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ソニーの新提案イヤホン『LinkBuds(WF-L900)』実際に使ってみた感想
ソニーから穴の空いた新提案イヤホン『LinkBuds(リンクバッズ)』が発表されました。
早速いろんなニュースサイトやテレビ番組でも大きく取り上げられててみんなが注目してるようですね。
ソニーさんから発表日の2022年2月16日から1週間お借りすることができたので、実際に使ってみた感想をまとめてみました。
商品貸出:ソニーマーケティング株式会社
まずは、1日使ったファーストインプレッションです。
結論からいうと、普通の完全ワイヤレスイヤホンとは違うので、購入する際にはいくつか注意点が必要ということです。
LinkBuds 動画レビュー
1日使った感想をファーストインプレッションとしてYouTubeに公開してます。
音漏れ具合やポロッと耳から落ちるシーンなども確認できます。
▼ LinkBudsキタ!聞きながら聴けるソニーの新提案イヤホン!ファーストインプレッションまとめ。周囲の音を聞きながら耳読が捗りそう
LinkBuds 特徴と開封レビュー
プラスチックを使わない紙素材のパッケージ。
ソニーのヘッドホン・イヤホンではWF-1000XM4で初めて採用されました。
イヤーピースやケーブルを入れるポリ袋、プラスチックのトレイなど、プラスチック素材だったものが全て紙素材になってます。
フィッティングサポーター(XS、S、M、L、XL 各2)、充電ケース、USB-A – USB-C ケーブル(約20 cm)、保証書類。
説明書は左上のパッケージについてるQRコードを読み取ってネット上で確認できます。
LinkBudsの主な特徴は…
- 耳をふさがない開放的なリスニングスタイル、イヤホンをしていても周囲の音が明瞭に聞こえる
- コンパクトで圧迫感のない開放的な付け心地
- 人間工学に基づいた高い装着性。5サイズのフィッティングサポーターと本体部で保持できる
- AIのノイズ除去により自分の声を通話相手にクリアに届ける
- イヤホン本体はもちろん、ワイドエリアタップ機能搭載で耳周りの顔部分(もみあげ部分)をタップして操作も可能
- 本体のみで5.5時間、ケース充電込みで合計17.5時間のバッテリー
- 10分充電で90分再生可能のクイック充電にも対応
- 独自開発技術「DSEE」によりオープンな構造なのに音が良い
- IPX4相当の防滴性能
レビュー動画内でも言ってますが、
- 2台同時接続のマルチポイント
- ワイヤレス充電
は搭載してません。
2022年2月18日現在の価格は23,100円。この価格ならマルチポイントとワイヤレス充電は搭載して欲しかった。
発売は2022年2月25日です。
充電ケースを開けると、普段から使い慣れているものとは全く異なる形状のイヤホンが出てきます。
イヤホンをセットしてる状態では、充電が95%以上の時は手前のLEDランプがグリーンに点灯し、94%以下だとオレンジに点灯します。
穴の空いてる方を耳の中に入れて使います。
フックのような半透明のパーツがポヨっと飛び出してるのが「フィッティングサポーター」です。
自分の耳にあった適切なサイズのものを装着します。
正直、最初はうまく装着できたのか不安になります。
新しい形状のイヤホンなので、最初の数回は三面鏡などの鏡を見ながらやると安心です。
充電ケースの背面。「ペアリング/初期化/リセット」ボタンと、充電ケースを繋いで充電するUSB Type-Cの充電端子。
良い点 悪い点
1日使ってみた感想としては…
- ● 良い点
-
- 軽いし、普通に周囲の音が聞こえるので耳につけてることを忘れる
- たくさんのイヤホンを使ってきた結果、外音取り込みはAirPods Proが最高だと思ってます。ただ、今回は当然ながら穴が空いてるのでLinkBudsの勝ちかなーと思ったんですけど、実際に聴き比べてみたら外音取り込みのレベル自体はAirPods Proよりほんの少し優れてる程度でした。ただ、外音取り込み中に喋った時の自分の声の篭り具合についてはLinkBudsの方がより自然でした。(穴がないのにAirPods Proの外音取り込みが自然すぎることの再確認になった)
- 口を動かしたときの咀嚼音も気にならない
- 蒸れにくいし耳を圧迫するような感じもない
- 本体をタップして操作できるのはもちろん、ワイドエリアタップで耳周辺の振動を感知してタップ操作することができる→もみあげタップで操作可能!
- 音質は穴が空いてるのでスカスカかなと思ったんですが、予想以上に良い!フラットですけど、全体の解像感もなかなか良い
- 「Sony | Headphones Connect」アプリのイコライザーで多少低音を強くすることも可能
- ● 悪い点というか気になった点
-
- 穴は空いてても再生してる音楽や動画のボリュームが大きいと、外の音はほぼ聞こえません、これはまぁ当然ですね。
- 爆音で曲を再生してると音漏れは当然ながら大きい。iPhoneだとボリュームが40〜50%を超えるとかなり音漏れする→通勤電車とか周囲に人がいるところでは快適な音量で音楽は楽しめない
- ボリュームは25%以下じゃないと外の音は聞こえません
- 価格がソニーストア価格で23,100円(2022年2月16日現在)ということ考えると、「2台同時接続のマルチポイント」「ワイヤレス充電」を搭載してないのは残念
ファーストインプレッションは以上です。
最近、本を読み上げてくれるオーディブル使うことが多くなったんですが、このLinkBudsは周囲の音も聞けるし、ネックスピーカーより音漏れが少ないので、本を聞く耳読が猛烈に捗りそうな気がしてます。
これ、1週間ほどソニーさんからお借りしてるので、さらに良い点悪い点があればまた別でまとめます。
仕事中に周囲の音を感じつつ、小さな音量(iPhoneだと25%以下じゃないと外の音は聞こえない)で音楽や音声コンテンツを楽しみたい人には最適なイヤホンです。
あと、1日使ってる最中にも数回耳からポロッと落ちたので、外で歩いたり走ったりしながら使う際はかなり注意しないと落として無くすか壊れます。ご注意を。