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Appleの責任者様、なぜこれで通した？
iPhoneの美しいデザインをそのまま楽しみたい方にとって、クリアケースは理想的な選択肢ですが…。
Apple純正のiPhone用クリアケースをお探しの方にご報告しなければいけないことがあります。今回は『iPhone 15 Pro用のMagSafe対応クリアケース』を試してみたんですが、結論から言うと「ボタンには要注意！」です。ボタンだけが実に惜しい最高のケースでした。
まずは、今まで使ってきた他社製クリアケースの欠点からご紹介します。
TPU素材の柔らかいクリアケースはギシギシする
iPhone 15 Pro用のクリアケースは、今まで2つ使いました。
左がSpigen（シュピゲン）、右がsinjimoru（シンジモル）のiPhone 15 Pro用のクリアケース。MagSafe対応＆黄ばみにくい仕様になってます。バンパー部分はともにちょっと柔らかいTPU素材が使われていて、手で握り込むと「ギュッギュッ」と軋むような音がします。特にsinjimoruの方が軋む音が大きいです。
側面が柔らかい素材になってるので、iPhoneの取り付け取り外しは簡単なんですが、使ってるうちに手触り感がツルツル＆ギシギシするのがどうも好きになれませんでした。
クリアケースにはどれも同じものが使われているのかと、ちょっと不安になりましたが、価格が約3倍もするApple純正クリアケースはレベルが格上でした。
Apple純正クリアケース 動画レビュー
YouTubeに開封からファーストインプレッションまでのレビュー動画をアップしています。約12分の映像です。
Apple純正iPhoneクリアケース
Apple純正のクリアケースがこちら。
透明感があって触り心地がとても良い！サイドも背面も硬いポリカーボネート製の組み合わせ設計です。最近のクリアケースのデフォルトになった、長期の使用による黄ばみ防止にも対応しています。
MagSafeの磁力の強さは他のケースと同等かほんのちょっと弱いぐらい。販売ページには米軍MIL規格などの記載はありませんが、きちんと耐衝撃性能もあります。
端子部分は大きくくり抜かれています。人によっては「ケースとして使えない」と感じる人もいるようですが、僕の場合はこのくり抜きによりホーム画面に戻る時の上スワイプが超絶やりやすいのがすごく気に入ってます。
驚いたのが、このApple純正クリアケースは握り込んでも全くギシギシしません。すごく良い！サイド部分に柔らかいTPU素材が使われていないのがこの手触りの良さの理由だと思います。
iPhone 15 Proのナチュラルチタニウムがよく見えます。
端子部分には何もないので上スワイプがしやすい。
アクションボタンもちゃんとボタンになってます。
15 Proのはボタンがとても硬くて残念
今まで使ってきたクリアケースの中では間違いなく最高のケースなんですが、不満点も当然あります。それがボタンです。かなり強く押さないと反応しないぐらい硬いボタンです。Appleのケース責任者の方が、これでよくOKしたなと思ってしまうぐらいの低レベル。いろんなケースを使ってきましたが、まじがいなくワースト1です。
iPhone持ちながら片手だけで押すのが難しいレベルの硬さ。
2本指で押さないとちゃんと押せないレベルのボタンです。あと、クリアケースなので仕方がないですが、しばらく使ってるとディスプレイのケースとの境目にホコリがたまって光の当たり具合によってはちょっと目立ちます。
ボタンだけが完全に惜しいクリアケース。救いとしては、1週間以上使ってたら2本指で操作するのに慣れてきたこと。ボリュームとかスクリーンショットとかも特に問題なくできるようにはなりました。
ただ、他のケースに付け替えた時には、ボタンの硬さを再認識させられます。これが改善されれば満点のクリアケースです。
販売終了と代替品
Appleは新機種が出るたびに古いモデルの純正ケースをひっそり販売終了します。たとえば、この記事で紹介しているiPhone 15シリーズのクリアケースもすでにApple公式からは消えてます。じゃあ代わりは何がある？ということで、おすすめの代替品を1つご紹介。
MOFT クリアケース
クリアケースはいくつか使ってきましたが、どれも長く使っていると皮脂や汗でバンパー部分がギシギシと軋むものがかなり多いです。その中でAppleの純正クリアケースを上回る使い勝手だったのがMOFTのクリアケースです。サイドのバンパー部分は剥き出しになってますが、四隅はしっかりカバーされてて耐衝撃性能は抜群。軋むこともないし非常に使い勝手は良いです。さすがMOFT！
