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昨年末から使いはじめてるPeak Designのストラップ『スライド アッシュ SL-AS-3』。
Peak Designのおすすめストラップ『スライド アッシュ SL-AS-3』レビュー 長さをすぐ変えられるのが超便利!
掛け心地よし、長さをすぐ変えられるので機動性もよし、さらには見た目もよしと、文句のないカメラストラップです。
付属していた小さな丸いコネクター「アンカー」も、簡単にカメラから取り外しができるのでかなり重宝してます。使わない時にすぐストラップを外せるのもいいですね。
ただ、僕が購入したストラップに付属していたバージョン3は、リコールの対象になってます。
バージョン1と3のアンカーは要アップデート
これが所有しているバージョン3のアンカー。ストラップに付属してたもの。
アンカーのアップデート情報は、日本での代理店である銀一さんのホームページで情報公開されてます。
改良点の一つとして、アンカーのコードを旧バージョンよりも細くしました。これにより、三脚プレートにコードを挟んでアンカーを固定したり、カメラのストラップホールに直接アンカーをくくりつけられるようになりました。
<中略>
それにより、コードが想定よりも早く摩耗してしまう問題が数件発生しました。この問題の責任は我々にあります。
Peak Designよりアンカーアップデートのお知らせ – 銀一株式会社
バージョン3で使いやすさを向上させるために細くしたら、摩耗がより早く進んでしまったという報告が7件発生。実被害については不明ですが、ピークデザインとしてはこの品質ではダメということで、無償アップデートということになったようです。
いいですね、この精神。
アップデートの対象になっているのはバージョン1と3のもの。
こうやって比べてみると、バージョン3の細さが特に目立ちますね。
必要事項を入力して申し込みが完了したのが2018年11月末でした。(現在は銀一での受付は終了し、Peak Design本体での受付になってます。)
『アンカー』バージョン3と4の比較写真
申し込み完了から約2ヶ月後。ポストに封筒が投函されてました。
開封してみると、4つ入ったパッケージが3つ入ってました。合計で12個も入ってる…。
アップデートの申し込み時は、「V1・V3のアンカーはいくつお持ちですか?」の質問に、確かに「4」と記入しました。
送られてきた封筒にも数量(QTY)にはちゃんと4の数字が…。
これは一体どういうことだ?と思いましたが、送り返すのも違うかなと思ったので、ありがたく使わせていただく(そんなに必要ないから保管する)ことにします。
「これ使うならビデオ見てね」と書いてあります。そのリンク先はこちら。
4つのバージョン4のアンカーとリングが2つ。
カメラのストラップリングが小さい場合は、付属のシルバーのリングを通してそこにアンカーを接続します。
左がバージョン4で右がバージョン3。ケーブルの太さが全然違います。
バージョン4にはピークデザインのロゴは片面にしかありません。一方のバージョン3は両面についてます。
ケーブルの太さが倍ぐらい違います。
バージョン3はほんのちょっと表面がほつれたような感じがあり、ちょっと不安ではありました。
ケーブルを実際に触ってみるとバージョン3に比べてかなりガッチリしてます。バージョン3はふにゃふにゃした感じがありましたが、バージョン4にはそんな感じは一切なし。
安心感はかなり向上してます。
ただ、バージョン3をカメラと三脚プレートの間に挟んで使ってた場合は、バージョン4では太すぎて替わりにはなりません。
バージョン3もそんなに簡単に切れるわけではないので、ミラーレス一眼やコンデジぐらいならバージョン3、大きいレンズを付けた一眼レフにはバージョン4と、使い分けるのが良さそうです。
ピークデザイン、このリコール対応は素晴らしい。ますますファンになりました。