スコープで耳垢がどこにどれだけあるのか丸分かり!
以前、耳の奥からガサガサと音がするので耳鼻科に行ったら...、というエントリーを書きました。
治療体験|耳の奥からガサガサと音がするので耳鼻科に行ったら...
病院で診てもらったんですがスコープカメラがあったわけではないので、その状態を自分の目で確認することができず...。症状はなくなったんですが、なんとなく消化不良に。
それからは、耳掃除を頻繁にやらなくなったので耳の奥からガサガサと音がすることはなくなりましたが、その分久しぶりに掃除した時の汚れが目立つようになりました。
というわけで、1ヶ月間に数回しか耳掃除をしない耳の中がどうなってるのか確認したかったので、ずーっと気になってた耳用のスコープを買ってみました。
130万画素の内視鏡機能付きの耳かきを購入
今回購入したのは、Amazonでレビュー数が多くて評価も高い『Magsbud 耳かき カメラ WiFi電子耳鏡』です。
Amazonには中国メーカーの同じような製品がたくさんありますが、iPhoneやMacでも使えて(AndroidやWindowsでも使えます)評価が高かったこれを買ってみました。
ちょっと安っぽいケースに入って届きました。
パッケージ一覧。左からUSBケーブルがついてるスコープ本体、iPhoneなどとWi-Fi接続するための発信機、microUSBとUSB-Aの変換ケーブル、英語の説明書、耳かきパーツとクリーニングクロス。
Wi-Fi発信機の片方にはmicroUSBの充電端子があります。Wi-Fiで使う場合は、ここにモバイルバッテリーなどを接続して使います。
モバイルバッテリーなし時の使用時間の記載はどこをみても見当たらず。20分ほどはモバイルバッテリーなしでも普通に使えました。長時間使う時はモバイルバッテリーは必須かも。
もう片方には、電源ボタン、LEDライト、カメラの接続端子(microUSB)があります。
カメラを接続して電源ボタンを押すと、LEDライトが点灯して使用可能になります。
電源ボタンは、1回押して電源オン、2回連続押しで電源オフ、3秒ほど長押しでLEDライトがもっと明るく点灯します。
スコープカメラの端子はUSB-A、USB-C、microUSB、の3in1形式になってます。
iPhoneでの内視鏡カメラの使い方
注意!ここから先に、耳の中の汚い写真が数枚あります!見たくない人は、ここから先は見ないでくださいね。
Wi-Fi発信機にカメラを接続して、電源ボタンを1回押します。
iPhoneでApp Storeにアクセスして「YCamera」をインストール。
Wi-Fi発信機がオンになっていれば、iPhoneのWi-Fi設定画面で「Endoscope?*****」というネットワーク名が表示されるので、それをタップして選択。
Wi-Fi通信機のLEDと、スコープ先端のLEDが6つ点灯します。
スコープ先端の明かりの調節はケーブルの途中につまみがあるのでそれで調整が可能です。消灯もできます。
iPhoneのYCameraを起動します。横向きで使います。
きちんとカメラと接続できていれば、ここにスコープの映像が映し出されます。
購入前はスコープなのでちょっと面倒なのかなと思ってましたが、要は先端にLEDライトが付いてる単なるUSBの小型カメラです。
まずは耳の中にそーっといれてみます。その時点で上下左右を確認すると分かりやすいです。
早速、赤矢印の先に耳垢を発見!これを付属の耳かきを使って取ってみました。
内視鏡で見ると大きく感じましたが、実際に取ってみたらほんの数ミリの小さな耳垢でした。
続けて奥へ進んでいくと...。
耳の壁面にこびりついた耳垢と浮いてる耳垢が見えてきました。
きたねー!流石に毎日掃除してないから汚れがひどいですね。
スコープの先端に取り付ける耳かきは2種類付属してるんですが、それだとちょっと取れにくくて耳が痛かったので、綿棒で取ることにしました。
上の写真に写ってた大きな耳垢。実際に取ってみるとこれぐらいの大きさでした。
内視鏡カメラをMacと接続する方法
iPhoneと接続するよりもMacなどのパソコンで使う方が簡単でした。
カメラをUSBでMacに接続。カメラはバスパワーなので別電源は不要です。
説明書によると、Macの場合は「Photo Booth」「QuickTime Player」「VLC」のいずれかを使うようにと書いてあったので、今回はQuickTime Playerを使ってみました。
QuickTime Playerを起動してメニューから「新規ムービー収録」を選択します。
表示されたウィンドウの赤い録画ボタンの右側にある小さな下矢印をクリックすると、カメラとマイクを選択できるので、カメラを「HP HD Camera」にします。
すると内視鏡カメラの映像が映し出されるので、大画面でも確認できるようになります。
実際に使ってみた感想 まとめ
初めて耳用のスコープを買ってみましたが、もっと難しいものだと思ってただけに、意外と簡単にiPhoneと接続できて拍子抜け。
Wi-Fi接続時の遅延などもほとんどなく、さらに左右反転や180度回転もできるので、カメラを持った時の上下左右も簡単に調整ができます。
写真と動画の撮影もできるので、人に見せたい場合も問題なし。画面解像度は「640 × 480」「1280 × 720」「1600 × 1200」の3つから選択可能。
Macでも簡単に使えるのはいい。MacにつないでQuickTime Playerを起動すればすぐ使えます。こっちの方が定着しそう。
画素数は130万画素とあまり鮮明には映りませんが、しっかり耳の奥の鼓膜まで確認することができたのでこれぐらいで十分でしょう。価格も安いし。
デメリットとしては、
- 使用時にLEDライトの周りがちょっと熱くなる
- 付属の耳かきが使いにくい
ということぐらいですかね。
1に関しては、手で触るとほんわか暖かいぐらいですが、耳の中は敏感なのかかなり熱く感じます。
2に関しては、僕の耳にはちょっと硬くて痛く感じました。そのため、一人で掃除するのはちょっと難しかったです。
今回撮影した上記写真は、iPhoneを持って耳の中を確認しながら、妻に綿棒で掃除してもらったものです。一人でやるにはちょっと慣れが必要かなと思いました。
家族でワイワイと耳の中をチェックし合うのは楽しかったですよ。
耳の中がどういう状態なのか知りたい方には安くてオススメのスコープです。
内視鏡スコープについてはもう1つ別のものを購入してるので、そっちも後日レビューする予定です。お楽しみに。
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