッキングの不正確さ
    撮影中はAFトラッキングが正常に動作しているように見えるが、映像を確認するとピントがずれている場合がある。
  • 環境要因
    問題は、Canon RF 100–500mmレンズ(ファームウェア1.1.0)を使用し、気温8–13°Cの明るい日中でテスト中に発生。不思議なことに、省電力モードをオフにすると問題が解消
  • 一貫性の欠如
    問題は日によって発生したりしなかったりするため、温度やバッテリーが原因の可能性も考えられる。Canonサポートによると、バッテリー関連の不具合が最も多く報告されているが、AFの問題も注目されつつある。

対処法:ファームウェア1.0.3でのAF問題を乗り切る方法

Canonが修正ファームウェアをリリースするまでの間、以下は実践された対処法です:

  1. 省電力モードをオフにする
    カメラがスリープ(アイドル状態)になると問題が発生するため、省電力モードを無効にすることでAFの不具合が軽減される。
  2. AF/MFスイッチの切り替え
    AFからMFに切り替え、再度AFに戻すことでオートフォーカスが再び正常に動作する場合がある。
  3. ハードリセット
    カメラの電源をオフにしたり、バッテリーを取り外すことで問題が解消される場合がある。

推奨アクション
もし同様の問題に直面している場合、Canonサポートに連絡して問題を報告してください。報告が増えるほど、Canonが問題の優先度を高く設定し、早期の修正が期待できます。報告時には、以下の情報を提供すると良いでしょう。

  • 使用レンズと発生した時のファームウェアのバージョン
  • 撮影環境(気温、天候など)
  • 問題の再現手順

まとめ

Canon EOS R5 Mark IIは、驚異的な性能を持つカメラですが、ファームウェア1.0.3ではオートフォーカスの不具合が報告されています。省電力モードのオフやAF/MFスイッチの切り替えなどの対処法で一時的に問題を回避しつつ、Canonへの報告を通じて早期修正を促しましょう。一方、噂されるファームウェアアップデートでは、4K 60pファイン録画やAPS-C 120fps RAWなどの新機能が期待されており、ビデオ撮影者に新たな可能性をもたらします。

あなたもR5 Mark IIのファームウェア問題やテスト経験をコメントで共有してください。コミュニティの力で、より良いカメラ体験を築きましょう!

免責事項:この記事は、2025年6月5日時点の情報に基づいています。ファームウェアの仕様や問題の状況は変更される可能性があります。最新情報はCanon公式サイトやサポートで確認してください。

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