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エアコンくさい!業者に頼む前に自分でやれることは?
気温が徐々に高くなってきた5月下旬。暑くなってきたので冷房しようと久しぶりにエアコンのスイッチをつけてみると、いや〜なにおいが…。なんかすっぱい臭い?なんだこの臭さは…カビか?
エアコンは夏の冷房や冬の暖房で大活躍する家電ですが、定期的なお手入れを怠るとカビや臭いの原因に。プロに頼むと1万円以上かかるエアコンクリーニングを、なんと1,500円以下で自分で行う方法をご紹介します!
初心者でもわかりやすい手順や必要な道具、注意点を詳しく解説。さらに、カビを防ぐコツやプロのサービスもまとめました。この記事を読めば、エアコンの清潔さを保ち、快適な室内環境を実現できます。
ビフォー:エアコンの吹出口についたカビ、カビ、カビ…
今回、自分で掃除したのは6年ほど使ったパナソニックのエアコン『CS-220CFR』。6〜9畳用のコンパクトタイプ。エアフィルターはこまめに洗ってましたが、本格的な掃除は一度もなし。一昨年あたりからちょっとずつニオイが出てきて、臭いなと思いながらも使い続けてました。
どんなことになっているのかと、エアコンのエアフィルターにはほとんどホコリはついてない。
じゃ、吹出口はどうなっているのかと見てみると…(以下、ちょっとだけ閲覧注意です。)
嘘でしょ?こんなに汚かったの?
エアコンの吹出口には大量のカビ、カビ、カビ、とホコリのような汚れも。
吹出口にある上下風向ルーバーや左右風向ルーバーもカビだらけ。さらにその奥にある黒いファンにも汚れがたくさん付いてました。6年間も放置すると、エアコンってこんなに汚れます。
これまでどんだけカビを吸い込んでたんだと思うと、ちょっとゾッとしました。
エアコンのカバーを取り外してみたアルミのフィン部分。ホコリは多少ありますが、予想よりは汚れはひどくなかったです。
なぜエアコン掃除が必要? カビと臭いの原因を解説
エアコン内部は湿気やホコリがたまりやすく、カビの温床になりがち。特に、冷房や除湿運転時に発生する結露がカビの繁殖を促進します。カビが溜まると、以下のような問題が起こります:
- 不快な臭い:エアコンを起動すると、酸っぱい臭いやカビ臭が部屋に広がる。
- 健康リスク:カビの胞子が空気中に飛散し、アレルギーや呼吸器トラブルを引き起こす可能性。
- エアコンの効率低下:汚れが溜まると冷却・暖房効率が落ち、電気代が上昇。
実際、6年間掃除を怠ったパナソニックのエアコン(CS-220CFR、6〜9畳用)では、吹出口に大量のカビが確認されました。フィルター掃除だけでは不十分で、内部の汚れが臭いの原因でした。
エアコン掃除に必要な道具と費用
エアコン掃除を始める前に、以下の道具を用意しましょう。すべて100円ショップやAmazonで手に入り、総額1,500円以下で揃います。
必要な道具リスト
道具 | 用途 | 参考価格 | 購入先 |
---|---|---|---|
エアコン洗浄スプレー(防カビタイプ) | アルミフィンやファンの洗浄・防カビ処理 | 約500円 | Amazon |
注ぎ口洗いブラシ(4本セット) | 吹出口やファンの細かい汚れをこする | 約500円 | Amazon |
中性洗剤(オレンジクリーナーなど) | カビやホコリを落とす | 約100円 | 100円ショップ |
スプレーボトル(水用) | すすぎ用の水を吹きかける | 約100円 | 100円ショップ |
養生テープ | 洗浄カバーの固定 | 約100円 | 100円ショップ |
防水シート(ミニバイクカバーなど) | 床や壁の汚れ防止 | 約100円 | 100円ショップ |
ゴミ袋 | 電装部の保護 | 約50円 | 100円ショップ |
雑巾・マスク・ゴム手袋 | 拭き上げや安全確保 | – | 100円ショップ |
総額:約1,450円
- エアコン洗浄スプレー:アース製薬の「エアコン洗浄スプレー 防カビプラス(無香性)」は、使いやすさと防カビ効果で高評価。約500円で購入可能。→最新の価格と詳細はこちら
- 代替品:DUSKINの「エアコン内部クリーナーシュ!シュ!」も人気。フレッシュな香り付きで、レビュー数は700件以上。→最新の価格と詳細はこちら
ポイント:アルミフィンに使用する洗剤は、アルミを傷めない中性洗剤を選びましょう。スプレーボトルは100円ショップのもので十分ですが、しっかり洗い流したい場合は蓄圧式噴霧器(約1,500円)がおすすめです。
蓄圧式噴霧器を使った洗浄方法も別記事にまとめてますので併せてご覧ください。
費用は約3,600円!噴霧器とカビキラーでエアコン洗浄やってみた。洗浄結果はどうなった? | スーログ
エアコン掃除の手順:初心者でも簡単!
エアコン掃除は、適切な手順を踏めば初心者でも安全に行えます。以下のステップを参考に進めてください。所要時間は約2時間(写真撮影込み)です。
エアコンのカバーを外す前に、YouTubeで「エアコン 掃除」や「エアコン カバー 取り外し」を検索し、動画で手順を確認しましょう。パナソニックのCS-220CFRの場合、以下のような構造です:
- 下部のネジを外し、カバーを引き上げる。
- 上下風向ルーバーを湾曲させながら取り外す。
注意:カバーが外せない場合は、無理せずプロに依頼しましょう。ハイスペックモデル(例:お掃除機能付きエアコン)は構造が複雑で、素人では難しい場合があります。
大体どのエアコンも同じような構造になってます。エアコン下部のネジを外してカバーを外し、上下風向ルーバーは湾曲させながら取り外します。うちのエアコンも同じような構造でした。
これができなければエアコンの掃除はできないで、いろいろ準備する前に必ず確認するようにしてください。
この手順でうちのエアコンも…
うまくカバーを取り外すことができました。取り外したカバーや上下風向ルーバーにもカビが付いてたので、きれいに洗っておきます。
洗浄液や水が飛び散らないよう、エアコン周辺を養生します。
- 手順:
- 防水シート(ミニバイクカバー)をエアコン下に広げ、養生テープで固定。
- 電装部(エアコン右側の電気部品)をゴミ袋で覆う。
- 壁や天井が気になる場合は、ゴミ袋で追加の養生を。
- コツ:シートは重みで落ちないよう、テープをしっかり貼りましょう。
まずは部屋が汚れないようにエアコンを養生します。養生テープとミニバイクカバーを使ってエアコンを養生します。
エアコンに洗浄液や水を吹きかけるので、それを考慮して養生していきます。今回は、ミニバイクカバーは切らずに、エアコンの下をすっぽりとカバーできるように養生しました。
エアコンの左側、右側、そして下にも養生テープを使って貼り付けます。洗浄時には洗浄剤や水がカバーの中に落ちるので、多少重みが発生します。その際に養生テープがはがれないよう、しっかりと貼っておきます。
エアコンの右側にある電装部も濡れないようにゴミ袋で覆いました。
エアコンを養生した結果がこちら。アルミのフィンや吹き出し口に洗浄剤や水を吹きかけてももう安心。すべてミニバイクカバーに落ちるようになりました。ここまでやれば、あとは思う存分洗浄できます。天井や壁が気になる方は、そこにもゴミ袋などで養生してもいいかも。
あとはどんどん洗っていくだけ。
- アルミフィン:
- 中性洗剤(オレンジクリーナー)をスプレーで吹きかける。
- 5分放置後、スプレーボトルで水を吹きかけてすすぐ。
- 吹出口とファン:
- 中性洗剤を吹きかけ、注ぎ口洗いブラシでゴシゴシこする。
- ファンは回転させながら、目立つ汚れを落とす。
- 水でしっかりすすぎ、汚れを流す。
- 仕上げ:
- エアコン洗浄スプレーをアルミフィンとファンに吹きかける。
- 10分放置後、余分な水分を雑巾で拭き取る。
まずは、洗浄液 → ブラシ → 洗浄液 → ブラシ を繰り返し、キレイになったら水ですすぎます。
オレンジクリーナー(洗浄液)をアルミのフィン部分と吹出し口、さらに吹き出し口の奥にあるファンに吹きかけまくります。
吹き出し口は棒状のブラシでゴシゴシと洗います。奥のファンも回転させながら目立つ汚れを落としていきます。
そんなに汚れが目立たなかったアルミのフィン部分は洗浄液をかけて放置。ここは、仕上げにエアコン洗浄スプレーを使うので特にブラシでこすったりはしませんでした。
ある程度ブラシでカビが取れたら、ウォーターカラースプレーで水を吹きかけていきます。洗浄液が結構ヌルヌルしてたので、ある程度取れるまで吹きかけました。
その結果、あんなにカビだらけだった吹き出し口がこんなにキレイに!
最後の仕上げはエアコン洗浄スプレー。
使い方はとても簡単。アルミのフィン部分にまんべんなく吹きかけるだけ。泡がシュワーっと音を立てて洗浄してくれます。簡単に使えるので半年に1回ぐらいのペースで使えば臭いもかなり抑制できると思います。
専門の業者さんの場合は、ここを大量の洗剤と高圧洗浄機で洗い流してくれるので、より徹底的に掃除ができます。自分で試してみて、不十分だと感じた場合は業者さんに連絡してみてください。
エアコンのファンにもエアコン洗浄スプレーを吹きかけます。今回のエアコンは6〜9畳用のスタンダードタイプでしたが、1本で十分足りました。
10分間ほど放置して泡がなくなれば終了。
- 取り外したカバーとルーバーを逆の手順で取り付ける。
- エアコンを起動し、臭いがなくなったか、正常に動作するかを確認。
余分な水分は雑巾を使って拭きあげておきました。
あとは、取り外した時と逆の手順でエアコンのカバーと上下風向ルーバーを取り付けます。
カビがキレイに取れました!匂いも全くありません!
結果:カビがきれいに取れ、酸っぱい臭いも完全になくなりました!清潔な空気で快適な室内環境が復活。
エアコン掃除の動画ガイド
今回の掃除の模様をビデオに収めたものを編集してみました。
蓄圧式噴霧器を使ったエアコン洗浄動画(YouTubeリンク)も公開してます。気になる方は、ご一緒にどうぞご覧ください。
カビを防ぐための日常のコツ
エアコンのカビを防ぐには、以下の習慣を取り入れましょう:
- 内部乾燥運転を活用:パナソニックの「内部乾燥運転」や他メーカーの「内部クリーン」機能をオンに。冷房・除湿後に自動で送風・暖房を行い、結露を乾燥させます。
- 定期的なフィルター掃除:2週間に1回、フィルターを水洗いしてホコリを除去。
- 換気を徹底:エアコン使用中は、時折窓を開けて湿気を逃がす。
- 防カビスプレーの使用:半年に1回、洗浄スプレーでメンテナンス。
実体験:内部乾燥運転をオフにしていた6年間でカビが大量発生。設定をオンに切り替えたところ、以降はカビの発生が大幅に減少しました。
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この機会に、是非プロに頼んで徹底的にエアコンを掃除してみてください。
おすすめポイント:エアコンクリーニングは約12,000円〜15,000円(2025年5月時点)。自分で掃除する手間と時間を考えると、プロに任せる価値は十分あります。
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FAQ:エアコン掃除のよくある質問
Q1. エアコン掃除の頻度はどのくらい?
フィルター掃除は2週間に1回、内部の徹底洗浄は1〜2年に1回が目安。カビや臭いが気になる場合は、早めに掃除しましょう。
Q2. お掃除機能付きエアコンも自分で掃除できる?
お掃除機能付きエアコンは構造が複雑で、カバーや部品の取り外しが難しい場合があります。無理せずプロに依頼するのが安全です。
Q3. 洗浄スプレーだけで十分?
軽い汚れならスプレーだけで対応可能ですが、頑固なカビやファン奥の汚れはブラシや水洗いが必要です。
Q4. エアコン掃除で壊れることはある?
正しい手順で丁寧に行えば壊れるリスクは低いですが、電装部に水がかからないよう注意。自信がない場合はプロに相談を。
まとめ:清潔なエアコンで快適な生活を
自分でエアコンを掃除すれば、1,500円以下の低コストでカビや臭いを徹底除去できます。初心者でもわかりやすい手順と道具で、約2時間で清潔なエアコンが手に入ります。カバーの取り外しが鍵なので、事前に動画で確認を忘れずに。
一方、時間がない方や完璧な仕上がりを求める方は、プロのサービスがおすすめ。おそうじ本舗なら、信頼の技術でエアコンをピカピカに。
清潔なエアコンで、快適で健康的な室内環境を手に入れましょう!