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今度は噴霧器と専用カバーとカビキラーを使って自分でエアコン洗浄やってみた
春と秋はほとんどお休み状態のエアコン。久しぶりに運転してみたら吹き出し口から嫌な臭いが…、ということがよくあります。
2年前の5月。徐々に気温も上がってきたので久しぶりにエアコンの冷房をつけてみたところ、鼻にツンとくる臭いでかなりクサイ。
エアコンの吹き出し口を見てみると、ものすごいカビが発生してたので急遽自分で掃除してみました。エアコンのカビと臭いを取りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
自分でやれば1,300円!臭いとカビがひどいエアコンを掃除してみた。用意・手順・感想まとめ。動画あり
その時の様子をYouTubeに公開したところ100万再生を大きく超える反響ぶり。たくさんの方に見ていただき、色々とコメントもいただきました。
その中で、「蓄圧式噴霧器を使うといいですよ」とか「エアコン洗浄スプレーは意味がない」などいろんな意見をいただいたので、今回はその内容を踏まえて蓄圧式噴霧器を使った「エアコン洗浄」をやってみました。(高圧洗浄機ではないですが、たくさん水をかけて洗い流すことができました。)
今回は前回に比べてちょっと費用がかさんでしまいました。
場合によってはプロの業者さんの方が安い場合があるかもしれません。
「もし自分でできない」「時間もかかるし予算もかかっていいからプロに頼みたい」という方は、最後にお得な情報がありますので合わせてご覧ください。
掃除前のエアコンの状況
前回掃除から2年経過したうちのエアコンの吹き出し口です。
まだきれいな方だと思いますが、所々に点々とカビが発生してきてます。
奥にあるのがシロッコファン。エアコンの空気を室内に送り出す送風機です。
たくさんの羽根にホコリとカビが付着しているのが見えますね。冷房や除湿を行った時は、エアコン内部が冷えて結露が発生しカビが生えやすくなります。(暖房は結露の心配はありません。)
大体のエアコンにはその結露を防ぐために内部乾燥運転という機能がついてます。冷房や除湿を停止した後にエアコン内部を温めて結露を乾燥させる機能なんですが、これが地味にくさいんです。
エアコンを停止してそのままその部屋から出る場合は問題ないんですが、そのまま部屋にいると部屋の中が暑くなってしかもちょっとクサくなるんですよね。そのため、本来なら毎回内部乾燥は必ずやったほうがいいのに、それを途中で止めてしまうことがここ2年で何度もありました。多分、その影響が大きいんじゃないかなと。
カビをできるだけ発生させたくないなら、内部乾燥運転は必ずオンにして、なおかつ途中で停止させないようにするようにしましょう。
エアコン洗浄するために用意したもの5点
今回、エアコン洗浄のために用意したものがこの5点。
- 吹き出し口とシロッコファンのカビを取るカビキラー
- 熱交換器を洗うための中性洗剤を水にいれたもの(オレンジ色の容器)
- エアコン全体をカバーして掃除しやすくする『エアコン洗浄カバー』
- 洗剤とカビキラーを十分に洗い流すための『蓄圧式噴霧器』
- マスク(と写真には写ってませんがゴム手袋と養生テープとビニール袋とバケツ)
1. 前回は吹き出し口のカビを除去するために100円ショップのオレンジクリーナーとブラシを用意しましたが、今回はカビキラーを使うことにしました。カビキラーは普段からお風呂で使っていることもあり、カビを落とすことについては最強の商品です。さらにはゴシゴシとこする必要がないのも今回採用したポイントです。
■ 注意点
カビキラーを使用する際は、カビキラーに記載されてる注意点をよく読んで、換気・マスク・手袋をして使うようにしてください。また、エアコンにカビキラーが残っていると金属部分の腐食やプラスチック部分の変色などの恐れがありますので、十分な水で洗い流すようにしてください。やる場合は、あくまでも自己責任でお願いします。
2. 前回はエアコン洗浄スプレーを使ったので、今回は業務用のエアコン洗浄剤を使いたかったんですが、費用が高くなりすぎるので家にある中性洗剤を使うことにしました。
3. 前回は100円ショップのミニバイクカバーを使いましたがちょと床が濡れてしまったので、今回は専用のエアコン洗浄カバーを使うことにしました。ちょっと価格は高いですが、使いやすく分厚いので安心感は高いです。さらに破けなければ3回程度は使えるので、ほかのエアコンも掃除しようと思ってたのでこれにしました。結論からいうと、これものすごく便利でした。買ってよかった!
4. 前回はスプレーに入れた少量の水で洗い流してましたが、熱交換器と吹き出し口とシロッコファンについた洗剤やカビキラーを十分に洗い流すために蓄圧式噴霧器を使いました。価格も安いし、4リットルの水で洗い流せたので十分なすすぎ効果がありました。こちらも買ってよかった!
5. マスクと手袋。今回はカビキラーを使うのと噴霧器で洗い流すので、吸い込んだり手につかないように注意するために使いました。あと、電装部を覆うためにビニール袋と養生テープも使いました。水を受けるバケツも。
新しく購入したのはエアコン洗浄カバーと噴霧器だけだったので追加費用は約3,600円でした。
エアコンクリーニングはプロに頼むと1〜2万円が相場ですが、個人業者だと5,000円程度でやってくれるところもあるので、自分でやりすぎると費用がプロに頼む場合より高くなることがあります。
高くなりそうだと感じたら、無料の一括見積サイトを利用するなどして下調べしておくと余計な出費を抑えられます。
エアコンの洗浄方法と流れ
エアコン洗浄方法と全体の流れです。
各項目の説明と注意点もまとめてます。
- まずエアコンのコンセント抜く(電源を外す)
- エアコンカバーを外す
- 電装部が濡れないようにカバーする
- エアコン洗浄カバーをつける
- 熱交換器に中性洗剤をたっぷりかける
- 吹き出し口とシロッコファンにカビキラーする
- 蓄圧式噴霧器で洗い流す
- 洗浄カバーを外して水分を拭き取る
- エアコンカバーを取り付けコンセントを挿して試運転する
1. 感電しないようにコンセントを抜きます。
2. エアコンカバーを外す方法が分からない場合は事前に確認しておきます。前面に数カ所、隠れたところにネジがあるのでそれを外せればそんなに難しいことはありません。
3. 電装部にビニール袋と養生テープで濡れないようにカバーします。
4. エアコン洗浄カバーを装着します。専用のカバーだけあってものすごく簡単でした。
カバーの先端はバケツの中に入れて作業します。
5. 熱交換器に中性洗剤をたっぷりかけますが、これやる前に事前にエアコンの室外機のところにドレン管があるかどうかをチェックしておいてください。ドレン管がない場合は今回紹介する方法をやっちゃうと部屋が水浸しになるで要確認です。
6. 吹き出し口とシロッコファンにカビキラーを吹きかけます。シロッコファンは回しならかけて全体に行き渡るようにします。ゴム手袋とマスクを忘れずに。
7. 蓄圧式噴霧器でカビキラーのにおいがなくなるまで、十分な水で洗い流します。本来なら高圧洗浄機がいいんでしょうが、そんな予算もかけたくないので噴霧器を使いました。これでも1回の給水で4リットル使えるので、十分なすすぎ効果がありました。
8. 洗浄カバーを外して水分を拭き取ります。洗浄カバーは破けなければ3回程度は使えるので、丁寧に取り外します。
9. エアコンカバーを取り付けて試運転します。内部を乾燥させる目的もあったので、今回は暖房を30分ほどつけてました。
エアコン洗浄結果 どれぐらい汚れが落ちた?
前回の掃除が2年前なのでそんなに汚れは落ちないかと思いましたが、
バケツにはこれだけの汚れが落ちてました。
5年以上掃除をしてない場合は、これの倍以上の汚れが落ちることになると思います。
カビキラーを使ったので吹き出し口とシロッコファンのカビがきれいになくなってピカピカになりました。
前回ブラシでゴシゴシした時は、奥の方にまだカビが残ってました。
しっかり洗い流す必要はありますが、カビキラーを使ってみて正解でした。
上部の熱交換器については、それほど汚れが付いてなかったので見た目は掃除後もあまり変わらず。
ただ、嫌な臭いは消えたので中性洗剤でも効果はあったと感じてます。
100万回再生を軽く超えた!エアコン洗浄動画
前回の動画もそうですが、今回もYouTubeにアップしてるのであわせてご覧ください。
機材も随分変わったので前回よりもきれいな映像で撮影できました。
▼ 素人でもできるエアコン洗浄!カビキラーと蓄圧式噴霧器で嫌な臭いとカビを取る!
素人とプロのエアコンクリーニングの違い
自分でエアコン掃除をやってみましたが、実際にプロがやってることと何が違うのか調べてみました。
その結果を箇条書きでまとめてみました。
- 専用の高圧洗浄機を使うので洗浄効果が高い
- 業務用の洗剤を使用するので、汚れ・水垢をふやかして除去するので汚れの完全除去が可能
- 業者によっては防カビコーティングもしてくれる
- 壁掛け型だけでなく、天井型にも対応
- 最近の自動洗浄機機能がついたエアコンにも対応してくれる
- プロの技術と経験で様々な要望に答えてくれる
素人の僕がやった場合、結果には満足してますが気になっているのが熱交換器のニオイですね。カビやバクテリアの繁殖が悪臭の原因になっているので、ニオイには敏感になってしまいます。子どもが2人もいますし。
どうしてもしばらくすると臭ってくるので、専用の洗剤を使ったほうがいいとは思うんですが、価格が高いのとアルカリ性だったりするので取り扱いが難しいんです。
どうしてもニオイが取れない場合は専門業者にお願いするのが確実です。
あと、専用の高圧洗浄機もいいですよね。価格も高いので個人でわざわざ買う気にはなりません。(ケルヒャー の高圧洗浄機は持ってますが、室内で使うと水浸しになってしまいます…)
最新の自動洗浄機能がついたエアコンに対応してるのも業者ならでは。個人であの大きなエアコンを掃除するのは勇気が必要です。
今回掃除したエアコンは、パナソニックのCS-220CFRですが、個人で掃除しようと思うならこれぐらいのエアコンが限界かなと感じてます。
どうしても素人は素人、プロにはかなわないことが多いですね。
自分じゃ無理だと感じたらプロの業者さんに任せよう
自分でエアコンを洗浄する方法をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
自分でやれる!と思った方は是非やってみてください。
ただ、
「面倒くさそう」
「自分じゃできない・時間がない」
「エアコンのカバーが外せない」
「エアコンを壊さずに正しい方法でやりたい」
「お金かかってもいいからやっぱりプロの業者に頼みたい」
と思った方は、プロの業者さんに任せた方が安心・確実です。
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この機会に、是非プロに頼んで徹底的にエアコンを掃除してみてください。
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