キヤノン RF75-300mm F4-5.6 出た!3.5万円で望遠の夢を!ユーザーの声とともに徹底解説

RF75-300mm F4-5.6 手に持っているところ

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2025年4月30日、キヤノンがRFマウント対応の望遠ズームレンズ「RF75-300mm F4-5.6」を発表し、カメラ業界に衝撃を与えました。キヤノンオンラインショップでの価格は税込35,200円――フルサイズ対応のRFレンズとしては破格の安さです。このレンズ、1999年発売の「EF75-300mm F4-5.6 III」の光学設計をベースにした“現代版リメイク”とも言われ、ネット上では「コスパ革命!」と称賛される一方、「手ブレ補正なしで実用性は?」と疑問の声も。Xやフォーラムでは早くも議論が白熱しています。

この記事では、以下のポイントを徹底的に掘り下げ、実際のユーザーの声とともに解説します。

  • RF75-300mm F4-5.6のスペックと特徴
  • ベースとなったEF75-300mm F4-5.6 IIIの歴史と賛否両論の評判
  • このレンズがおすすめな人、向かない人
  • 撮影シーン別の活用Tipsと実用例
  • Xやデジカメinfoでのリアルなユーザー意見

望遠撮影を始めたい初心者から、予算を抑えたいベテランまで、すべてのカメラファン必見の内容です。3.5万円でどこまで撮れるのか、さっそく見ていきましょう!

RF75-300mm F4-5.6の全貌:スペックと特徴

RF75-300mm F4-5.6 本体

主な仕様

  • 焦点距離:75-300mm(APS-C換算:約120-480mm)
  • 開放F値:f/4-5.6
  • 重量:約507g
  • 全長:約146.1mm
  • フィルター径:58mm
  • 価格:キヤノンオンラインショップ 35,200円(税込)
  • 発売日:2025年5月下旬予定(予約受付は5月7日10:00より開始)
  • マウント:キヤノンRF(フルサイズおよびAPS-C対応)
  • その他:手ブレ補正(IS)なし、DCモーター駆動のAF

RF75-300mm F4-5.6は、RFマウントの望遠ズームレンズとして最も手頃な選択肢。約500gの軽量ボディは500mlペットボトル並みで、EOS R100と組み合わせても総重量は約900g。旅行やハイキングでの持ち運びに最適です。キヤノンは「スマホやコンデジからのステップアップ」をコンセプトに、望遠撮影の敷居を下げることを目指しています。

EF版からの進化:何が変わった?

このレンズはEF75-300mm F4-5.6 IIIの光学設計をほぼ踏襲していますが、RFマウント向けに以下の改良が施されています。

  • 最新レンズコーティング:フレアやゴーストを抑え、現代のデジタルセンサーに対応したクリアな描写。
  • RFマウント最適化:大口径マウントにより光の取り込み効率が向上し、周辺光量落ちが改善。
  • 操作性の向上:ズームリングとフォーカスリングの感触が滑らかで、快適な操作感。
  • ビルドクオリティ:プラスチック主体ながら、EF版より耐久性がやや向上。

ただし、コストカットの影響は明確。オートフォーカスは旧式のDCモーター(ノイズが大きく、速度はSTMやナノUSMに劣る)で、手ブレ補正も非搭載です。動体撮影や手持ち撮影では、カメラのボディ内手ブレ補正(IBIS)や三脚が頼りになります。

EF75-300mm F4-5.6 IIIの歴史:愛と批判の“庶民の望遠”

EF75-300mm F4-5.6 III
EF75-300mm F4-5.6 III

EF75-300mm F4-5.6 IIIは、1999年に登場したEFマウントの望遠ズームレンズ。フィルムカメラからデジタル一眼レフ時代にかけて、初心者向けのダブルズームキット(標準+望遠)に頻繁に採用されました。当時の実売価格は約2万円台で、1991年発売の初代EF75-300mm(37,000円)より手頃。運動会や旅行、野鳥撮影で多くのユーザーが「初めての望遠」を体験しました。

評判:コスパの代償と魅力

EF75-300mm F4-5.6 IIIは、価格ゆえに評価が大きく分かれました。以下に特徴を整理します。

良い点

  • 圧倒的なコスパ:フルサイズ対応で約480g、2万円台で望遠撮影が可能。
  • 中望遠域の描写:75-200mm付近では、シャープさと自然なボケが価格以上の性能。
  • 望遠の第一歩:初心者に遠くの被写体を大きく捉える楽しさを提供。

悪い点

  • 暗いF値:望遠端のf/5.6は室内や夕方でISOを上げざるを得ず、ノイズが課題。
  • 手ブレ補正なし:300mmでの手持ち撮影はブレやすく、三脚や高速シャッターが必須。
  • AF性能:DCモーターは動作音が大きく、動体追従が苦手。
  • 望遠端の画質:300mmでは周辺部の解像力が低下し、色収差や歪曲が目立つ。

海外では「Canon’s worst lens(キヤノン史上最悪のレンズ)」と揶揄されることもありましたが、予算に制約のあるユーザーには「望遠への入口」として愛されました。このレンズの普及が、キヤノンのエントリー層拡大に大きく貢献したのは事実です。

RF75-300mm F4-5.6は誰におすすめ?

おすすめな人

以下のようなユーザーにとって、このレンズは最適です。

  • スマホからのステップアップ:一眼カメラで望遠撮影の魅力を初めて体験したい人。
  • 予算重視の初心者:高価なLレンズは手が出ないが、RFマウントで望遠を楽しみたい人。
  • 屋外撮影愛好者:運動会、野鳥、飛行機、風景など、明るい環境での撮影が多い人。
  • APS-Cユーザー:EOS R50、R10、R100と組み合わせ、換算480mmの超望遠を軽快に活用したい人。
  • 軽量さを重視:重いレンズを避け、旅行やアウトドアで気軽に持ち運びたい人。

特に、EOS R100(実売約82,500円)と組み合わせると、総額約117,700円でフルサイズ対応の望遠システムが完成。コスパは圧倒的です。

向かない人

以下のニーズを持つ人には、他のレンズを検討することをおすすめします。

  • 手ブレ補正必須:300mmでの手持ち撮影を多用する人(例:夜間や長時間露光)。
  • 動画撮影者:DCモーターのノイズと遅さが動画に影響。静かなAFを求める人には不向き。
  • 画質優先の中~上級者:Lレンズやシグマ、タムロンの高性能レンズのようなシャープさや収差補正を求める人。
  • 暗所撮影が多い人:f/5.6の暗さは室内や夜間撮影で制限が多い。

撮影シーン別活用Tips:35,200円でここまでできる!

RF75-300mm F4-5.6はシンプルな設計ゆえ、使い方次第で大きく化けます。以下に、具体的な撮影シーンごとのコツと実用例を紹介します。

①運動会やスポーツ撮影

  • コツ:晴れた日中に撮影し、ISOを低く保つ。AFは「顔+追跡優先」に設定し、サーボAFで動く被写体を追従。
  • 設定例:f/8、1/1000秒、ISO 200~400。
  • ポイント:300mmで遠くの子供や選手を大きく捉え、背景のボケで主役を際立たせる。EOS R10の瞳検出AFを活用すれば、表情を逃さない。

②野鳥や動物撮影

  • コツ:APS-Cボディ(R10など)で換算480mmを活用。手ブレを防ぐため、三脚や一脚を使用。
  • 設定例:f/8~f/11、1/500秒、ISO 400~800。
  • ポイント:望遠端の画質低下を抑えるため、f/8以上に絞る。明るい環境なら、羽毛のディテールもそこそこ再現可能。

③風景や遠景

  • コツ:遠くの山や建物では、f/11まで絞って全体のシャープさを引き出す。逆光ではレンズフード(別売)を活用。
  • 設定例:f/11、1/250秒、ISO 100。
  • ポイント:最新コーティングでフレアが抑えられているため、夕日や朝日のシーンでもクリアな描写が期待できる。

④ポートレート

  • コツ:75-150mmの中望遠域を使い、背景をぼかして被写体を際立たせる。絞り開放(f/4~f/5.6)で柔らかいボケを。
  • 設定例:f/5.6、1/250秒、ISO 100~200。
  • ポイント:屋外ならf/5.6でも十分なボケ量。ミラーレスの高精度AFでピントはバッチリ。

手ブレ補正がない場合の対処法

  • 高感度性能の高いボディ:EOS R6 Mark IIやR5なら、ISOを上げてもノイズが少ない。
  • 高速シャッター:1/500秒以上でブレを最小限に。
  • 安定した構え:肘を体に引き寄せ、両手でしっかりホールド。
  • 三脚や一脚:長時間の撮影や望遠端では必須。

ユーザーの声:Xとデジカメinfoでのリアルな反応

RF75-300mm F4-5.6の発表後、デジカメinfoのコメント欄(https://digicame-info.com/2025/04/rf75-300mm-f4-56.html)やXで多くの意見が飛び交っています。以下に、代表的な声をピックアップして紹介します。

ポジティブな意見

  • コスパと軽さに感動:Xで「3.5万円で換算480mm!晴れた日なら1/1000秒でブレも気にならない。子供の運動会にピッタリ!」(@onraisan)。デジカメinfoでも「軽量でAPS-C機なら300mmでもそこそこ解像。価格を考えたら十分」との声。
  • 初心者向けの価値:Xで「RF24-240mmと迷ったけど、価格と望遠端の明るさでこっち。単焦点で広角補えばコスパ最高」(@TOJIKOME)。デジカメinfoでは「R100やR50とのセットで10万円以下は革命的。スマホからのステップアップに最適」と高評価。
  • EF版の再評価:Xで「EF75-300mm IIに似てるけど、意外と写るんだよね。値段も手頃で愛着が湧くレンズ」(@NJM4580)。

懸念や批判的な意見

  • 手ブレ補正の不在:Xで「IBISないR100にISなしの望遠ズームは手ブレ量産マシン。キヤノンの勝算は?」(@nonojinahito)。デジカメinfoでも「300mmで手ブレ補正なしは厳しい。ボディ内補正がない機種だと三脚必須」との指摘。
  • 画質とAFへの不安:Xで「APS-Cで480mm相当はいいけど、解像感が心配。1999年の光学系じゃ現代のセンサーに厳しいかも」(@Shinobu0726)。デジカメinfoでは「望遠端の周辺画質が甘いのはEF版と同じなら、ピクセル等倍鑑賞は厳しい」との声。
  • 使い勝手の課題:Xで「価格は魅力的だけど、三脚がないと手軽に撮れない場面が多い。ボディ内手ブレ補正に期待」(@nakae_jya)。デジカメinfoでも「DCモーターのAFは動画や動体に弱い。静かな環境での撮影は注意」と指摘。

総評

ユーザーの声からは、価格と軽さへの高い評価と、手ブレ補正やAF性能への懸念が混在。初心者やAPS-Cユーザーには「コスパと望遠の楽しさ」が魅力ですが、中~上級者や動画撮影者には物足りなさが目立つようです。キヤノンの意図として「RFマウントの手頃な望遠の提供」と「EFレンズの代替品」が感じられるとの意見も(@hassyX)。

まとめ:3.5万円で望遠の扉を開くレンズ

キヤノン RF75-300mm F4-5.6は、税込35,200円という衝撃の価格で、RFマウントの望遠撮影を身近にした革命的なレンズです。手ブレ補正や高性能AFがない、20年以上前の光学設計をベースにしているなど、最新のLレンズに比べると見劣りする部分は否めません。それでも、Xやデジカメinfoでは「3.5万円でこの軽さと望遠域はすごい!」「初心者にぴったり」とポジティブな声が多数。

このレンズの真価は「望遠撮影の敷居を下げる」ことにあります。スマホでは味わえない、遠くの被写体を大きく切り取る興奮――運動会での子供の笑顔、野鳥の羽ばたき、飛行機の迫力を、3.5万円で体験できるのです。Xでも「ダメなら売ればいいし、とりあえず買ってみる価値あり」と気軽な声が。使い方を工夫すれば、価格をはるかに超える満足感を提供します。

「望遠を試してみたい」「RFマウントで気軽に撮影したい」というあなたに、RF75-300mm F4-5.6は最高の第一歩となるでしょう。ユーザーの声も参考に、望遠の世界へ飛び込んでみませんか?

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