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洗車機だけでは落とせない細かなところもピカピカにする!
洗車するならガソリンスタンドの洗車機(布)で!これがここ10年ぐらいの僕の常識でした。
車通勤してた頃は最低でも月に1回は洗車してましたが、独立してからは自宅を事務所にしてるので車に乗る機会が激減。そのため、車の洗車も半年に1回ぐらいに…。
ふと気がついたらうちのオデッセイには、汚れだけでなく窓の縁に苔が生えてました・・・。
これじゃさすがに、たまに乗るときに気持ちが良くないので、ケルヒャーのフォームノズルを使って泡洗車してみることにしました。
さらに、窓やボディの溝にたまりまくってる汚れと苔もきれいにするために大小ブラシも準備してみました。
ビフォー:汚れと苔が溜まりまくった車
車の窓ガラスの縁部分。汚れだけでなく緑色に見えるのが苔です。
窓ガラスの上の溝。ここにも汚れが詰まってます。
ボディの溝にも汚れが詰まってます。こういう溝の汚れは洗車機ではまず落ちません。
洗車機を通した後の拭き上げ時にタオルで落とすぐらいしかやってなかった(半年に1回程度)ので、汚れが溜まりまくってます。
オデッセイの後ろのドアを開けた上部分の溝には苔がびっしり…。
タオルじゃ細かいところまで拭けなかったのでこんな状態になってしまいました。
ケルヒャーのフォームノズル洗車!用意したもの
今回の泡洗車のために用意したのがこの4つ。あと、ケルヒャーの高圧洗浄機も。
泡洗車に不可欠な『Autobrite Direct 英国製「マジフォーム」洗車傷防止 高濃縮 スノーフォーム カーシャンプー』。
粘性の強い泡で汚れを吸着し、泡の粘膜で擦らず洗車ができるカーシャンプーです。専用のフォームランスと組み合わせれば、まるで雪のような泡で洗車することも可能です。
今回はケルヒャー付属のフォームノズルでやったので、専用のフォームランスは未購入です。また、マジフォームはコーティング車専用のカーシャンプーではありませんが、ディーラーコーティングなどであれば問題なく使えます。
オデッセイは購入当時コーティングがしてありましたが、もう15年以上経過しているので気にせず使いました。
溝の汚れと苔を落とすために買ったのが『ハンディクラウン(Handy Crown) 洗車ブラシ B&Y やわかるバーブラシ ボディー用』です。コーティングされた車にも使える柔らかなソフトブラシです。
ケルヒャーの高圧洗浄機にも洗車用のブラシが付属してますが、ちょっと硬かったのでこっちを使いました。
リアのドア上の苔と汚れを落とすために買ったのが『チャミ 洗車ブラシ ディテールブラシ パーツクリーニングブラシ ホイールブラシ 5本セット 豚毛』。トリムやエンブレムなど細かい部分の汚れを取り除くブラシです。
先端の太さが違う5サイズのブラシがワンセットになった洗車ブラシ。車だけでなく家の細かな掃除にも使えると思って買いました。
このブラシ、2019年に購入してからもう5年ほど使ってますが使い勝手が良すぎです。使い方は車だけにとどまらす、家の中の溝やカメラの溝など細かなところを掃除するのに最適です。一家にワンセットあると超便利ですよ!
ケルヒャーのフォームノズルで泡洗車!
まずは、マジフォームの説明書にある通りにフォームランスで使用する際の「マジフォーム1:水10」の洗浄液を作ります。
うちの車の場合は汚れがすごかったので、「マジフォーム2:水8」ぐらいの割合にしてみました。
水を入れて泡洗浄液の完成。
結論から言うとちょっとゆるかったです。泡がサーッと流れ落ちたのでもっと濃くて良かったかも。ケルヒャーのフォームノズルで使う場合は「マジフォーム5:水5」ぐらいでも良さそうです。
まずは、ケルヒャーで車全体に水をかけて汚れや泥を洗い流します。
次にマジフォーム。
オデッセイにマジフォームをかけてみました。「マジフォーム2:水8」だとこんな感じの粘り気です。
泡にはねっとりとまとわりつくような粘り気が出てません。
ちなみに、マジフォーム本来の泡はこんな感じ(専用のフォームランス使用)。シェービングクリームのような泡ですね。すごい。
もっとマジフォームを濃くすれば、こんな泡になって粘着時間が長くなり十分な洗浄効果を発揮してくれます。
マジフォームで落ちない汚れはブラシで!
15分ぐらい放置してからボディの溝という溝を全部ブラシで洗います。
マジフォームでもこびりついた苔までは取れないので。
まずは窓からブラシでゴシゴシ。
ドア横の溝もブラシでゴシゴシ。
ちょっと洗っただけでこんなに汚れが落ちてきました。緑っぽい色は苔でしょうね。
ブラシ自体は以下の特徴があってとても使いやすいです。
- ブラシが柔らかいのでボディに傷がつかない
- ハンドルにはウレタンが巻いてあるのでボディに当たっても安心
- ブラシが大きいので一度に洗える面積が広い
ただ、左手にカメラを持って撮影してたため、ブラシを持ってた右手の握力が持っていかれました。
両手交互に使うと疲れにくいです。
ひと通りブラシで擦って汚れが落ちたら、大量の水で洗い流します。長い時間放置すると汚い泡が定着するので注意が必要です。
あとはタオルで拭き上げ。
ボンネットを開けると泡の残りが付いてました。
泡は放置してれば消えるので軽く拭き取っておきました。
ボディには数カ所、このような汚れが残ってました。
マジフォームの濃度が低かったからのか。それともうちの車が汚れすぎてたのか…。拭き上げたらきれいになりました。
これぐらいの汚れが残っている場合は、もう一度普通のカーシャンプーで洗ってもいいですね。
アフター:泡洗浄とブラシでピカピカ!
全部拭き上げたら洗車完了!約半年ぶりぐらいにピッカピカになりました!
2年前に落としたヘッドライトの黄ばみもまだ大丈夫。クリアな状態を保ってます。
【検証】ヘッドライトの黄ばみ(くすみ)を落として1年後。コーティングはどうなった?再発は?
天井もピッカピカ。
【ビフォー】こんなに汚かった窓の縁が…
【アフター】緑色の苔が全部きれいに取れてピッカピカ!
【アフター】汚れも全部きれいに取れました!黄色い柔らかブラシが細かなところまで入り込んでくれたおかげ。
【ビフォー】窓ガラス上の溝も…
【アフター】細かな汚れが全部なくなりました!
【ビフォー】ボディの溝の汚れも…
【アフター】溝という溝の汚れが消えました!
【ビフォー】リアのドアを開けた上の溝も長めの細いブラシでゴシゴシ。洗い流す水は霧吹きを使いました。
【アフター】細いブラシのおかげで苔が全部取れました!
泡洗車やってみた感想
オデッセイ購入時には、ボディ表面にはディーラーコーティングが施されてまして、洗車は水洗いのみ。
数ヶ月は自宅の駐車場で水洗いしてましたが、その後はガソリンスタンドの洗車機で水洗い。
しかも溝などはブラシでこすったこともなかったので、もう10年分以上の汚れが溜まってました。おまけに苔も…。
今回、初めてケルヒャーの高圧洗浄機を使って洗車してみましたが、結果に大満足です!
フォームノズルを使って泡洗車も初めてだけど楽しかった。
マジフォームも本来はもっと濃くすれば擦らずに洗車ができるんですが、うちのオデッセイの汚れはそれ以前の問題だったようです。汚すぎですね。
時間と手間はかかりますが、ガソリンスタンドの洗車機よりはるかにきれいになりました。洗車した!という満足感が半端無い。
熊本では阿蘇山の火山灰が熊本市内にも降ることが増えてきてるので、また近いうちにマジフォームで擦らない洗車を試してみるつもり。
今度はもっとマジフォームの割合を増やしてやってみます。
洗車が楽しくなる、おすすめのグッズですよ。