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地震の時に棚からの落下を防ぐ方法
2016年4月に発生した熊本地震。
最大震度7を2回も観測した、人生で最大級の自然災害でした。僕が住んでる地域は1回目が震度6弱、2回目が震度6強。
1回目の震度6弱直後の様子はこちら。
2026年4月14日 熊本地震 最大震度7 熊本市内 震度6弱の被害状況
まさかこの翌日にさらに強い震度6強に見舞われるとは…。
家自体には特に大きな損傷はなかったんですが、震度6弱の時より部屋の中がすごいことに…。
震度6強で棚からものがほぼ全て滑り落ちた
激しい横揺れと縦揺れのせいで、棚からはモノがほぼすべて滑り落ちました。
地震対策を何もやってなかったので、この棚に載せてた本や製品の空き箱、資料関係が一瞬で飛び出しました。
かろうじていくつかものは残ってますが、ほぼ全て滑り落ちてしまいました。
机の上には棚から落下した物が散乱(ほんのちょっと整理した後)。
棚からの落下物は床全てを覆いつくしてました。
キッチンの棚には扉があったのでお皿の被害は少なくて済んだんですが、それでもいくつ化の皿が飛び出し、砂糖なども散乱してました。
棚からの物落下防止に滑り止めマットを2種類設置
熊本地震から2年半が経過しまして、これまで「やらなきゃ、やらなきゃ」と思ってた、棚への滑り止めマット(シート)の設置をやってみました。
なぜ2年半経過した今の時期かというと、最近仕事部屋のDIYを行いまして、棚が大幅に増えから。
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また震度6以上の地震が発生した場合、棚が増えたことによりさらに酷い状況になってしまうことが簡単に予想できるので、棚の色に合わせて2種類の滑り止めシートを買ってみました。
ダーク系の棚に最適な多機能滑り止めシート
まず一つ目。
滑り止めマットはたまに百均で買って使ってましたが、サイズが小さいのと厚みが足りなかったので、100×92cmの『Siivton 多用途すべり止めマット・シート』を使ってみました。
左が今回購入した滑り止めマット。右は百均の滑り止めシート(薄いタイプ)。
百均にも厚めの滑り止めシートは売ってありますが、サイズが小さいので大きなスペースに1枚で設置したい場合などはこちらの方がいいかも。
目の細かさに違いはありますが、素材は百均の厚めのタイプと大きな違いは感じません。ただ、うちの近所の百均には厚いシートが売ってなかったので、Amazonでも評判がいい大きめのこちらを購入しました。
ハサミでカットして好きなサイズで使えます。
設置する棚板に合わせて、65×10cmを4つ用意しました。100×92cmの大きさなので、これだけ使ってもまだまだ残ってます。
棚全体ではなく半分ほどを覆う感じで敷いてみました。これでも滑り止め効果は十分あります。
さらに、滑り止めマットを細かくカットしたものもたくさん用意しました。
製品の空き箱を積み上げてるので、その隙間にも滑り止めマットを敷きました。
空き箱なので落下しても大丈夫ではありますが、中には重いものもあるので箱の下には滑り止めマットを置くようにしました。
その下の資料を置いている棚にも敷きました。
ダーク系の棚なので、ブラックの滑り止めマットが違和感なく馴染んでくれました。
明るい棚には透明のメッシュ滑り止めマット
今回新たにDIYした棚板は、SPF集成材にブライワックスのジャコビアンを薄く塗ったものを使ってます。
ダーク系よりは明るめの棚板なので、透明メッシュタイプの『東和産業 収納シート ノンスリップ 棚シート』を使ってみました。
透明のメッシュ状なので、棚板の雰囲気をそのまま活かすことができます。
厚みはそんなにありませんが、食器などを置いた時の滑り止めとしても使えます。また、ガチャガチャと食器を置く音も軽減できます。
こちらも自由にハサミでカット可能。
薄い茶色の棚板に敷いてもそんなに違和感はありません。
摩擦力は1つ目のマットほどではないですが、必要十分。
本の出し入れ時のスムーズさはなくなりますが、棚から滑り落ちるのは防いでくれます。
メッシュが透明なので違和感は少なめ。上品な感じなので、食器棚などキッチンで使うのもいいですね。
まとめ
ようやく棚への地震対策が完了しました。
最大震度7が2回も発生したので、さすがにそんなに大きな揺れはもう発生しないだろうとタカをくくってますが、たまに震度4の揺れは発生してます。
その度にビクビクしてましたが、これでようやく安心感が大幅にアップしました。
今回紹介した2製品ともに棚からの落下を防いでくれるマットですが、そのほかにも事務所専用の『落下抑制テープ』などもあります。
場所に応じて使い分けると、さらに安心です。