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黄色い輪ジミを落とす必須アイテム!
トイレの水面近くに出来たこの黄色い輪っか(尿石)。撮影した撮って出しのままだと見た目が悪かったので、Photoshopで白とびさせてみました。実際はもっともっと黄色です。
「さぼったリング」と呼ばれるこの輪っか。うちのトイレにできた輪ジミは実に9年もの。たまに掃除はしてましたがちょっとこすっても落ちないし、いろんな薬剤を試しても落ちなかったので、しかたなく放置してました。
先週のお盆に時間があったので、ずーっと気になってたこの輪ジミを掃除してみました。
ちなみに、洋式便器の奥に徐々にできる汚い尿石でお悩みの方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。
【閲覧注意】トイレの中からデカい尿石が取れた!輪ジミもスッキリ!
黄色い輪っかは尿石
いろんな薬剤でも落ちなかったこの黄色い輪っか。
一体なんなのかというと、水道水に含まれているカルシウムによる水垢とバクテリアやカビの繁殖によるシミもありますが、主な成分は尿のカルシウム成分が石のように固まった「尿石」です。
おしっこにカルシウム?と思うかもしれませんが、おしっこにはカルシウムなどのミネラルが含まれています。
その証拠に、うちの便器からとんでもない大きさの尿石が取れたことがあります。詳しくはこちら。
【閲覧注意】うちのトイレで取れたデカい尿石がこちら!取るためのアイテムを紹介
薬剤で落ちないなら、臆せず手を突っ込め!
薬剤をまいて放置するタイプの商品をいくつか試してみましたがどれも効果なし。
汚れがひどいのか、うちの便器についた輪ジミには全く通用しませんでした。
もう自分の手を汚さずには落ちないだろうなと判断し、今度は自分でこすって磨くタイプの『レック おまかせください トイレ便器の水アカ・輪ジミに!』を使ってみました。
この商品、この記事を書いた2017年当時はAmazonでも取り扱いがありましたが、2023年にはAmazonプライムに対応したものが販売されなくなってます。その代わりに洗面台用が販売されてます。送料無料で買えます。柄は付いてませんが、軽石研磨剤付きで同じです。
2本入りで、先端には陶器の便器を極力傷つけないように軽石の研磨剤が使われてます。研磨剤の内側はスポンジになってるので、水も吸うし狭いところの作業も楽にできます。
注意点がいくつか。
- この製品は陶磁器の便器にしか使えません。
- 白色系とパステルカラー以外の濃色系の便器には使用しない。
- 防汚加工などの表面加工された便器には使用しない。
陶磁器の便器で色の薄いものにしか使えません。
今回用意したのはこの3点。左から、軽石研磨剤、カーボンはがしヘラ、使い捨てゴム手袋です。
カーボンヘラは、家中の水周りで白く固まったカルシウムを落とすのに重宝してるので今回も使えるかなと思いましたが、水道水のカルシウムとはまたちょっと違うし、便器の内側が曲線なので結局使いませんでした。
ゴム手袋を両手にはめて準備完了。あとはひたすらゴシゴシと尿石を削ります。
ゴシゴシ、ゴシゴシ。
ゴシゴシ、ゴシゴシ、ゴシゴシ。
おっ!落ちてる!少しづつだけど、確実に落ちてます!
落ちると分かれば、あとはひたすら磨くのみ。
しばらくして研磨剤を見てみると、
こんな感じに先端部分の研磨剤が集中して無くなってます。スティックの先に研磨剤がついてるので、曲線の便器内だとどうしても先端部分しか使えません。
しょうがないので、スポンジと一緒に研磨剤をスティックから剥がして指で掴み、あとは便器内の水に手を突っ込んでゴシゴシしまくりました。
その結果がこちら。
う、美しすぎる!
どうです?この輝き。すごいでしょう!
あんなに頑固にこびりついてた輪ジミがキレイさっぱり無くなりました。気持ち良すぎ。
磨き傷はありませんでした。磨いたところも手触りはつるつるピカピカです。
掃除前後の比較がこちら。
はっきりくっきりついてた黄色い輪っかが無くなりました!
掃除の残骸。2本で充分でした。
まとめ
便器内に手を突っ込んだのは初めての体験でした。
やる前まではなんとなく汚いイメージがありましたが実際にやってみると、掃除後の爽快感が半端無いですね、トイレ掃除って。
今回は、便器の中だけでなく外のタンク周りも全部キレイにしました。掃除が終わってから、あまりにも気持ちが良かったので、意味もなく何度もトイレを見に行ってしまうほどでした。ちょっとハマったかも。
トイレの輪ジミでお困りの方。是非一度、自分の手でこすって掃除してみてください。キレイになった時の爽快感がすごいですよ。
この記事を書いた後も定期的に輪ジミができてますが、最近は陶器の便器を傷つけない3,000番ぐらいの耐水ペーパーも使うようになりました。耐水ペーパーも色々ありますが、100均のものはすぐ破けたり穴が空いたりするので個人的には使いません。AmazonでIROKCAKPT 紙やすり 耐水ペーパー セット #3000番やKIMLONTONのを買って使ってますが、トイレの水につけても簡単に破けないし、しっかり輪ジミも落とせてるので重宝してます。
今回使用してるレックおまかせくださいのブラシの先端には便器の表面に傷がつかないようにキズを極力おさえる研磨材が使われてますが、それと同じような役目の耐水ペーパーでも代用は可能です。
尿石の表面を耐水ペーパーで削ってデオライト-Lなどの尿石除去剤を一緒に使えば、より便器に優しく輪じみを除去できますよ。あとは、トイレハイターやパイプユニッシュなどを定期的に使えば、擦らずに済みますよ。