常日頃からやるべきエアコンの簡単お手入れ(メンテナンス)方法 フィルター掃除はこまめに

常日頃からやるべきエアコンの簡単お手入れ(メンテナンス)方法 フィルター掃除はこまめに

あなたは、エアコンを購入してから掃除をしたことがありますか?

「こまめにフィルター掃除やってるよ」という方もいれば、「購入して2年経つけど1回も掃除したことない」なんて方もいらっしゃいます。

エアコン掃除は普通の掃除とはちょっと違って、どうやればいいのか分からないし、正直言って面倒くさいです。

ただ、後半にも掲載してますがエアコンにこびりついたカビに驚愕して自分で掃除してみてからは、そんなに掃除が面倒じゃなくなりました。

どこをどう掃除すればいいのか、臭いとカビの原因はなんなのか、今まで分からなかったエアコンについての疑問が解消したことがその要因ですね。

今では、快適にエアコン生活を送るには必要なことだと認識してるので、以下の方法で定期的にメンテナンスするようになりました。

常日頃できる簡単なエアコンのお手入れ方法をまとめてますので、まだやったことがない方は参考にしてください。

目次

以下の内容でまとめてます。

夏の季節に役に立つ、エアコン関連記事のまとめページも用意しております。合わせてご覧ください。

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エアコンとは?臭いの原因とメンテナンスの注意点

エアコンは空調設備のひとつで、室内の空気の温度や湿度を快適に調整してくれる便利な家電製品です。

暑い夏には空気を冷やし湿度を下げ、寒い冬には空気を温めてくれます。

快適な空気を室内で循環させるため、どうしても空気中にあるホコリや汚れも一緒に攪拌してしまうわけですが、そのホコリをきれいに取り除いてくれるのがフィルターです。

ということは、フィルターだけ掃除しておけばメンテナンスは十分だと思いがちですが、ホコリ以上に注意すべきなのが結露による水分です。

夏場に冷房運転したあと、エアコン内部では結露により水滴が発生しています(暖房運転後には結露は発生しません)。

水滴がカビの原因

この水滴をそのまま放置することにより、エアコン内部にカビが発生してしまいます。

このカビ菌が臭いの原因になるのはもちろん、フィルター掃除もしていない場合はエアコンの温度調節ができなくなり機能低下にもつながります。

この結露を防ぐため、冷房運転後には「内部乾燥運転」を必ず行うようにしてください

エアコンの機種によって呼び方は違いますが、一般的なエアコンなら冷房後に自動的に内部を乾燥するクリーニング機能がついてます。

これをやるだけでカビの発生率がグンと減ります。

内部乾燥運転はエアコン内部の水分を取り除くため、運転中は熱い空気が排出されます。最初はちょっと熱くて消したくなりますが、カビの発生を防ぐためなので我慢してます。

購入時の初期設定ではその機能がオフになってることもあるので、説明書をちゃんと読んで確認するようにしてください。

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エアコンを掃除しないと病気になる?

エアコンのお手入れ方法の前にちょっとだけ怖いお話を。

私たちは日常生活で1日平均1万個のカビを吸い込んでいると言われています。

その中でも特に気をつけなければいけないのが「アスペルギルス菌」です。吸い込むと肺の中で増殖し、肺の組織を破壊して呼吸ができなくなり、最悪の場合は死に至るケースも。

誰もがそうなるわけでなく、免疫力が弱い幼児や高齢者に起きやすい病気(アスペルギルス症)です。

このアスペルギルス菌を含むカビが発生しやすいのが、浴室やキッチンなどの水まわりと、温度差がある窓やエアコンです。

浴室やキッチンは常日頃から注意してるので掃除しやすいですが、窓のゴム部分やエアコンの内部は掃除を忘れがち

意識して定期的に掃除したい場所です。

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最低限やるべきフィルターのお掃除方法

フィルターのお掃除方法カビ菌の繁殖を防ぐには、エアコンをきれいに保つことが大切です。

まずは自宅で簡単にできるフィルター掃除を習慣にしましょう。

習慣といっても以下の3回をワンシーズンに行うだけです。

  1. 季節はじめのエアコンを使い始める前
  2. 季節中に1回程度
  3. 季節の終わりの使い終わった時

例えば夏なら、6月後半ぐらいの使い始める前にフィルターの掃除と送風運転を1時間程度を行う。

7月後半にフィルターを確認して汚れてるなら掃除。

最後に季節の終わりにフィルター掃除。

これだけです。


フィルターを洗っている写真
フィルターは汚れがひどい時は中性洗剤とお湯で洗います。汚れがひどくない場合は水洗いで大丈夫です。


フィルターを乾燥させる
フィルターはしっかり乾燥させてエアコンに戻します。

特にコンセントを抜いたりする必要はありません。

これが一番簡単にできる最低限やっておきたいお手入れです。

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室外機のチェック

エアコンの室外機一般的な家庭用エアコンは、室内機と室外機がセットになっています。

室内機ばかり気にして、ついおろそかになってしまうのが室外機のチェック。

室外機は熱交換用のアルミフィン、プロペラ、基盤という構成で、雨風でも耐えられるように外側がカバーで覆われてます。

室内機と同様に室外機が汚れてるとニオイやカビが室内に入らないかと心配する方もいますが、その心配はありません。

その代わり、枯葉や土埃などが室外機に詰まるとエアコンの動作に大きな悪影響が出るので、以下の点を注意してチェックします。

  • 室外機の周囲20cm以内には物を置かない
  • 枯葉や雑草、クモの巣やゴミがあれば取り除く
  • 土埃や砂などが付いている場合は汚れを落とす
  • 水抜き穴とドレインホースの詰まりをチェック

見える範囲で掃除するようにしてください

室外機内部の奥にゴミを見つけたけど手が届かない場合は専門業者にお願いしてください。無理はしないように。

エアコンの取扱説明書にも詳しくメンテナンス方法が書かれてるので、それも参考にしてください。

室外機のチェックは使い始めの時期に1度だけやるようにしてます。

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カビがひどい時は自分でクリーニング

フィルター掃除をやってみたけど、まだエアコンが臭い。

その場合はエアコン内部にカビや汚れが付着している可能性が高いです。

エアコンの吹出口には大量のカビ、カビ、カビ
これは、僕が2016年に初めて自分でエアコン掃除をやってみる前の写真。なんかエアコンが臭うなーと思ったらこんなことになってました。

その時のエアコン掃除方法については、こちらに詳しくまとめてます。

自分でやれば1,300円!臭いとカビがひどいエアコンを掃除してみた。用意・手順・感想まとめ。動画あり

その後、2018年には蓄圧式噴霧機を使ってエアコン内部を洗浄してみました。

費用は約3,600円!噴霧器とカバーとカビキラーでエアコン洗浄やってみた。無理なら一括見積がおすすめ

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まとめ 自分じゃ無理ならエアコン掃除料金はプロに任せよう

常日頃からできるメンテナンスと、ガッツリ掃除する方法をまとめてみました。

自分でやれる!と思った方は是非やってみてください。

ただ、

面倒くさそう
自分じゃできない・時間がない
エアコンのカバーが外せない
エアコンを壊さずに正しい方法でやりたい
お金かかってもいいからやっぱりプロの業者に頼みたい

と思った方は、プロの業者さんに任せた方が安心・確実です。

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