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EOS R5/R6のカメラプロファイルがサポートされてないLightroomはもう使えない
この度、写真のRAWファイルを現像するソフトをAdobe Lightroom ClassicからCapture One 21に移行しました。
RAW現像するようになってから長いことLightroomを使ってたんですが、EOS R5/R6に写真用のカメラを移行してからどうも色が汚く見えるように…。
色々調べてみると、Lighroomではここ最近のキヤノン機のプロファイルがサポートされなくなってるようで、写真がどうも汚いのはこのせいだということが判明。
Lightroom ClassicとCapture Oneの写真の違い
試しに、同じRAWファイルをLightroom ClassicとCapture Oneで比較してみました。
Capture Oneは30日の無料トライアルがあるので手軽に試すことができます。
Lightroom Classicの画面。撮影カメラはEOS R5。
前述のごとく、Lightroom ClassicではEOS R5のプロファイルがまだサポートされてないので、Adobe系のプロファイルしか使うことができません。
そしてこれがCapture Oneの画面。
Capture Oneではちゃんと「Canon EOS R5 Generic/ProStandard」があり、自動的にプロファイルを割り当ててくれます。
写真だけを比較してみると…
どっちの色がきれいですか?
上がLrC(Lightroom Classic)で下がCapture Oneです。
Capture Oneの方が床の質感や色あいをとてもきれいに表現してくれてます。
移行するにあたって、いろんな写真を比較してみたんですが、ほぼ全てにおいてCapture Oneの方が発色がより自然で美しいことが判明。もちろん、色々設定をいじればCapture Oneの画質に近づけることは可能ですが、何十枚何百枚の写真を一つ一つ設定する手間は正直かけられません。
というわけで、これからはCapture OneでRAWファイルを現像していきます。
LrCも使い勝手が良くて気に入ってたんですが、ここまで写真の見た目が変わっちゃうともうLrCには戻れないです。
Capture OneのインポートフォルダをLightroomのように日付にする方法
Capture Oneを使うようになって、最初にやったのがインポートするフォルダのカスタム。
デフォルトの状態だと、指定したフォルダにぜーんぶひとくくりにしてファイルが入っちゃうので、後で管理するのがとても面倒。
というわけで、LrCのように日付フォルダに格納できるように設定して使ってます。
設定方法は簡単。
インポート画面の「保存先」→「サブフォルダ」の右にある「…」をクリックします。
サブフォルダトークンが開くので、「イメージの年(yyyy) \ イメージの年(yyyy) – イメージの月(MM) – イメージの日(dd)」と、下にあるトークンをクリックして設定します。
左がLrCの保存フォルダ、右がCapture Oneの保存フォルダ。
Capture OneでもLrCと同じように日付フォルダに保存できるようになりました。
これで後でファイル管理するときも簡単です。
完全移行して1ヶ月以上つかてますが、明らかに現像の手間が減った上に画質も良くなりました。
EOS R5/R6などの最新のキヤノンカメラをお使いの方で、Lightroom Classicだとどうも色が汚いなーと感じてた方は、一度Capture Oneをお使いになることを強くオススメします。