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予想以上に皮脂や汚れが付かないMOFTのヴィーガンレザー
本革の香りや経年変化は楽しめませんが、このMOFTのヴィーガンレザーは引き伸ばしや摩擦に対する耐久性はリアルレザーを超える性能を持ってます。
特に期待せずに購入した『MOFT iPhone 15シリーズ対応 MOVAS™レザーケース』。iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max、に対応してます。今回はiPhone 15 Pro用を買いました。
実際に使ってみて驚いたのが、汚れがほとんど付かないこと。
MagSafe用のスマホリングを付けて使ってるんですが、今までのケースには必ず付いていたMagSafeの丸い跡が全く付かないんです。さらに、皮脂もほとんど目立たないし、ちょっとこすったぐらいじゃ傷もつきません。
まだ数日しか使ってませんが、これは最高の素材の予感がしてます。
MOVASヴィーガンレザーとは?
MOVASとは「MOFT Visionary Atelier’s Standard(MOFTビジョナリーアトリエのスタンダード)」を省略したもの。
「MOFTビジョナリーアトリエ」が2年の研究期間を費やして環境負荷・企業責任・持続可能性・実用的な美学、4つの角度からベストなバランスを見つけ出して開発されたヴィーガンレザーです。
これまでのヴィーガンレザーは、電子製品向けの製造基準が確立されていなかったため、MOFTビジョナリーアトリエが原材料選定から生産まで全工程の研究開発に着手し、全く新しいヴィーガンレザーがゼロから生み出されました。
26項目の厳格な耐久テストをクリアしています。
- ● 日常の使用シーンを想定した9項目のテスト
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- 耐加水分解性
- 耐汗性
- 化粧品耐久
- 耐傷
- 耐摩
- 耐アルコール
- デニム摩擦耐久
- 色落ち防止
- 色移り防止
- 汚れ防止
- ● 耐久性の3項目のテスト
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- 引き伸ばし
- 折り曲げ
- 引き裂き
- ● 使用感を確保する3項目の外観テスト
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- 光沢度
- 手触り
- カラー
- ● 屋内及び屋外環境を想定した5項目のテスト
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- 紫外線照射
- 防水性
- 耐高温
- 耐低温
- 異臭ゼロ
ジメチルホルムアミド(DMF)と揮発性有機化合物(VOC)を一切使用しておらず、環境にも人にも優しい素材で作られています。
ヴィーガンレザーと人工皮革の違い
ここでは一般的なヴィーガンレザーと人工皮革(合成皮革)の違いをまとめています。
近年、動物保護や環境保全の観点から、いろんな業界で注目されているヴィーガンレザー。見た目や手触り感を動物の革に似せた素材で、別名「フェイクレザー」とも呼ばれます。
「ヴィーガン」とは動物由来の製品を消費しないようなライフスタイルのこと。一般的なヴィーガンレザーでは原材料に化学繊維を使用するものや、植物由来のものまで様々なものがあります。
特に、植物由来のヴィーガンレザーはSDGsの目標「13気候変動に具体的な対策を」、「14海の豊かさを守ろう」、「15陸の豊かさも守ろう」の達成にも貢献するため、より注目されています。
項目 | 人工皮革 | ヴィーガンレザー |
---|---|---|
材料の違い | プラスチック (主にポリウレタン) |
プラスチック 植物由来の材料 |
製造方法の違い | プラスチックを模倣皮革の テクスチャに変えるプロセス |
植物由来の材料から作り、 皮革に似た質感を持たせる |
持続可能性 | 石油資源に依存し、 一部はリサイクル素材を使用 |
植物由来の素材を使用し、 一部は再生可能な植物から作成 |
特徴 | 動物保護に貢献 本革より製造や加工が容易 本革より低コスト 製品にムラがなく大量製造が可能 |
動物保護に貢献 植物由来の材料は食品廃棄の 問題解決にもなる 二酸化炭素排出量が少ない |
MOFT MOVASレザーケース iPhone 15 Pro用
『MOFT MOVASレザーケース iPhone 15 Pro用』のパッケージ。パッケージには「MOFT SNAP CASE MOVAS(英語の商品名)」と書かれてます。
主な特徴はこちら。
- MOFT特製のヴィーガンレザーで、肌に馴染む質感でありながら高耐久で汚れに強い
- 90cmの高さから落としてもiPhoneを保護する耐衝撃性能(商品パッケージに「3ft Drop Protection」と記載あり)
- レンズ周りは隆起してレンズを保護
- スリングストラップ(別売)を装着可能
- 対応機種:iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
- サイズ:151.0 × 75.4 × 11.4 mm / 164.2 × 81.7 × 11.4mm / 149.8 × 74.3 × 12.1 mm / 162.9 × 81.4 × 11.9 mm
- 重さ:31.8g / 35.4g
ケースの内側には『MOFTスリングストラップ(別売 ブラック系)』(ホワイトのスリングストラップはこちら)用のホルダーを仕込む凹みがあります。
粘着式ストラップホルダーは2つ付属。接着はテープです。
ここにスリングストラップを装着して使えるようになります。
ケース内側のバンパーとボタン周り。米軍のMIL規格には非対応なので、バンパー部分はシンプルな構造。作りはApple純正のシリコンケースに似てます。
ケース内側のレンズ周りは、くり抜いただけのシンプルな構造。
ケース内側は起毛になっておりiPhoneを傷つけない仕様になっている。左がApple純正のiPhone 12 mini用のシリコンケース。素材は違うが、デザインはよく似てる。
ストラップホルダーなしで重さは30.8g。ヴィーガンレザーは軽いです。
アクションボタンと音量上下ボタン。しっかり隆起してるのでブラインドでもボタンを認識しやすい。
アクションボタン部分はちゃんとボタンになっている。ボタンは軽くもなく硬くもなくちょうど良い押し心地。
サイドボタン(電源ボタン)もしっかり隆起していて押しやすい。
レンズ周りは十分な高さがあります。机の上に置いたときもレンズが当たって傷つくことはありません。
USB-Cコネクタと、内蔵マイクと内蔵ステレオスピーカー部分。USB-Cコネクタ部分の穴はちょっと小さめ。
マイクとスピーカーの穴が上にあってバランスが悪いのは、ここに上記スリングストラップを装着するためです。
USB-Cケーブルを装着した状態のケース。左がiPhone 15 Pro 付属のUSB-Cケーブル。右がProgradeのCFexpress Type Bのカードリーダーに付属してたThunderbolt3ケーブル。ギリギリでしたがちゃんと奥まで挿し込めました。
USB-Cのケーブルは根本の形状が様々なので、大きめなものは挿せないこともありそうです。
MOVASレザーケース レビュー動画
YouTubeにMOVASレザーケースと七変化マルチスタンドの動画をアップしています。
七変化マルチスタンドは、別記事でレビューします。
▼ iPhone 15 Proの革命的なスマホスタンド!MOFT MOVASレザーケース&七変化スタンドレビュー
MOVASヴィーガンレザーケース 最高かも♪
最高レベルのiPhone 15 Pro用ケースとして愛用してるPITAKAのケース。
『PITAKA MagEZ Case Pro 4』レビュー!最高レベルのiPhone 15 Proケース
10日ほど使って気になってきたのが背面の皮脂やMagSafe周りの汚れ。
MagSafeのスマホリングを使ってるんですが、ご覧の通り背面が汚れてきました。また、MagSafeの磁石に合わせて丸く擦れてるような感じもあります。
これはちょっと想定してなかったので、残念なポイント。
一方、MOVASヴィーガンレザーケースはどうかというと…
Anker 610 Magnetic Phone Gripを装着したMOVASヴィーガンレザーケース。
この状態で2日使ってますが…
傷や皮脂が全く付いてないんです!これは予想外に嬉しかったポイント。MOVASヴィーガンレザーって、本当に傷に強いし汚れにも強い!
質感も本物の革のように優しい感触で指にフィットします。ヴィーガンレザー、最高かも♪
気になった点は…今のところまだありません。米軍MIL規格ではないので、落とした時にどうなるかは気にはなりますが、90cmの落下には耐えられるようなので、今の所は特に心配はしてません。
あとは1〜2週間使ってみて、どうなるか。変化があればまた追加レビューします。