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4K対応テレビや外部モニターなら、4K版が断然おすすめ!
Fire TV Stick(ファイヤーテレビスティック)を初代から8年以上使ってる長期ユーザーの僕が、実際に使ってみた感想&これから買おうと思ってるけどどれ買えばいいか分からない人に向けて動画レビューとともにまとめました。
結論から言うと、迷ってる人への一番のおすすめは…
「2023年10月18日に発売されたFire TV Stick 4Kの第2世代モデルです。」
間違いありません。その理由は下記動画レビューにあります。
目次 非表示
- この記事のポイントと伝えたいこと
- Fire TV Stick(ファイヤーテレビスティック)シリーズの歴史
- Fire TV Stick(ファイアーテレビスティック) シリーズスペック比較表
- YouTube動画レビュー
- Fire TV Stick(ファイヤーテレビスティック)とは?
- 使い方はテレビに挿すだけ!とても簡単
- 対応しているテレビ・モニターは?
- フルHD 1080pと4K 2160pの解像度の違い
- Fire TV Stick 4KとFire TV Stick 4K Maxの違い
- 4K視聴するために必要なインターネットの回線速度
- 4K非対応テレビではFire TV Stick 4Kは使えない?
- Amazonプライムビデオで4K対応作品の探し方
- 新しくなるほど使いやすくなるリモコン
- よくある質問
- まとめ Fire TV Stick 4K 第2世代「一択」
この記事のポイントと伝えたいこと
- Fire TV Stickシリーズを全部使って比較して判明した違い
- Fire TV Stick シリーズでどれ買うか迷ってるならFire TV Stick 4K 第2世代モデルが一番バランスが良い
- ごちゃごちゃしてるFire TV Stickシリーズの歴史。頭の中がスッキリします
- 使い方とか動画で知りたいなら動画レビューも用意してます
Fire TV Stick(ファイヤーテレビスティック)シリーズの歴史
最初に発売された初代Fire TV Stick(FTS)第1世代が発売されたのが2015年。それから8年経過して、種類もたくさん増えてきましたので、これまでの沿革というか歴史というか、過去の発売履歴を整理してみました。
まずは、フルHD 1080p対応のFire TV Stickから。
下記画像は動画レビュー内で説明用に使った手書きメモです。発売日は日本のもので、表記はFire TV Stickを略して(FTS)と書いています。
- ● Fire TV Stick フルHD版(通常版)の沿革
-
- 2015年10月:Fire TV Stick 第1世代が発売
- 2017年4月6日:Fire TV Stick 第2世代が発売
- 2020年9月30日:Fire TV Stick 第3世代が発売←今ここ
- ● Fire TV Stick 4Kと4K Maxの沿革
-
- 2018年12月12日:Fire TV Stick 4K 第1世代発売
- 2021年10月7日:Fire TV Stick 4K Max 第1世代発売
- 2023年10月18日:Fire TV Stick 4K Max 第2世代発売←今ここ
- 2023年10月18日:Fire TV Stick 4K 第2世代発売←今ここ
Fire TV Stick 4K 第1世代は4K Max 第1世代の発売と同時に無くなりました。事実上のモデルチェンジです。その後、2023年10月18日に復活し4K 第2世代が4Kの下位モデルとして発売されてます。
- ● Fire TV Cubeの沿革
-
- 2018年6月:Fire TV Cube 第1世代発売(日本未発売)
- 2019年11月5日:Fire TV Cube 第2世代発売
- 2022年10月27日:Fire TV Cube 第3世代発売←今ここ
Fire TV Cubeはスペックが別格なので、これは別記事にまとめます。
Fire TV Stick(ファイアーテレビスティック) シリーズスペック比較表
※表の右側が隠れている場合は、左右にスワイプ(スクロール)してご覧ください。
モデル | FTS 第3世代 | FTS 4K 第2世代 | FTS 4K Max 第2世代 |
---|---|---|---|
発売年 | 2020年 | 2023年 | 2023年 |
標準価格 | 4,980円 | 7,480円 | 9,980円 |
最大出力 | 1080p HD | 4K Ultra HD | 4K Ultra HD |
リモコン | Alexa対応 音声認識リモコン (第3世代) |
Alexa対応 音声認識リモコン (第3世代) |
Alexa対応 音声認識リモコン Enhanced(エンハンスド) |
サイズ | 86 mm × 30 mm x 13 mm (HDMI端子含まず) |
99 mm x 30 mm x 14 mm (HDMI端子含まず) |
99 mm x 30 mm x 14 mm (HDMI端子含まず) |
重量 | 32.0g | 43.5g | 43.5g |
プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 2.0GHz |
GPU | IMG GE8300(660MHz) | 650MHz | 850MHz |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB |
内蔵スピーカー | なし | なし | なし |
アンビエント ディスプレイ |
なし | なし | 搭載 |
Wi-Fi | デュアルバンド デュアルアンテナwifi(MIMO); 802.11 a/b/g/n/ac対応 |
Wi-Fi 6 デュアルバンド: 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz, 5GHz) |
Wi-Fi 6E トライバンド: 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz, 5GHz, 6GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 + LE | Bluetooth 5.2 + BLE | Bluetooth 5.2 + BLE |
音声認識 | 同梱のAlexa対応音声認識リモコンまたは、無料のFire TVリモコンアプリで対応 | ||
IR対応AV機器操作 | 同梱のAlexa対応音声認識リモコンで IR対応のテレビ、サウンドバー、AVアンプの操作が可能 |
||
クラウドストレージ | Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能 | ||
入出力端子 | HDMI出力 Micro-USB(電源用) |
HDMI出力(ARC) Micro USB(電源用) |
HDMI出力(ARC) Micro USB(電源用) |
オーディオ | Dolby Atmos Dolby Digital Dolby Digital+ |
Dolby Atmos 7.1 サラウンド対応 2chステレオ 最大5.1chの HDMIオーディオパススルー |
Dolby Atmos 7.1 サラウンド対応 2chステレオ 最大5.1chの HDMIオーディオパススルー |
ビデオフォーマット | H.265 H.264 Vp9 HDR10 HDR10+ HLG |
Dolby Vision HDR10 HDR10+ HLG H.265 H.264 VP9 AV1 |
Dolby Vision HDR10 HDR10+ HLG H.265 H.264 VP9 AV1 |
出力 | 1080p 720p 最大60fps |
2160p 1080p 720p 最大60fps |
2160p 1080p 720p 最大60fps |
システム要件 | HDMI端子対応HDテレビ wifi経由でのインターネット 電源用コンセント |
HDMI端子対応HDテレビ wifi経由または イーサネットポートでの インターネット接続。 4K視聴には4K対応テレビ および 4K/60p対応18Gbpsの HDMIケーブル Wi-Fi 6には対応ルーターが必要 |
HDMI端子対応HDテレビ wifi経由または イーサネットポートでの インターネット接続。 4K視聴には4K対応テレビ および 4K/60p対応18Gbpsの HDMIケーブル Wi-Fi 6Eには対応ルーターが必要 |
対応テレビ | 1080pまたは720p 60/50Hzに対応した HDMI端子付HDテレビ |
(1)2160p 24/25/30/50/60Hz および HDCP 2.2対応の HDMI端子付4Kテレビ (2)1080pまたは720p 60/50Hzに対応した HDMI端子付HDテレビ |
(1)2160p 24/25/30/50/60Hz および HDCP 2.2対応の HDMI端子付4Kテレビ (2)1080pまたは720p 60/50Hzに対応した HDMI端子付HDテレビ |
YouTube動画レビュー
Fire TV Stickシリーズの最新版を購入し実際に使ってみた様子を、YouTubeに2023年11月版の動画レビューとしてアップしました。以下の内容で構成しています。
- 00:00 Fire TV シリーズ ラインナップ
- 00:31 Fire TV シリーズ 整理してみる
- 02:17 価格について
- 03:00 Fire TV Stick 4K 第2世代 VS 第1世代
- 04:12 Fire TV Stick 4K Max 第2世代 VS 第1世代
- 05:15 新4K & 新4K Max 買い替える必要ある?
- 05:44 スペック通りじゃない!実際に使った感想
- 08:36 開封&同梱物チェック
- 11:06 設置(接続)方法
- 11:58 豊富な映画やビデオを楽しむ
- 12:14 プライム会員じゃなくても使える?
- 12:38 おすすめ作品
- 13:14 ライブ配信コンテンツ
- 13:28 音楽を楽しむ
- 14:15 ゲーム
- 14:25 iPhoneをミラーリング
- 15:03 Webブラウジング
- 15:46 スペック比較
- 16:04 2つの再起動方法
- 16:41 再起動時間比較
- 18:05 プライムビデオアプリ起動時間比較
- 18:37 Netflixアプリ起動時間比較
- 19:16 画質比較チェック
- 20:35 スクロールのもたつき比較
- 21:26 スペック比較まとめとおすすめの機種
- 22:58 アンビエントディスプレイ
- 24:06 よくある質問
- 25:46 エンディング
▼ Fire TV Stick 第3世代 / 4K 第2世代 / 4K Max 第2世代比較レビュー。買うなら絶対コレ一択!スペックは同じでも動作は全然違いました【2023年11月版】
以下は以前公開した旧機種のレビューですが動作してる様子は分かると思いますので、合わせてご覧ください。
▼Fire TV Stick 4K & HDモデルレビュー!2本の違いまとめ
Fire TV Stick(ファイヤーテレビスティック)とは?
「Fire TV Stick」とは、簡単に言うと「テレビや外部モニター(外部ディスプレイ)をインターネットに繋げて機能拡張してくれるアイテム」です。
Fire TV Stickをテレビにつなげることで(インターネット回線は別途必要です)、昔のテレビでもAmazonプライム・ビデオやNetflix、YouTube、Hulu、AbemaTV、DAZN、dTVなど、たくさんの動画配信サービスを楽しむことができるようになります。最近のテレビにはNetflixやYouTubeなどのアプリが最初から入ってるものが多いですが、すべてに入ってるわけじゃありません。あとは外部モニターですね。そんな、動画配信アプリが少ない・入ってないテレビや外部モニターで大活躍するのがFire TV Stickというわけ。
Amazonプライム・ビデオはもちろん、Desney+・Netflix・YouTubeなど人気の動画配信サービスのアプリはほとんど対応してるので、契約してるサービスのアプリをインストールすればすぐに楽しむことができます。うちの場合は、リビングで使ってるハイセンスの75インチテレビ(→レビュー記事)にも、Netflix、YouTube、dTV、U-NEXT、DMM.comだけでなく、ちゃんとAmazonプライム・ビデオも入ってました。ただ、最近は指名番組以外のテレビ番組はほとんど見なくなってきたのでテレビはリビングに1台しかなく、あとはパソコン用ディスプレイやモバイルモニターのみ。
さらに、パソコンのブラウザではAmazonプライムビデオはHDまでの画質しか視聴できないので、Fire TV Stick 4Kを4K HDRに対応したモニター(→レビュー記事)に接続して使うことも増えてきました。
4K Ultra HD HDRの画質は声が出ちゃうほど美しいので、未体験の方はぜひ!
使い方はテレビに挿すだけ!とても簡単
Fire TV Stick 4K Max(第1世代)のパッケージ。今回から正方形に近いパッケージに変更されてます。
※パッケージ内容は世代が変わってもそう変化はありません。変化があるのはリモコンの種類と本体のサイズやデザインが若干変わるぐらいです。
2023年10月18日からは、Fire TV Stick 第3世代、Fire TV Stick 4K 第2世代、4K Max 第2世代、ともにリモコンのボタンにTVerとU-Nextが採用されました。プライムビデオ・NETFLIX・TVerは同じで、ABEMAかU-Nextで選べるようになりました。
今回紹介しているこのリモコンは廃止されたDAZNのボタンが付いてます。このボタン組み合わせはもう廃番です。
4K Maxの同梱物一覧。
左から、単4電池2個、電源アダプタ、HDMI延長ケーブル、Alexa対応音声認識リモコン(第3世代、DAZNボタン版)、説明書、USB-A to USB-microケーブル、Fire TV Stick 4K Max本体。
同梱物は1080p版とほぼ同じです。違いは後述します。
4K Max本体に電源用USBケーブルを接続します。USBケーブルの反対側には電源アダプタを接続しておきます。
テレビ背面にあるHDMI端子を探します。HDMI端子の周りに他のケーブル類がある場合はこのままじゃ挿さりません。
その際は、付属のHDMI延長ケーブルを使えば接続できます。
あとは、電源アダプタをコンセントに差し込むと起動画面が表示されるので、画面の指示に従ってセットアップするだけです。
対応しているテレビ・モニターは?
「Fire TV Stick」に対応しているテレビの条件はこちら。
- HDMI端子付きHDテレビ
- 1080pまたは720p、60/50Hz対応
「Fire TV Stick 4K Max」対応のテレビの条件はこちら。
- HDMI端子搭載の4Kテレビ
- 2160p対応、24/25/30/50/60Hz および HDCP 2.2対応
- HDMI端子搭載のHDテレビ
- 1080pまたは720p、60/50Hz対応
4Kの条件にある「HDCP」とは著作権保護のコンテンツのこと。
最近のテレビはほとんど対応しています。
テレビのほか、HDMIを搭載してるパソコン用のモニターや外部ディスプレイやモバイルモニターなどでも使えます(LGの4K HDR対応モニターで使ってます)。ただし、テレビ以外のモニターの場合、音量調整や電源オンオフが対応してないので、その都度モニターを操作する必要があります。
フルHD 1080pと4K 2160pの解像度の違い
4K Ultra HD(4K動画)とは?
4K Ultra HD(UHD)では、最高2160pの画素数で映像を楽しめます。
これは、上記比較画像でも分かるように、フルHD 1080pの縦も横も2倍の長さがあるので、面積だと4倍も差があることになります。
解像度は「横3840×縦2160ピクセル」です。
同じ大きさのテレビで4K動画と1080pの動画を見比べると、4K動画の方が4倍の情報量があるので、それだけ画面が精密になるということです。
Fire TV StickとFire TV Stick 4Kの違い
上記スペック比較表から違う部分の抜粋がこちら。
モデル | FTS 第3世代 | FTS 4K 第2世代 |
---|---|---|
発売年 | 2020年 | 2023年 |
標準価格 | 4,980円 | 7,480円 |
最大出力 | 1080p HD | 4K Ultra HD |
プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.7GHz |
GPU | IMG GE8300(660MHz) | 650MHz |
メモリ | 1GB | 2GB |
オーディオ | Dolby Atmos Dolby Digital Dolby Digital+ |
Dolby Atmos 7.1 サラウンド対応 2chステレオ 最大5.1chの HDMIオーディオパススルー |
ビデオフォーマット | H.265 H.264 Vp9 HDR10 HDR10+ HLG |
Dolby Vision HDR10 HDR10+ HLG H.265 H.264 VP9 AV1 |
出力 | 1080p 720p 最大60fps |
2160p 1080p 720p 最大60fps |
2020年9月30日に発売されたFire TV Stick 第3世代と、2023年10月18日に発売されたFire TV Stick 4K 第2世代。
今回、それぞれ購入して実際に使ってみました。使う前の予想は、ともにプロセッサは「クアッドコア 1.7GHz」で、GPUもそんなに差がないのでFire TV Stick 第3世代でもサクサク動くんじゃないかなと思ってたら、圧倒的に違いました。
Fire TV Stick 第3世代は、動作がとても遅いです。それに比べて、Fire TV Stick 4K 第2世代は非常に動作が快適です。
ホーム画面でスクロールする時とか、各アプリを起動する時など、同じクアッドコア1.7GHzとは思えないほど違いがありました。これはスペックだけ比較して購入してたら失敗するパターンでした。
あとは、Fire TV Stickは当然ながらフルHDなので4Kの画質では楽しめませんし、5.1chや7.1chサラウンドにも非対応です。Fire TV Stick 第3世代は、1円でも安く買いたい&どうしてもこれが良いっていう人以外には個人的にはおすすめしたくありません。
Fire TV Stick 4KとFire TV Stick 4K Maxの違い
最上部のスペック比較表から違う部分のみ抜粋したものがこちら。
モデル | FTS 4K 第2世代 | FTS 4K Max 第2世代 |
---|---|---|
発売年 | 2023年 | 2023年 |
標準価格 | 7,480円 | 9,980円 |
リモコン | Alexa対応 音声認識リモコン (第3世代) |
Alexa対応 音声認識リモコン Enhanced(エンハンスド) |
プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 2.0GHz |
GPU | 650MHz | 850MHz |
ストレージ | 8GB | 16GB |
アンビエント ディスプレイ |
なし | 搭載 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 デュアルバンド: 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz, 5GHz) |
Wi-Fi 6E トライバンド: 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz, 5GHz, 6GHz) |
逆に、同じ日の2023年10月18日に発売されたFire TV Stick 4K 第2世代と4K Max 第2世代については、こちらも使って比較してみましたが、こっちはほとんど体感できる差はありませんでした。
スペックは4K 第2世代は「クアッドコア1.7GHz」とGPUは「650MHz」、4K Max 第2世代が「クアッドコア 2.0GHz」で「850MHz」。なので、体感できるぐらいの差があるかなと思ってたんですが、ブラインドテストやってみても分からないレベルです(上記動画の通り)。
そのほかの違いは、ストレージが「8GB」と「16GB」、アンビエントディスプレイ「非搭載」と「搭載」、Wi-Fiが「Wi-Fi 6」と「Wi-Fi 6E」ぐらいの違いで、価格は「7,480円」と「9,980円」円。
アンビエントディスプレイは特に必要性を感じないし、これぐらいの差しかないのでFire TV Stick 4K 第2世代が価格と性能のバランスが良いと思います。
4K視聴するために必要なインターネットの回線速度
せっかくテレビとFire TV Stickは4Kに対応してるのに、インターネット回線速度が遅ければ「4K(Ultra HD)」で視聴することはできません。
4Kでビデオを再生するには、最低15Mbpsの回線速度が必要です。
回線速度が15Mbps以下の場合は、「HD」や「HD 1080p」の画質で再生されることになります。
一部の動画配信サービスでは、それ以上の回線速度が必要な場合も。例えばNetflixでは4Kで視聴する場合、20Mbps以上の接続スピードが必要になります。
僕の自宅の場合、ビッグローブ光に乗り換えてIPv6オプションにしたら回線速度が50倍以上になりました。高速なインターネット回線(→レビュー記事)をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
夜の回線速度が50倍以上に!ビッグローブ光のIPv6オプション(PPPoE→IPoE)は速かった。
4K非対応テレビではFire TV Stick 4Kは使えない?
この写真は、以前、ハイセンスの激安4Kテレビ(→レビュー記事)に買い替えて、新しいFire TV Stick 4Kモデルが自宅に届くまで使ってた4K非対応のテレビ画面です。
4K非対応のテレビにFire TV Stick 4Kを接続すると…
「4K Ultra HDを再生できません」と表示されました。
さらに、
「お使いのテレビ(または接続済みのAVレシーバー)で選択されたHDMIポートは、4K Ultra HDビデオに必要なHDCP2.2に対応していません。お使いのテレビが対応している最大解像度で再生されます。一部の4K Ultra HDテレビでは、特定のHDMIポートのみがHDCP2.2に対応している場合があります。」
と表示され、4K Ultra HDは視聴できないもののこのテレビが対応している最大解像度「HD 1080p」では観れました。
そもそも4Kに対応していないテレビはコンテンツを保護するHDCP2.2には対応してないので、当然の結果ですね。
この逆、4K対応テレビで非4K版を使った場合は、Fire TV Stickの最大解像度である「HD 1080p」で表示されます。
Amazonプライムビデオで4K対応作品の探し方
Amazonプライム・ビデオの4K Ultra HD対応作品を探すには、ホームにある「prime 4K ULTRA HD TV番組」カテゴリーで選ぶことができます。
または、リモコンのアレクサボタンを押しながら「4Kウルトラエイチディーテレビ番組」と話せば、UHD対応番組を表示してくれます。
これはFire TV Stick 4K Maxのみにしか表示されないカテゴリーです。
新しくなるほど使いやすくなるリモコン
左が第3世代Alexa対応音声認識リモコンで、右が日本で最初に発売されたFire TV Stickに付属してたリモコン(→レビュー記事)です。
最初はテレビの電源ボタンや音量調整ボタンもなくて、ものすごくシンプルな形状でした。
それからアレクサの音声操作ボタンが搭載され、電源ボタン、音量調整、さらにはプライムビデオ・NETFLIX・DAZN・Amazon Music、ABEMA、TVerなどのボタンも搭載されるようになりました。
2022年11月には『Alexa対応音声認識リモコン Pro』が別売りで発売されました。
2022年10月に発売されたFire TV Cubeと、2023年10月に発売されたFire TV Stick 4K Max 第2世代には、Alexa対応
音声認識リモコンEnhanced(エンハンスド)が付属になりました(上記画像のリモコン)。
お気に入りのコンテンツに簡単にアクセスできるアプリボタン、対応するテレビ・サウンドバーの電源、ボリュームコントロールを搭載。さらに、最近のアイテムやPrime Videoライブチャンネルボタンが追加されました。
新しくなるほど使いやすく進化するリモコンです。
よくある質問
プライム会員じゃないと使えない?
プライム会員じゃなくても使えます。無料の通常会員になる必要はあります。無料の通常会員で、Netflixなどに加入してるって人でも使えます。
毎月費用が発生する?
毎月費用は発生しません。Fire TVシリーズのどれかを購入するだけです。ただし、AmazonプライムビデオやNetflixなどのサブスクの動画配信サービスを利用する場合はその分のサブスク費用は発生します。
無料では何が見られる?
YouTube、ABEMA、TVer、など無料で利用できるサービスは当然無料で見られます。
見終わったらシャットダウンが必要?
FTSにはシャットダウンはなくスリープがその代わりになってます。見終わったらテレビやモニターの電源を切るだけでOKです。
意図的にスリープする場合はリモコンのホームボタン長押しで表示されたメニューからスリープを選択します。強制シャットダウンは「再生」「決定」ボタンを数秒間長押し。
YouTubeなどを見られなくすることはできる?
「設定」に「機能制限」がありますので、それを使えばアプリを起動するたびにパスワード(PIN)が聞かれるようになります。お子さんにYouTubeを見せたくない時も安心です。YouTubeだけでなく、他のアプリも同様に設定可能です。
Fire TV Stickシリーズの寿命はどれぐらい?
使い方によって変わります。うちの場合は初代もまだ持ってますが9年経過した現在も普通に使えてます。本体は設置すればほとんど動かすことがないので何かにぶつけたりして壊れることはほぼないですが、リモコンはしょっちゅう落としてました。ただ、リモコンも壊れたことはありません。普通に使っていれば1〜2年とかで壊れることは少ないでしょう。
まとめ Fire TV Stick 4K 第2世代「一択」
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
- Fire TV Stickが欲しいけど、1080pと4Kと4K Maxモデル、どれを買えば良いか分からない方
- これまで第1世代・第2世代など過去モデルのFire TV Stickを使ってて4Kモデルに買い替えようかとお悩みの方
- 4K対応テレビに買い替えた方
向けに書いてみました。
「4K Ultra HD」と「1080p」の違いは、テレビから離れて観る場面ではそんなに変わりません。
ただ、上記の通り解像度自体は4倍の差があるので、テレビや外部モニターに近づいて観たときの高精細な画質は感動ものです。特に、最近は4K HDR対応のモニターで視聴してるので、違いがよりはっきりと分かるようになりました。美しさが段違いです!
Fire TV Stick 第3世代に関しては今回久しぶりに使ってみましたが…
- 本体起動やアプリの起動などは遅い
- リモコン操作も4Kや4K Maxと比べてかなりもっさりしてる、反応が悪い時がある
という感じで、正直全く快適ではありませんでした。というわけで、Fire TV Stick 第3世代は買うメリットはありません。強いていうなら、とにかく安いのが欲しい方 or 動作がサクサクでも問題ない方 or 4Kが必要じゃない方、なら買っても良いと思います。Fire TVシリーズでは最下位モデルです。
あとは、4K 第2世代と4K Max 第2世代ですが、これが前述の通り4K Max 第2世代との差を感じなかったです。
というわけで…
結論!買うならFire TV Stick 4K 第2世代が最もおすすめ!
動作はサクサクで4K対応だし、Wi-Fi6だし(Wi-Fi 6Eは我が家にはない、Wi-Fi 6です)価格も4K Maxより2,500円安いし、もうこれ一択でいいと思います。
Fire TV Stickシリーズは、ここ数年Fire TV Stickと4K Maxの2モデル展開でしたが、Fire TV Stick 4Kが戻ってきたので3モデル展開になりました。下は極端に遅く、上はそれほど魅力的なじゃない。
多分、今からは真ん中モデルのFire TV Stick 4K 第2世代の時代が来るでしょう。