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この機会は絶対逃しちゃいけない
大事な部分が真っ黒に塗りつぶされた文書。
裁判もののドラマや映画はもちろん、現実のリアルなニュースでもよく登場します。
例えば、つい先日も、Netflixの「FOR LIFE」という“冤罪で刑務所に行くことになり、刑務所内で弁護士になって陥れた人に復讐する”という海外ドラマでも出てきました。裁判ものが好きになったきっかけは、ダニエル・デイ=ルイスの「父の祈りを」ですかね。あれ最強。あとは「評決のとき」「真実の行方」「ア・フュー・グッドメン」とかも好きでしたね。裁判ものではないですが、アル・パチーノの「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」はかなり好き。スッキリしたい人におすすめ。
さて、話が大きく脱線しましたが、ここから本題。
シェイプツールは絶対に使っちゃダメ
今回は、Macのプレビュー.appで黒塗り文書を作る方法を紹介します。
「プレビュー」アプリには、機密情報を完全に削除する「墨消し」ツールが搭載されています。このツールを使用することで、黒塗りした部分の情報が完全に削除され、他のPDF編集ソフトで内容が見られる心配がありません。
まずは、黒塗りで間違えやすい方法をご紹介。
機密部分を含んだPDFファイルをプレビュー.appで開きます。
上部にあるメニューから「マークアップツールバーを表示」をクリック。
ここでやってはいけないのがシェイプツールを使うこと。
シェイプツールを使って塗りつぶすと…
「この注釈の背後にあるコンテンツは削除されません」と表示されます。
パッと見は消せてると思っても、PDFを加工できるアプリで開くと丸見えになっちゃうので、機密情報を隠したい場合はシェイプツールは使ってはいけません。
Macのプレビュー.appで安全に黒塗りする方法
じゃ、どのツールを使えば良いのかというと…
「墨消し」ツールを使います。墨消しは、メニューから「ツール」>「墨消し」でも使用できます。
「墨消しした内容は完全に削除されます」と表示され、書類を保存すると墨消しマークが付いている箇所は完全に削除されます。万が一のことも考えてバックアップしておくと安心です。
墨消しツールではPDF文書のテキスト部分をドラッグして選択するたけで黒塗りすることが可能です。
隠したい部分を一通りドラッグして保存すれば、黒塗り文書の完成です。Macのプレビュー.appで簡単に機密文書の黒塗りができました。
一旦保存すると、墨消しした部分は自分でも内容が分からなくなるので、使う場合は慎重に。
代替ソフトウェアの紹介
「プレビュー」以外にも、PDFの編集や黒塗りが可能なソフトウェアがあります。以下はその一例です。
- PDF Expert:直感的な操作でPDFの編集や注釈、墨消しが可能です。
- Adobe Acrobat Pro DC:業界標準のPDF編集ソフトで、詳細な編集機能やセキュリティ設定が充実しています。
- UPDF:シンプルなインターフェースで、PDFの閲覧、編集、注釈、墨消しが可能です。
まとめ
Macの「プレビュー」アプリを使用すれば、追加のソフトウェアをインストールすることなく、PDF文書の機密情報を安全に黒塗りすることができます。
ただし、操作を誤ると情報漏洩のリスクがあるため、正しい手順で「墨消し」ツールを使用してください。
この機会は絶対逃しちゃいけない