キヤノン PowerShot V1 20日間レビュー!買って良い人、買っちゃダメな人

Canon PowerShot V1

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6/3(火) 20:00〜6/11(水) 19:59まで

今回は、キヤノンのPowerShot V1を約20日間使用したレビューをお届けします。4月末にファーストインプレッション動画を公開しましたが、その後の使用感を正直にお伝えします。結論から言うと、PowerShot V1は使う人によって評価が大きく分かれるカメラですが、動画撮影を重視する私には最高の選択でした。この記事では、その魅力と注意点を詳しく解説します。

PowerShot V1 20日間レビュー動画

PowerShot V1の特徴:動画撮影に特化した設計

PowerShot V1はVlog向けカメラですが、アクションカメラではありません。主な特徴は以下の通りです。

  • コンパクトなボディ:レンズ交換不要で軽量(約400g)。
  • CLog3撮影対応:ダイナミックレンジが広く、プロ仕様の動画編集に最適。
  • 明るい広角レンズ:焦点距離16-50mm(動画では17-52mm)、F2.8の明るさ。
  • 内蔵NDフィルター:屋外の明るい環境でも絞らずに撮影可能。
  • 高音質マイク:外部マイクなしでもクリアな音声を収録。

これらの特徴から、動画撮影に特化したカメラとして設計されていることがわかります。特に、CLog3対応は、大きなカメラ(例:キヤノンEOS R5 Mark II)を使っている人にとって、コンパクトなボディで同等の画質を得られる点が大きな魅力です。

PowerShot V1のメリット

PowerShot V1 簡単にセッティング可能
アームで簡単にどこでも設置可能
  1. CLog3撮影のコンパクトさ:CLog3で撮影できる小型カメラは珍しく、セッティングが簡単。机にアーム(このNEEWER 28cm マジックアームはつまみも手で簡単に締められるのでPowerShot V1に最適)で固定するだけで準備完了です。大きなカメラの重さ(約700g以上)や複雑な設定に比べ、PowerShot V1は手軽さが抜群です。
  2. 明るいレンズとNDフィルター:F2.8の広角レンズと内蔵NDフィルターにより、屋外でも自然なボケ感を維持しつつ撮影可能。動画撮影の自由度が上がります。
  3. 高音質マイク:外部マイクなしでも十分な音質で、ちょっとした動画撮影が楽になりました。

PowerShot V1のデメリット

  1. 手ブレ補正の限界:手ブレ補正は優秀ですが、アクションカメラ(例:DJI Osmo Pocket 3)や手ブレ補正が強いスマホと比べると劣ります。自撮りしながら歩く場合、手ブレが気になることがあります。アクションカメラを求める人には不向きです。
  2. 写真も撮れるけど不満あり:ダイナミックレンジが狭く、RAW現像時のシャドウ復元が弱い。JPEG撮影ではピクチャースタイル(シャープネス2、細かさ2、コントラスト最低、色の濃さ右から2番目)を調整すると良い結果が得られますが、写真を本格的に始めたい人にはAPS-Cカメラ(例:キヤノンR10、ニコンZ50)がおすすめ。
  3. NDフィルターの不足:CLog3撮影時のベースISO800では、屋外で3段分の内蔵NDフィルターが足りない場合があり、F8~F11まで絞るかシャッタースピードを調整する必要があります。

買って良い人、買っちゃダメな人

買って良い人。PowerShot V1は以下の人に最適です。

  • 動画撮影を重視する人:特にCLog3で編集を楽しみたい人。
  • コンパクトさを求める人:大きなカメラを持ち歩きたくない人。
  • 手ブレを許容できる人:アクションカメラ並みの補正を期待しない人。

買っちゃダメな人。以下のような方は買わない方が良いです。

  • 手ブレを重視する人:アクションカメラのような強力な手ブレ補正は分野が違います。アクションカム買ってください。
  • 写真を始めたい人:基本的に動画向けのカメラです。本格的な写真撮影を求める人には向きません。

手ぶれ補正を重視する人はDJI Osmo Pocket 3、写真を始めたい人はキヤノンR10やニコンZ50などレンズ交換可能なAPS-Cカメラを検討しましょう。

他のレビューとの比較

YouTubeのレビューを見ると、PowerShot V1の評価は大きく分かれます。否定的な意見は、DJI Osmo Pocket 3やスマホと比較し、手ブレ補正の弱さを指摘するもの。一方、肯定的な意見は、EOS R5 Mark IIのような大型カメラと比較し、コンパクトさとCLog3の利点を評価する傾向があります。この違いは、比較対象やユーザーのニーズによるものです。

実際の使用感

私自身、PowerShot V1を動画撮影で愛用しています。コンパクトなボディでCLog3撮影ができるのは本当に楽で、セッティングの手間が大幅に減りました。特に、机に固定して撮るシーンでは、準備が数秒で完了する手軽さが魅力です。写真撮影ではJPEGのピクチャースタイルを調整することで、まずまずの結果を得ています。最近はニコンZfも愛用していますが、PowerShot V1は動画撮影のサブカメラとして大活躍しています。

まとめ

キヤノンPowerShot V1は、動画撮影に特化したコンパクトカメラとして、CLog3対応や明るいレンズ、高音質マイクなど、魅力的な機能を備えています。ただし、手ブレ補正や写真撮影には限界があるため、用途を明確にして選ぶことが重要です。動画クリエイターやVloggerで、コンパクトさと高画質を両立したい人に強くおすすめします。今後も使い込んで新たな発見があれば、またレビューを更新します!

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