1万円台で買える超コンパクトなSmallRigのビデオ雲台3457 ハンドル長さ調整可能

1万円台で買える超コンパクトなSmallRigのビデオ雲台3457
SmallRig ビデオ雲台3457

ビデオカメラ用にコンパクトなビデオ雲台が欲しい!

普段、仕事用で使ってるビデオ三脚と雲台はsachtler System Ace L GSです。

ワンランク上のビデオ三脚を求めて sachtler System Ace L GS 買った!超良い!

2021年8月に購入した時は約10万7千円ほどだったのが、1年ちょっとで約14万円まで値上がりしてます。

海外製の高価なものは値上がり前の価格を知ってたらちょっと手が出ないレベルまで値上がりしてます。以前の水準まで価格が戻るのはいつになるのか…。

さて、最近は小学5年生の息子のサッカーを家庭用のビデオカメラで撮影することが増えました。

小学生の低学年の時は10分ハーフと短い時間だったので手持ちでも特に問題なかったんですが、5年生になって20分ハーフの試合が増えてきました。

さすがに前後半40分を手持ちで撮影するのが疲れるようになってきました。なので、ビデオ三脚使おうかなと思ったんですが、sachtlerのはちょっと本格的すぎて重くてかさばる。あと、周りの目も若干気になります。

というわけで、1万円ちょっとで買えるSmallRigのビデオ雲台を買ってみることにしました。

スポンサーリンク

ビデオ雲台とレベリングユニット購入

SLIKレベリングユニット2とSmallRigビデオ雲台3457
SLIKレベリングユニット2とSmallRigビデオ雲台3457

今回は、三脚はカメラ用のを使うので雲台のみ。

ただし、カメラ用三脚だと水平を取るには三脚の脚の長さをいちいち調整する必要があるので、レベリングユニットも買いました。

購入したのは、『SmallRig フルードビデオ雲台3457』と『SLIK 三脚・雲台アクセサリー レベリングユニット2』の2つ。


SmallRig ビデオ雲台 3457のパッケージを開ける
ビデオ雲台3457に入ってたのは雲台のみ。説明書は無し。


SmallRig ビデオ雲台 3457
ビデオ雲台3457。サイズは、104×77.5×62mmで重さは約512g。アルミニウム合金製でハンドルはコンパクトに収納可能です。

コンパクトでまさにポータブルなビデオ雲台という感じ。


六角レンチが収納されてるビデオ雲台3457
矢印部分に六角レンチが収納されてるので、なんだろうと思って一通り見てみると…


ベースの中央奥に六角レンチのネジ穴
ベースの中央奥に六角レンチのネジ穴がありました。これ、実際に使ってみて分かりましたがかなり重要な場所です。

最初に使った時に、チルトの動きが硬くて動き出しが滑らかに動かず最初にクッと引っ掛かりがあったんです。Amazonのレビューでもチルトが使い物にならないという人が何人かいらっしゃいましたが、僕もこれ知らなかったら同じ意見でした。

ただ、この六角レンチでトルク調整が自由にできるわけではありません。緩めるとチルトの土台がガタガタするので、やるのは最初のしっかり締められた状態からほんのちょっとゆるめるだけです。

緩めすぎるとガタガタするし、締めすぎると動き出しの最初に引っ掛かりが出てきます。かなり繊細な調整が必要なので、何度も試してやっとスムーズにチルトできるようになりました。チルト自体はかなり軽めです(sachtler Aceと比較した場合)。


SLIKレベリングユニット2の箱の中身
SLIKレベリングユニット2の箱の中身。


同梱物は説明書類とレベリングユニット本体
同梱物は説明書類とレベリングユニット2本体。


レベリングユニット2
レベリングユニット2。ネジは1/4です。


レベリングユニット2のベース部分
ベース部分のネジは1/4に3/8のネジアダプターが付いてます。


レベリングユニット2のロック機構
レベリングユニットは上に載ってるお皿を動かして水平を決めます。上面には水準器が付いてるので、それを目安に台を水平に動かして、下のロックリングを左に回してロックします。


三脚にレベリングベース2を取り付け
まず、三脚にレベリングベース2を取り付け。

三脚を立てる場所が常に水平ならレベリングベースは不要ですが、屋外で撮影する時はほぼ水平の場所はないのでレベリングベース2は必須です。


レベリングベースにビデオ雲台3457を取り付ける
レベリングベースとビデオ雲台3457のネジ穴の大きさが違うので変換アダプターが別途必要です。


三脚にレベリングベースとビデオ雲台の取り付け完了
三脚にレベリングベースとビデオ雲台の取り付けが完了。間にレベリングベースがあるので若干高さが出ますね。

ただ、ビデオ雲台が軽くてコンパクトなので持ち運びも楽です


伸縮可能なハンドル
伸縮可能なハンドル。収納時は約14cmほど。

グリップにはウレタンぽい素材が使われてます。寒い時期も冷たくないです。


伸縮可能なハンドル 伸ばした状態
ハンドルを最大で伸ばすと約33cmです。もちろん、好きな長さに調整もできます。


重心調整システム
アルカスイスのクイックリリースプレート部分は、ターンテーブル部分は7cm動かしてカメラに応じて重心を調整することも可能です。


チルトとパンのノブ
チルトとパンのノブ。


アルカスイス部分のパンのノブ
アルカスイス部分にはもう一つパンのノブがあります。雲台のパンは固定して、カメラ部分だけ回したい時などに重宝します。


水準器
水準器はビデオ雲台にもレベリングベース2にも付いてます。共に精度は同じぐらい。

当初、SLIKレベリングベース2の水準器がかなりおかしい動きをしてて初期不良かと思ったんですが、水準器がしっかりはまってなかった?ような気がしたので水準器をペンチでグッと押し込む(布を当てた状態でやりました)と不思議なことに精度が復活しました(謎)。

実際に使ってみた感想

ソニーのビデオカメラで使ってみた

子どものサッカーで使ってるSONY FDR-AX55を載せて実際に使ってみました。

SmallRigのビデオ雲台3457の評価は、1万円ちょっとで買えるビデオ雲台として考えた場合、満点が星5だとすると星4.5ぐらい。

● ビデオ雲台3457 良い点
  • 軽くてコンパクト!ハンドルも収納できるので持ち運びには最適
  • アルミニウム合金製で全体的な作りはかなりしっかりしてる
  • 縦方向のチルトはなかなか良い感じで滑らかに動く
  • 横方向のパンも六角レンチで調整できたのでなんとか滑らかに動くようになった
● ビデオ雲台3457 悪い点
  • パン方向は納得する硬さに調整するのが面倒すぎる

六角レンチによる調整は手間取りましたが、全体的には1万円ちょっとで買えるビデオ雲台ではかなり優秀な感じがしてます。

実際に子どものサッカー撮影で使ってますが、かなり安定した映像が撮影できるようになりました。40分撮影しても全く腕の疲れがないのは良いですね。

ただ、サッカーの場合は試合する場所が広いのでかなりズームを多用します。そのため、三脚で動かしながらカメラのズームも一緒に操作するのにはまだまだ熟練度を要します。要は僕の腕の問題ですね。


SLIKのレベリングベース2は、最初は水準器がゴミレベルかと思ったんですが、しっかり押し込んでやったら許容範囲で使えるようになった(最初から普通に動くようにしてくれてれば満点だった)ので、特に問題はありません。

作りもしっかりしてるので、長いこと使えそうです。


これからますます子どものサッカー撮影に熱が入りそう。

映像を見ながら改善点を見つけるのも楽しいですが、一番楽しいのは息子がナイスプレーした時やチームメイトと楽しそうに過ごしてるのをみるのが大好きです。

ビデオカメラ用の使えるビデオ雲台をお探しの方の参考になれば幸いです。

記事の内容が良かったら、ぜひSNSなどでシェアをよろしくお願いします!

スポンサーリンク

この記事をシェアする

記事についてのご感想・ご質問、受付中!

分かりやすい記事になるように努めてますが、「こういうことを知りたかった」「ここについてもうちょっと詳しく教えて」など、当記事について質問や知りたいことがあれば以下のツイートボタンからお気軽にお送りください。自動的に記事URLが入りますのでそのまま質問内容を最上部に記入してください。できるだけ早く返信させていただきます(質問が多い場合はお時間をいただくことがあります)。

ご質問は無料。質問はもちろん、「役に立った!」「面白かった!」など、お褒めの言葉だともっとうれしいです!

記事を少しでもより良いものにするためにご協力をお願いいたします。

このブログ「スーログ」を購読する

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう。
最新記事をお届けします。

● 最新記事をRSSで配信中です。feedlyへの登録はこちらから。

twitterでの情報発信、YouTubeで動画レビューも公開してます。チャンネル登録もよろしく!