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ベランダ苔に、ミニケルヒャー
ベランダの苔や汚れが気になるけれど、掃除が面倒だったり、高圧洗浄機の収納場所に困ったりしていませんか?
そんな悩みを解決するのが、ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機「K MINI」です。軽量・コンパクトでありながら、しっかりとした洗浄力を備えており、狭いスペースでも手軽に使えます。この記事では、実際にK MINIを使用した体験談を交えながら、その魅力を詳しくご紹介します。
我が家の2階のベランダには苔が生える
2階のベランダの白い壁。放っておくと苔が生えてくる。その苔をジャパネットで買ったケルヒャーJTK28で洗浄したのが7年前(→レビュー記事はこちら)。
再び苔がはびこるようになったので、今度はよりコンパクトな高圧洗浄機『ケルヒャー K MINI』を使って洗浄してみることにしました。苔の除去だけじゃなく、長いこと溜まった汚れや排水管の入り口に溜まった枯れ葉、網戸や窓の掃除にも最適でした。
ちなみに、K MINIは2021年に購入したもので、2022年4月からは水道ホース3mと折りたたみ収納ケースが付属する『K MINI プラス』シリーズなどが販売されてます。
7年でベランダ苔、再び
2階のベランダ、内側の白い外壁に緑色の苔が再び生えてきました。
緑色の苔。外壁が白なのですごく目立ちます。
雨水が流れる側溝にもたくさんの苔が生えました。ちなみに、外壁の外側には苔はありません。うちのベランダには湿気が溜まりやすいのが原因だと思います。
K MINIとJTK28 スペック比較
K MINIのパッケージ。
K MINIの同梱物。本体、アクセサリー収納ケース、ショートトリガーガン&プレミアムフレックス高圧ホース(5m)、ショートバリオスプレーランス、ショート延長ランス、電源コード収納クリップ、本体側カップリング、説明書。
蛇口側のカップリングは別売りです。初めて購入する方は必須ですので一緒に用意しておくと良いでしょう。
背面にアクセサリー収納ケースがあります。ここにランス2つを一緒に入れることも可能なので、かなりコンパクトに収納することができます。これはK MINIのナイスポイントの一つ。
JTK28(左)とK MINI(右)。こうやって並べると、K MINIのコンパクトさが際立ちます。
使用一覧の比較はこちら。
仕様 | JTK28 | K MINI |
---|---|---|
消費電力 | 1250W | 1000W |
常用吐出圧力 | 2〜7.5MPa | 6MPa |
最大許容圧力 | 10MPa | 9MPa |
常用吐出水量 | 310L/h | 270L/h |
最大吐出水量 | 360L/h | 330L/h |
給水温度 | 最高40℃ | 最高40℃ |
長さ×幅×高さ | 402×233×310mm | 280×233×295mm |
重さ | 4.6kg | 3.9kg |
定格使用時間 | 最大1時間 | 最大1時間 |
防水性能 | IPX5 | IPX5 |
音圧レベル | – | 72dB |
吐出圧力や水量は若干JTK28の方が上回ってますが、一般家庭で使うならK MINIも十分なスペックです。実際、うちで使ってみましたが全く問題ないレベルの水圧でした。
動作音は圧倒的ではないですが、K MINIの方が格段に静かです。ただ、静かと言っても高圧洗浄機なので結構なボリュームは出ます。ご近所さんのことを考えると、お昼に作業するのがベストでしょう。
トリガーガンにランスを装着した状態の長さ比較。
K MINI(上)が約60cm、JTK28(下)が約86cm。
広い場所で使うなら問題ないですが…
2階のベランダだとJTK28は大きすぎます。実際に使うときはJTK28はかなり斜めにして使う必要がありました。一方のK MINIも多少は斜めにする必要がありますが、26cmも短いので取り回しは格段にしやすかったです。
2階ベランダでのセッティング方法
電源は2階の洗面台から延長コードで確保。コンセントの延長コードはNICOH防雨ソフト10mを使ってます。
水道のホースは、庭の水道に蛇口側のカップリングをつけて接続し、庭の物干し竿の先に水道ホースをくくり付けて二階にいる人に渡す。そこからK MINIまで持ってきてジョイントホースで接続します。
K MINIはバケツに入れた「ため水」でも利用できますが、水圧が弱くなるので水道から直接確保するようにしてます。
K MINIの使用方法と洗浄効果
接続がうまくできれば、あとの使い方は簡単。
ショートトリガーガンにショート延長ランスを取り付け、水道の蛇口を全開にして電源をオンにすれば、トリガーガンのレバーを握るだけで水が出てきます。

上記画像の一番上がショート延長ランスのみ。水がジョボーっと出てくるだけです。高圧洗浄するには付属のショートバリオスプレーランスを繋げます(上から2番目)。先端を回すと低圧から高圧まで圧力調整が可能。いろんな場所の洗浄で使えます。
ショートトリガーガンに直接ショートバリオスプレーランスなどのアクセサリーは接続できません。直接接続できればよりコンパクトにできるんですけどね。
動画レビュー K MINI 使用してる様子
YouTubeに使ってる様子を動画でアップしてます。どれぐらいの落ち方なのか、動画で確認できます。
アフター:2階のベランダ洗浄完了
あとはひたすらショートバリオスプレーランスでベランダの苔を落としまくりました。あまり近づけすぎると床や外壁、側溝を傷つけることになるので、最低でも10cmぐらいは離して使いました。
小一時間で作業終了。
苔がキレイになくなって本来の白さを取り戻しましたー!
あー!キレイ!スッキリ!
側溝には若干苔が残ってますが、あまり近づけすぎると家の素材自体を傷つけることになるので、ほどほどに作業しておきました。また汚れたら洗い落とせば良いですし。
ケルヒャーの高圧洗浄機は2台目ですが、正直、こちらのコンパクトなK MINIの方が気に入りました。特に、狭いベランダではコンパクトなK MINIがより最適でした!JTK28も気に入ってたんですが、初めての高圧洗浄機だったのでパワーの感じが分からずに庭のウッドデッキの表面を削っちゃったことも。
なので、初めて高圧洗浄機を使うなら、若干圧力は弱いもののコンパクトで使いやすいK MINIの方が良さそうです。
K MINIの収納性と使い勝手
K MINIは、ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機の中で最もコンパクトなモデルで、棚の一角や洗面台の下などの隙間スペースに収納できます。トリガーガンやノズルなどの付属品がすべて収納できるケース付きで、付属品をなくさずにコンパクトに収納可能です。収納ケースは取り外しも可能で、持ち運びや片付けもラクに行えます。
また、トリガーガンからノズルの先までの長さが約55cmと、従来品より約20cm短くなっており、密接した住宅の外壁や狭い駐車場、ベランダのような狭小場所でも身動きがラクにとれ、洗浄の幅も広がります。高圧ホースやトリガーガンなども軽量化されており、手元が軽く、より快適に洗浄できます。
まとめ:K MINIは初めての高圧洗浄機にもおすすめ
K MINIは、初めて高圧洗浄機を使う方にもおすすめのモデルです。
コンパクトで軽量ながら、家庭用として十分な洗浄力を備えており、ベランダ掃除や外壁・車の洗浄にも活躍します。
「高圧洗浄機は大きくて置き場所に困る」「重くて使いにくそう」といった悩みを抱えていた方にこそ試してほしい製品です。
使わないときは専用の収納ケースでスッキリ片付けられるため、アパートやマンション住まいの方にもぴったり。
掃除のストレスが減るだけでなく、「もっと早く買っておけばよかった」と思える一台です。
補足:K MINIの購入について
※現在「K MINI」はAmazonなどで「K MINI プラス」や「K MINI Plus」として販売されています。
これは通常のK MINIにバリオスプレーランスやフォームノズルなどが追加されたAmazon限定モデルで、基本性能は同じです。K MINI単体は市場から消えつつあるため(ケルヒャー公式にはまだちゃんとK MINIは現行モデルとして掲載されています)、実質的には「K MINI Plus」が現行モデルとなります。