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この現象、あなたのR5 Mark II でも必ず起きます。
Canonのミラーレスカメラ EOS R5 Mark II を使っている方で、「スイッチを動画モードにしてる場合に電源が入らない!」というトラブルに遭遇したことはありませんか?
発売から約半年経過してようやくその原因が明らかになりました。
購入当初から発生していた電源トラブル
私がこの症状を発見したのが2024年9月上旬。購入してから10日も経過していない時でした。
毎回必ず発生するわけではなく、きちんと起動することもありますし、何回も起動しないこともあります。症状はランダムです。現象が再現できない場合は、バッテリーを抜き差しすると調子が悪くなることがありますので、試してみてください。
これはファームウェアバージョン1.0.2でも発生しています。
その時の様子を動画にしてYouTubeで公開してますので、どんな症状か知りたい方はまずこちらの動画をご覧ください。
R5 Mark IIのノイズ耐性についてもまとめてますので合わせてどうぞ。
その後、5か月経過してファームウェアアップデート(Ver.1.0.2)でも改善しないのでキヤノンに送ることにしました。
動画モードで起動しない原因が判明
キヤノンのサポートに送って15日目。ようやくキヤノンから私のR5 Mark IIが戻ってきました。
その間、何度かサポートとメールでやり取りをして、結局修理自体はキャンセルという形になりました。
その理由はこちらの動画に詳しくまとめてます。
結論としては、波形モニターが悪さをしていたようです。
EOS R5 Mark IIでは動画性能がアップしてCinema EOSは搭載されていませんが、波形モニター、フォルスカラー、Canon Log2とCanon Log3、XF-AVCの録画フォーマット、フルHDMI端子搭載など、動画性能も大幅に強化されています。
今回の動画モードでの電源が入らないトラブルは、この中の波形モニターを表示されてる時に発生します。これは、私の個体だけでなく、キヤノンサポートの検証用カメラでも発生しているということなので、どの個体でも発生します。
とりあえずの解決方法としては…
動画モード⇒MENUより撮影情報表示設定⇒波形モニター設定:「しない」に設定する
これをやっておけば、動画モードでもきちんと電源が入ります。
根本的な解決方法はまだ未定
2025年2月12日現在、キヤノンでは公式の解決方法は未定との回答を得ました。修正に向けての対応を検討中とのことです。
おそらく、この問題が発生していることに気がついてる人は少なそうなので、ファームウェアアップデートでサラッと修正されるんじゃないかなと思ってます。
とはいえ、R5 Mark IIを動画撮影でよく使う私としては、波形モニターはとても便利なものなので、早急に解決方法を提示して欲しいと思います。
あなたはこの症状に気がついてましたか?ぜひコメントで教えてくれると嬉しいです。